ご縁に感謝の1ヵ月|月刊まちのこ2023年7月号
こんにちは、まちのこ団です!
月1回の振り返り記事、【月刊まちのこ2023年7月号】をお届けします。今回は、私たちが行っている3つの事業『移動式あそび場事業』『拠点式あそび場事業』『企画運営事業』の3つに分けて、お伝えしたいと思います。
7月は、4ヶ所にあそびを届け、商店街の夏祭りを楽しみ、ラジオにも出演しました。昨年度に引き続きのお声がけいただいた出動も多く、改めてご縁に感謝の1ヵ月でした。
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コミュニティプレイバス-移動式あそび場-事業
7月は、4ヶ所にあそびを届けてきました。
7月2日(日)OYATOKOあそびのマルシェ(日立市)
7月最初の出動は、日頃からお世話になっているNPO法人ひたち親子の広場さんの40周年(!)記念事業「OYATOKOあそびのマルシェ」。
会場は、滑川交流センターという、日立市の滑川地区にある公民館。体育館もある施設で、屋内外を使って様々なイベントが開催されました。
くす玉割りにはじまり、ひたちなか市に拠点のある和太鼓団体の和奏さんの太鼓演奏、子どもが中心となってつくるお店屋さん、「子どもの幸せ」について実践者と一緒に考えるトークセッション、フードトラックなどもありました。
40年もの間、地域で根付いて活動を続けてこられた「NPO法人ひたち親子の広場」の皆さん。今回、記念すべき周年事業にお声をかけていただき、改めて、スタッフ、参加者、利用者、その他関係者など多くの方々から愛されている団体だということを実感しました。
まちのこ団も、ひたち親子の広場さんのような団体になりたいな、なっていけたらいいな、と思いました。これからもよろしくお願いいたします。
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7月16日(日)ケーズデンキスタジアム(水戸市)
水戸市がホームタウンのJリーグチーム「水戸ホーリーホック」。ご縁をいただきホームゲームにあそび場を届けたのが5月。今回は2回目の出動でした。
1回目の様子はこちらの記事からお読みいただけます。
あそび場の場所は、前回は雨天だったためコンコース内をお借りしましたが、今回はスタジアム場外のチケット売り場前にて展開。
隣には、水戸市発祥のオセロ発売50周年記念コラボレーションイベントブースがあり、本格的なオセロボードやオセロ打ちロボット、オセロのアーケードゲームなどが楽しめるようになっていました。
あそび場もコラボ記念イベントにちなみ、国内外のまちのこ団収蔵のボードゲームを並べてみました。
この日は猛暑日。日中はとても外で過ごせるような気温ではなかったのでしばらくは静かなあそび場でしたが、ボードゲームであそべるエリアに日陰を用意していたので、キックオフの1時間半前くらいからは少しずつあそぶ子どもたちが増えてきました。
今回は、ちょっと嬉しい出来事がありました。一緒に活動したプレイワーカーのなかじーが、大学の公開講座で一緒だったという友人と数年ぶりに再会。そしてまちのこ団・団長も大学時代のサークルの先輩と約10年ぶりの再会を果たしました。
県外からもお客さんが訪れる場所だからこその偶然の再会。様々な場所にであそび場をつくる醍醐味を実感することができました。
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7月22日(土)県北BCPアイデアソン2023 #1(日立市)
茨城県県北地域の企業10組がリーダーとなり、アイデアやスキルを持ち寄った一般参加のチャレンジャーたちと一緒に新たなビジネスにチャレンジするというプロジェクト、県北BCP(Business Challenge Program)。
昨年度はリーダーの1社として参加していたBCPアイデアソンでしたが、今年度も引き続きあそび場づくりでご依頼を頂きました。昨年度のBCPセミナー会場でのあそび場の様子はこちらの記事からご覧いただけます。
初回の今回は、子どもを連れて参加しますという方がすでに数組いると聞いていたので、何歳でも楽しめるようにあそびの種類をたくさん用意していました。
初参加のお父さんが子どもと一緒に来ていたり、昨年に引き続きの参加者のお子さんがお友だちと一緒に来ていたり、終始にぎやかなあそび場でした。
アイデアソンの会場にまちのこバギー(台車)ツアーで乱入してみたり、あそび場で息抜きをしている大人がいたり、子どもの世界と大人の世界が交差するシーンが何回かあり、あぁ、見たかったのはこういう風景なんだよな、と、少しだけ胸がジーンとなりました。
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7月23日(日)つくばクラフトビアフェスト2023(つくば市)
昨年度に引き続き、今回もご縁をいただき行ってきました!昨年度の様子はこちらの記事からご覧いただけますのでよろしければご覧ください。
会場は昨年度と同じつくばセンター広場内。今回はメインの広場に巨大なウォータープールが設置されていました。
あそび場はプール近くに、暑さ対策のためロングテントとパラソル2基の範囲で展開しました。あそび場は日陰を多く用意していたので、あそびに来たり休憩したりする親子の姿もたくさん見受けられました。
「去年も遊んだ~!」「いっぱい遊べて楽しい~!」子どもたちからはうれしい言葉をもらえ、仕事終わりのビールがさいっこうに美味しい出動となりました。
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拠点式場づくり-まちのこベース-事業
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7月9日(日)大子レトロ商店街のミニ縁日(大子町)
まちのこ団の拠点式あそび場「まちのこベースだいご」がある大子町の中心商店街の夏祭りイベント「大子レトロ商店街のミニ縁日」。
昨年度に引き続き、まちのこベースだいごでは射的、ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいの3つを担当しました。
「大子レトロ商店街のミニ縁日」は昨年に引き続き2回目の開催。認知度も上がり町外から来たという方も多く、用意した景品が全てなくなるほどの盛況ぶりでした。
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企画運営事業
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7月3日(月)ラジオに出演
以前ご寄付を頂いたご縁から、共栄通信工業株式会社さんが提供するFMぱるるん内の番組『FMぱるるん Dream Dream Dream』に出演してきました。
番組名にちなんで、トークテーマは「夢」。子どものころの夢や今叶えている夢、これからかなえたい夢について、共栄通信工業株式会社代表取締役会長兼ラジオパーソナリティの安部徹さんとお話をしてきました。
7月15日(土)放課後学童支援員向けセミナー講師
大子町文化福祉会館「まいん」にて、昨年に引き続き講師のご依頼を頂きお話してきました。
参加者は、大子町で児童クラブに関わるスタッフ13名。昨年お話した「放課後児童クラブの役割について」に加えて、「ハザードとリスク」の考え方についてお話してきました。
子どもに関わる現場で不可欠な視点である、危険因子を理解する知識と能力、リスクを判断する基準と能力などの基本的なところをお伝えしました。
セミナーでは、こちらから側から話をするだけの一方通行ではなく、参加者の方が考えや気づきなどをアウトプットする機会も大事だと考えているので、毎回ワークショップの時間も設けています。
ワークショップの時間では、日々現場を見ている方々だからこその視点で、どこがハザードで、どういう時にリスクとなるかなどの意見交換をされている姿が印象的でした。
まちのこ団の活動を通して得てきた経験や知識を、セミナーなどを通して多くの方に伝えることができる機会を頂けることは、本当にありがたいと感じています。
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最期までお読みいただきありがとうございました。
来月の【月刊まちのこ2023年8月号】は9月10日頃にお届けします!
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