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児童福祉の知っておくべき最低限の知識その1

おはようございます♪

今日は久しぶりに、真面目な話です!!笑

 

社会的養護では、しばしば

「ケア」という言葉が使われます。

しかし、

一概にケアと言っても、段階によって呼び方ややるべきことが違います。

そんなケアの段階についてご紹介〜〜!!


1.アドミッションケア

ん?なんだ、この難しい単語は??と思われると思いますが、要するに入所する前のケアの事です。

例えば、児童養護施設で例えれば、家庭から保護されて一時保護所にいる子どもに対して、施設側が受け入れ体制を整えて、スムーズに受け入れることなどが挙げられます。

2.インケア

言葉の通り、入所(イン)中のケアです。

児童養護施設で例えれば、

・環境整備(掃除、洗濯、料理)

・安全な空間の提供

・親子の交流

・メンタルのケア

などが挙げられます。その為、沢山やることはありますが、それら全部を含めての総称です。

3.リービングケア

leave(去る)なので、退所前の自立の準備などにおけるケアのことです。

主に自立支援全般のことをやります。

・金銭管理の指導

・家事全般の指導

・役所の手続き関係など

・住居の確保

・就職及び進学の支援

など多岐に及びます。

4.アフターケア

退所後のケアのことです。

児童養護施設などの施設では、現状、18歳で施設から出て自立しなければなりません。

どんな特性や課題を持っていても、仕方なく施設を出ることになります。

多くは就職して一人暮らしをしますが、近年は徐々に進学者も増えています。

また知的障がいや発達障がい・精神疾患など、様々な理由によって自立が難しい場合には

・自立援助ホーム

・グループホーム

・障害者施設

などなど、受け入れ先は様々ですが施設から、居所を移す必要があります。

それら、全てを網羅してケアに当たるのがアフターケアとなります。

先日、アフターケアについてInstagramで投稿しましたが、

ここには書ききれないほど奥が深いものです。


以上、4つのケアの段階について説明しました。

児童福祉に関係する方も、しない方も、ぜひぜひ覚えていただけたら幸いですぅ〜〜♪

それでは、よい一日を!!

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