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今さらながら映画『さかなのこ』を見たら

たまたま、↓↓の方の記事を読んでいて、話が突如、映画『さかなのこ』の話に。


そして見たいと思ってから、何日か。なんとか2歳児を寝かしつけ妻とようやく見たら、、、すごく良かった。考えさせられた。

原作を読みたくなった。もちろん映画は、フィクション過多だと思うけど、実際のさかなクンはどうだったんだろうかと。

映画は色々な脚色というか、他人の視点が入っていて、見ていて自分はどのタイプかと考えてしまう。

映画の中で出てきた心に残るキャラ

⚪︎女子アナだかなんだか。
 高級レストランでのできごと。
 女子アナのような人を、私は『ドリームキラー』と呼んでいる(昔、誰か言ってた)。人の夢を止めてくる人のこと。でも女子アナの意見は至極自然だと思う。そうドリームキラーとは一見正論を振りかざしてくるからやっかい。さらに言えば、身近な人ほど強いドリームキラーになりがち。女子アナは、さかなクンとは初対面なので、笑う程度だったけど。

⚪︎狂犬
女子アナだかなんだかは、帰ってしまう。このあとの、狂犬の行動が好き。

狂犬は優秀なTVマンになっていた。
狂犬は、なぜ、さかなクンを、呼んだのか。
さかなクンをメディアに出そうととしたんだと思う。でも彼女は同じタイプの仲間ではなかった。この頃から、彼には、あの『さかなクン』が見えていたんだと思う。

⚪︎母
敬服もの。子供を受けいれる度量の大きさ。夫と意見が割れても子供の味方。先生に対しても、同じく味方を貫く。

⚪︎父
タコをシメて、その場で焼いて食べさせた。食べることの冷酷さ、ありがたさを、教えていた。途中からいなくなっている演出も考えさせる。

⚪︎さかなクン(ミーボー)
私たちが知るさかなクンになるまで、いろいろあった。ピースはある程度揃っていたけど、上手くはまらない、完成図だって見えない。

水族館の飼育員をクビになり、寿司屋も打ち込めない。でも、ペットショップは向いていた。

自分に向かないことを1つ見つければ、次に1つ前進する。とは、分かっているけど、落ち込むよね。

ひとつひとつ、飼育員や寿司屋やペットショップと、水槽の依頼、お店のペイント、雑誌のイラスト、加速するようにサカナくんに近づいていく。

自分は、どのタイプか。。わからない。さかなクンの気質も持つし、ドリームキラーもしてしまったことがある。父にもなったし。

自分がやられたからか、ドリームキラーにはなりたくない。常に意識していないと私がドリキラーになってしまう。

私も、息子くんに色々なものを見せよう。好きなもの嫌いなものを発見させよう。


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