元証券マン まっちゃん先生(渡良瀬あしかが投資研究会)

2級FP技能士、証券外務員一種、元証券マン、元FXトレーダー 国際金融市場や外国為替相…

元証券マン まっちゃん先生(渡良瀬あしかが投資研究会)

2級FP技能士、証券外務員一種、元証券マン、元FXトレーダー 国際金融市場や外国為替相場、投資理論を活かすべく、証券投資やデリバティブの世界へ! 1級FP試験や証券アナリスト試験に向けて日々勉強! 月に一度 投資勉強会を開いています。

最近の記事

今週の相場振り返り(7.15〜7.19)

🇯🇵日本株 日経平均は大幅に下げた。 先週と比べて1126円下落した。 7月初めの上昇は幻だったのだろうか?と思えるほど値が落ちてしまった。日経平均先物は米国市場引け時点で4万円割れとなった。 来週から3月期企業の第1四半期決算が始まり業績という面でいえば期待は衰えていないのだが、足元トランプ発言や半導体市況に振り回される展開となりそうだ。 🇺🇸米国株 NYダウが4万1000ドルと史上最高値をつけたかと思いきや800ドル近く下落。S&P500やナスダックも同様の動き。トラン

    • 今週の相場振り返り(7.8〜7.12)

      7月13〜14日 東京ビッグサイトで開催された【資産運用EXPO】に参加した。出展ブース担当者や市場関係者、個人投資家など様々な交流や意見交換ができた。有意義な時間であった。投資や経済に関心を寄せる国民が増えているなかで、今週は大きく動いた。 . . 日本株は3日連続史上最高値を更新した‼️ 日経平均株価も、TOPIXも、史上最高値を更新した。 個人的には意外感が強かった。 今週は日本株大型ETFの決算で、分配金捻出による換金売りで下落するのではないか?と警戒されていた。しか

      • 今週の相場振り返り(7.1〜7.5)

        〔日本株〕 日本株は【正真正銘バブル超え】を果たした🎊 日経平均株価は3ヶ月ぶり4万円の大台を回復‼️ 5日ザラバで4万1100円台と史上最高値を更新する場面もあった。 TOPIXも史上最高値を更新。 1989年12月18日以来34年半ぶり最高値だ。 TOPIXは日経平均と違って幅広い銘柄で構成されている。1-3月の高値を牽引したのはハイテク半導体株だ。今回はハイテク半導体だけでなく、銀行、保険、商社、機械など幅広い銘柄が買われたことで日本株の強さが表れた。国内だけでなく海

        • 今週の相場振り返り(6.24〜6.28)

          ポイント要約〕 ・日本株は配当金の再投資が相場をささえる。 ・米国株はハイテク関連と物価の先行きに注目 ・為替は37年半ぶり円安が加速。 . . 日本株〕 6月初頭から軟調地合いが続いた相場が一気に巻き返した。 毎年のことだが6月末は株主に対する配当金の支払いが集中するが、今年はどこか雰囲気が違う。配当金の再投資がより一層活発になっている様相が窺える。これはまさに新NISA効果だ。新NISAは長期投資を目的とするものだ。配当金を再投資して複利で回していこうとする考え方が一般大

          今週の相場振り返り(6.17〜6.21)

          関東甲信越・東海・近畿が梅雨入りした☔️ 平年よりもかなり遅い梅雨入りだ。 . 日本株も同じ梅雨入りしたかのごとく停滞が続いている。停滞前線がべったり貼り付いている。週間ベースで上がりもせず、下げもせずだ。 17日、日経平均株価は一時800円下落し日経平均3万8000円を割れた。しかしその後自律反発で買い戻された。下値は堅く上値は重かった。 . ヨーロッパ各国の政局不安で先物主導の売りが出たのが17日の下げだった。欧州市場でフランス株の下落が目立った。国債市場でも極右勢力が台

          今週の相場振り返り(6.10〜6.14)

          日本株は前週発表された雇用統計結果が強く米景気が堅調の一方で利下げ観測が後退した。 こうした米経済の強気ぶりを楽観視して日経平均は3万9000円台を回復。 週明け幸先良いスタートとなったが、その後は上昇の持続性に欠く展開となった。 グロース株が主導する方向でエニーカラーやカバー、伊勢化学など中小型株が上昇。銀行や保険、製薬、通信など大型株やバリュー株は下落した。 . 日立製作所株は欧州インド向け送配電機器の増産やAI人材5万人育成などが好感して年初来高値を更新。 あおぞら銀行

          今週の相場振り返り(6.3〜6.7)

          日本株は週明け日経平均3万9000円をつける場面があったが上昇の持続性に欠いた。 世界的な金利低下で日本の長期金利も低下。銀行株や保険株など金融株は上値は重たく、自動車株は自動車5社の認証不正が影響して下落した。 . 今週の日本株で一番驚かせたのは レーザーテックとソフトバンクグループの動きだった。 🇺🇸空売り投資家スコーピオン・キャピタルがレーザーテックの不正会計を指摘するショートレポートを公表。 彼らはレーザーテックをこう評した。 【カチカチと秒読みをはじめた時限爆弾】

          今週の相場振り返り(5.27〜5.31)

          今週は日米の長期金利上昇が相場を左右した。 日本の長期金利(新発10年国債利回り)は上昇を続け13年ぶりに1.1%の大台を突破した。金利のある世界が投資家だけでなく経営者や国民にもじわじわ広がり金融正常化に動き出した日本。 13年ぶりの金利上昇を受けて日本株の上値を重たくしたが電力株や銀行株、保険株は堅調だった。 先週エヌビディア決算でデータセンター向けAI半導体が好調だった。そのためデータセンター向けの電力需要と6月電気代の値上げが始まるとして電力株が逆行高。年初来高値を

          今週の相場振り返り(5.20〜5.24)

          今週はエヌビディア決算が相場を左右した。 . 先週末 米国株NYダウが4万ドルを突破した反動で下落。 決算前は様子見ムードが漂っていたが 決算内容が市場予想を上回る結果となり時間外で上昇した。 米欧の購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回る強い数字だったためインフレ圧力が強まったことで株価は反落、そこからの反発という流れで終えた。 今週の日本株 週前半は損保3社決算に注目が集まった。 MS&ADインシュアランスGHDが増配、自社株買い、株式3分割が好感されて値を上げ3

          今週の相場振り返り(5.13〜5.17)

          今週の注目は 日本企業の決算と米消費者物価指数だった。 . 日本企業全体の今期業績予想は減益予想となった。 この時期の決算では 業績見通しを過小評価して出してくる企業が大半。ある程度織り込み済の一方で、為替や金利の動向次第で業績が左右されるリスクを警戒した向きもあるようだという。 . 今週の決算相場で注目したのは 14〜15日にかけて発表された5大メガバンクの決算だ。 5大メガバンク今期純利益予想合わせて3兆円以上。 利ざや改善や収益改革が功を奏した。 . 8306 三菱UF

          今週の相場振り返り(4.29〜5.3)

          今週も為替が動いた。 日本が祝日であった29日、1ドル160円を突破した。 突破して数時間後 為替介入したかのような値動きをつけた。 2日未明 🇺🇸FOMCの結果が公表され政策金利は据え置かれた。その数時間後の朝5時ごろ、為替介入したような値動きが見受けられた。 一連のこの値動きは為替介入(覆面介入)したとみて間違いない。 今月末、財務省が公表する【外国為替平衡操作の実施状況】でその答え合わせが出来るだろう。 その後為替は🇺🇸雇用統計の発表にが集まり、結果は市場予想を下回った

          今週の相場振り返り(4.22〜4.26)

          今週は日米決算発表が本格化、そして先週に引き続き為替相場が焦点となった。 🔴まず始めに… 🇯🇵日本企業の決算発表から。 3月期企業の本決算ということで前期本決算内容と今期業績及び配当見通しに注目が集まった。 とりわけEV開発や半導体に関わる決算発表が市場の関心を高めた。 ニデック 決算📕 🔶前期本決算 増収増益 ⇨純利益2.8倍増益 1253億円。 🔶今期業績見通し ⇨純利益32%増益1650億円と予想。 ⇨3期ぶり過去最高益更新か? ⇨四季報予想1700億円は下回った。

          今週の相場振り返り(4.15〜4.19)

          為替と半導体株に翻弄される相場となった。 まず為替から… 🇺🇸小売売上高が市場予想を上回った。 米国景気の堅調さと利下げ後ずれ観から 為替はドル円154円台を突破。 34年ぶりに円安が一段と加速した‼️ 為替介入はいつなのか?と市場の関心が高まった。 ワシントンで開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議に合わせて日米韓財務相会談が開催された。 日本の円安、韓国のウォン安を問題視するなか為替のコミットメントを確認したとして共同声明が発せられた。 口先協調介入をちらつかせた。

          相場振り返り(4.8〜4.12)

          今週は為替でドル円が堅調となった。 🇺🇸消費者物価指数 前年比+3.5%と予想を上回った。 市場は米利下げ時期が更に後ずれするとの観測から 長期金利が上昇。米国株を押し下げた。 為替相場はドル買いが優勢、消費者物価指数の発表直後から152円、153円突破と34年ぶりの円安水準をつけた。 . 来月の🇺🇸消費者物価指数も高止まりするだろう。 米国内の住居費が高騰していることと中東情勢緊迫化による原油相場の上昇で米利下げ時期が後ずれするのは明らかだ。 為替相場は1ドル155〜16

          BSテレ東 マネーのまなび 2024.4.8放送分 取材に応じる‼️

          先月の話 東京銀座の投資家バーSTOCK PICKERS 帰り際、テレ東&日経新聞の取材班が来店されました。 なんと!その記者が 日経新聞の田村正之編集委員でした。 お名前は存じ上げていたので名刺交換させていただきました。 BSテレ東【マネーのまなび】の取材ということで 帰り際ではありましたが、取材を応じました。 BSテレ東【マネーのまなび】 2024年4月8日の放送分で、田村編集委員との対談の様子が放映され、僭越ながらテレビデビューさせていただきました。 田村編集委員

          BSテレ東 マネーのまなび 2024.4.8放送分 取材に応じる‼️

          鹿児島講演‼️

          2024.3.31 リナシティかのや(鹿児島県 鹿屋市) . 鹿児島県鹿屋市 An.ne チーズケーキ工房 様からのご依頼で 【インフレに勝ち抜く資産形成〜新NISAの活用〜】と題しまして、講師を務めさせていただきました。 . 今回の講演はX(旧ツイッター)での共通の知り合いから相談を受けて話を伺ったところ、鹿児島県の金融リテラシーを向上させるきっかけになればという共通認識が生まれて講演を企画しようということで実現しました。 SNSのチカラって改めて凄いですね。 改めて思いま