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東大編入、振り返ってみて考えた「成長に必要なもの」

こんにちは。おさかなです!
この記事では、体験記とは別に、東大編入という経験を通して「成長に必要なもの」について思ったことを述べていきます。

結論としては、

1. 環境
2. 正しい努力を習慣化
3. 応援してくれる人の存在
4. モチベーション

だと思っています。
以下で詳しく語っていますので、興味を持ってくださった方はぜひお読みください!


環境がよかった話

私は高専2年の終わりに高専内にある寮に入りました。
私の通っている高専は小高い丘の上にあり、
チャリ勢は登校がきついのですが、構内は自然に囲まれており景色がめちゃめちゃ綺麗です。

構内も広いので受験期でも友達と寮飯を食べた後に散歩していました。
これがかなりストレス発散に良かったです。
どうやら自然に触れることでストレス軽減になるという研究もあるみたいです。
高専は高台にあるので涼しめで、暑がりの私にはそれもよかったです。
(冬は極寒、震えます)

また、寮は起床・ごはん・点呼・消灯などの時間が決まっていて、最初はめんどくさいと思っていましたが規則正しい生活ができたのも大きかったです。
ご飯も健康的でいい感じです。
あとたまに寮のイベント(七夕、運動会ぽいやつ、クリスマスなど)があったりして、それもいい気分転換でした。

そして、私はHSPという性質があり、環境に与えられる影響が大きいことも関係していそうです。
この環境が活かせるかどうかは自分次第であったとは思いますが、寮に入ることができたのは本当に運がよかったです。

自然が見えるところにあるというのはめっちゃ癒されるので都会にいらっしゃる方は観葉植物を置くのがいいかと思います!
(私は寮の自分のデスク上に小さいフェイクツリーを3つほど置いて癒されていました)

結局、人間「慣れ」なのである

結局慣れです。
慣れるまで、習慣になるまでが大変ですが慣れなんです。
約1年ほどの受験勉強を始める前は、私も「本当に一日10時間も勉強できるんか?」と、疑心暗鬼でしたが
頑張って続けているうちに頑張らなくても続けられるようになっていました。

なぜ習慣にできたのか考えてみる

習慣にするための方法はいろいろあると思いますし、どれが合うのか人によって違うと思いますが、私は以下の6つのポイントに気を付けていました。
以下のポイントをまとめて「モチベ重視作戦!」です。

①初めのハードルを低くする
→最初のハードルを無理なものにしてできるわけがありません。
(できたら才能があったということなのでラッキー)
無理なものにして心を折るより、徐々にハードルを上げていってそのたびに達成感を感じられるようにしましょう。

②続けられる程度の負荷で続けてみる
→ストレスがたまると心身に無理が響くので、すぐに結果を求めず(期待しすぎず)絶対無理ない程度でやった方がいいです。

③効果・成果が見える装置を用意する。
→勉強だと、勉強時間を記録するアプリ(study plus)や模擬テストをやってみたり、ダイエットだと自分の体形を鏡で確認したり、体重計に乗ることで効果が見えますよね。
そこで効果が表れてたら嬉しいし、効果がなければ
「自分には合わない方法だったんだな」と知ることができるので、その場合は他の方法を探せばいいと思います。

④達成した後のイメージを見えるところに置く
→これは心が折れそうなときに背中を押してくれます。
私は合格した後に東京で過ごす姿を想像したり、
「応援してくださった先輩に合格を報告する!」といった言葉をおしゃれにレイアウトしてスマホの壁紙にしていました。
ダイエットだと「なりたい体の画像を見る」とかですかね?

⑤達成できなかった場合のイメージをする
→④の逆ですが、これはどん底までやる気がないときにやるくらいにした方がいいです、やりすぎ禁物です。
なぜなら、やりすぎるとイメージが鮮明になることによって不安を煽りすぎて無気力になるからです。
(本当にネガティブな感情は考え過ぎていいことがないんです)

⑥たまに休んでみる
→ずっと頑張るのは息がつまります。
休む時間が長いと,それはそれで次始めるのが難しくなりますが、息が詰まったなと思ったときは、自分が
「リフレッシュした~!!」と感じれるくらいに休憩するとその後も頑張れるので適度に休むのは本当に本当に重要です。

応援してくれる人の存在

私は一時期友達がいなかった経験から、その後、友達または友達になりたい人を大事にするようにしていました

私は友達の存在を「笑いあい、甘えたり、助け合える存在」のことだと思っていますが、当然のことながら自分が助けなければ誰も助けてくれません

そして、もっと言えば、助けられる雰囲気(辛そうにしていたり、明るく愚痴ってみたり、単純にその話題について話すことで自分の状況を伝えるなど)がなければ助けにくいです。

そのため、私は大事にしたい友達は積極的に助けていたし、勉強で煮詰まっているときは友達としゃべったりしていました。
こういうことを積み重ねていたので、みんな応援してくれていたし、友情を深めることができたんじゃないかなと思います。

受験をやって得たものは大きい

受験を通して得たものには想定内のものも、想定外のものもあったので以下に書き出してみます。

1 東大生になれる資格

2 論理的に考える力
←勉強をするときは「なぜそうなったか」を追求することが多いです。というか、それが理解できていなければテストで使うのは超危険です。
なんとなくそうなるだろうと当てずっぽうに考えるのではなく、明確な理由を追求することを意識していたおかげで、日常生活でも論理的に考えることが増え、今ではすっかり論理的思考が定着しました。

3 自己肯定感、自信
←長期間苦労して目標が達成できたことでより自分が誇れるようになりました。
本当に自分のことはすごいと思っています。
(他人のことは気にせず自分の努力を素直に認めてあげるのは本当に大事)

これにより、「努力すれば大体のことはできるんじゃないか?」という自信も増しました。
そしてその結果、「また頑張ろ!」というモチベにもなりました。

4 努力のコツ
←色々試行錯誤しながら、努力の方法を探していたためです。

5 大切な人との時間
→「どゆこと?」と思う方もいるでしょうか?
私は、東大・筑波に落ちたら,8月中旬にある阪大試験を受ける予定だったので、もしそうなっていたら8月に友達と遊んだり、先生も交えて祝勝会をすることもできなかったでしょう。
後になって思い返せる幸せな時間が増えたことは実はすごく大きいことでした。

受験生、社会人の方などタスクを多く抱える方に超おすすめの本

神・時間術

著者:樺沢紫苑
出版社:大和書房

効率的に時間を使うためのメソッドを豊富に教えてくれます。
中には、実際に私自身が調べて使っていたことや、経験則的に実践していたことも含まれていたりしたのでもっと早く読めばよかったです。

振り返ってみた

ここまで読んでいただきありがとうございました!
振り返ってみて思ったことはだいたいこんな感じでしたがいかがでしたでしょうか?
書いているうちに「そういえばこうだったな」という具合に浮かんでくることもあったりして、ちゃんと振り返るのも大事やなあと思いました。

また何か浮かべば追記するかもです。

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