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今週の相場振り返り💹(3.20〜3.24)

東京で桜が開花しました‼️
春分の日に千鳥ヶ淵周辺の桜を観に行きました。
綺麗ですよね。
そんなこんなで春は出会いと別れの季節!
人事が発表されて
異動や転勤の方も多いと思います。
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今週の相場振り返り💹
❶日本株
▪️日経平均株価¥27385.25 -34.36 -0.13%
▪️東証株価指数 1955.32 -2.00 -0.10%
▪️シカゴ日経平均先物
⇨ドル建て 27180 ±0 ⇨円建て27115 -65
▪️日本10年債 0.280%

先週比で日本株はあんまり変わらず‼️
欧米金融不安の収束で祝日明けに500円以上上昇する局面があったものの、イエレン財務長官の預金保護を巡る発言が右往左往したことで、米国株下落が主導して日本株に影響はあったものの、今月末の権利取りによる高配当株やバリュー株の買いが再び勢いがつき、急激な下げというものはありませんでした。

経済指標では24日
🇯🇵2月消費者物価指数が発表されました。
▪️総合3.3%上昇 ▪️コア3.1%上昇
13ヶ月ぶりにインフレ率が鈍化しました。今月始めに東京都区部が出ましたが、全国も同じ動きとなりました。

個別銘柄
23日、小田急電鉄が固定資産の売却と子会社異動による株式交換で特別利益が発生する見込みとなり、当期純利益予想と配当予想の上方修正しました。

23日、NSユナイテッド海運が年間配当予想を355円から365円に増額修正しました。

23日、Jフロントリテイリング(大丸松坂屋百貨店、パルコ)は減損が発生して当期純利益予想を下方修正しました。ただ、インバウンド効果で売上高や事業利益は上方修正しました。

23日、東芝はJIPなど国内連合による買収提案を受け入れることを発表。株式非公開化が決定しました。上場廃止日は不明で東証から監理銘柄に指定されました。翌日の東芝株は非公開化による事業再編を期待して一時6%上昇しました。

❷米国株・欧州株
▪️NYダウ $32237.53 +132.28 +0.41%
▪️ナスダック11823.96 +1.10 -0.31%
▪️S&P500 3970.99 +22.27 +0.56%
▪️米10年債3.372%▪️米2年債 3.766%

UBSによるクレディスイス買収で欧米金融不安が収束したことと、イエレン財務長官の預金保護を巡る発言で週前半は上昇したものの、23日未明に発表されたFOMCの結果を受けて株価は反落。24日にドイツ銀行(ドイチェ)のCDS保証料率が上昇して再び金融不安再燃が意識されて米国株先物が下落。その後発表の米製造業・非製造業PMIが予想を上回る結果となり株価は一転反発しました。
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いっぽうで欧州株
▪️🇬🇧FTSE100 7405.45 -94.15 -1.26%
▪️🇩🇪DAX 14957.23 -253.16 -1.66%
▪️🇫🇷CAC40 7015.10 -124.15 -1.74%
クレディスイス問題が収束して株価を戻してきたなかで、24日にドイチェのCDS保証料率が上昇したことで、ドイチェ株が一時14%急落。コメルツ、スタンダードチャータード、ソシエテG、バークレイズ、BNPパリバなど銀行株が下落。

❸為替相場
▪️ドル円 130.69〜130.72
▪️ユーロドル1.0759〜1.0763
今週の為替は欧米中銀(🇺🇸🇬🇧🇨🇭)が金融政策を発表するとの事で週前半は様子見ムード。各中銀の政策金利が発表されると、特にスイス国立銀行が発表した直後、スイスフラン円相場でフラン高円安が進みました。スイス国立銀行はあくまでも金融不安よりもインフレ抑制を優先。米英も同様。
週後半、ドイチェの絡みでドル円は一時129円台まで下落したものの、米製造業・非製造業PMI発表が予想を上回ったことでドル円相場ふたたび持ち直しました。
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各中銀の政策内容
🇺🇸FOMC
🔶市場予想通り0.25%幅利上げ⇨4.75〜5.00%
🔶声明文 継続的な利上げが適切 文言削除
🔶ドットチャート
⇨2023年末5.00〜5.25%(中央値5.125%)
⇨年内はあと1回の利上げを見込む
🔶年内の利下げは予想していない
🔶銀行システムは健全で強靭だ
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🇬🇧イングランド銀行
⇨市場予想通り0.25%幅利上げ⇨4.25%
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🇨🇭スイス国立銀行
⇨市場予想通り0.50%幅利上げ⇨1.50%

❹商品
▪️NY原油 69.26 -0.70
▪️NY金 1983.80 -12.10
20日にNY金先物が1年ぶりに2000ドル突破しました。
週前半はクレディスイス買収で一旦収束したものの、AT1債の無価値化や米銀ファーストリパブリックバンクの不安が残ったことで安全資産の金が買われる展開。週後半はFOMC発表で金利を生まない金は売られたものの、米司法省がUBSとクレディスイスを調査しているとの報道やドイチェの絡みで再び金が買われました。2000ドルをボーダーラインとして動く展開はしばらく続きそうです。

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