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ころがり降りたday25 フォンセバドン~ポンフェラーダ(+27Km/561Km)/総務課長も歩いてスペインを横断しよう

テンションが高すぎて750mをなかば走って降りました。のちに目撃者から「ころがるように降りていった」とのお褒めの言葉をいただきました。

こんにちわ、相馬と言います。
昨年(2022年)、スペインの巡礼の道を1ヶ月ほど歩きました。

この日は巡礼で最高地点(1510m)を通過。たまたま日本のお二方ともご一緒していたのだが、宿から出てまだ1時間足らずにもかかわらず激しい生理現象。ゆっくりお話をさせていただきたい思いも空しく、お二人を残して足早に下山を始めます。

途中、なんとか事なきを得るものの、それまでの間の苦しみはこの巡礼で最大のものの1つと言ってよかったでしょう。そして、最高地点を過ぎたと言うことはあとは下り坂。低木が茂る乾燥した尾根道を半ば走るようなスピードで駆け下ります。そう、便意から解放されたこころの軽さは、足取りの軽さにも通じるのです。

2022年9月12日のメモ

  • スペインで「ナポリタン」を頼むと「チョコパン」が出てくるぞ。気を付けろ。

  • 巡礼中、最高地点通過(1,510m)。

  • 山道はやはり楽しい。ウキウキで下る。

  • ポンフェラーダは観光都市。

  • どうも店のディスプレイに自転車を飾るのが流行りみたいだ。

  • スーパーマリオに出てくるような形のポンフェラーダ城。

  • そして、川沿いの熱海感。

  • ケバブが優秀すぎる(うまい、はやい、安い、野菜、18時頃でもやってる)ので、この旅4回目。


カフェコンレチェ(カフェオレ)とナポリターナ(パンヲショコラ)が定番の朝ご飯になってきた。手軽に糖分摂取。
アルベルゲ(巡礼者用宿)を出たところでKさんに会う。
ちょっと待ってもらって夜明け前のフォンセバドン。
これまでは平らだったが、今日も山道(下り)。
この村は出口も入り口も十字架。
颯爽と歩くKさん。
そりゃー並んで見たくもなる朝陽。
この巡礼の最高地点。
思い出の品を持ってくると、きれいにお別れができるらしい。
(近年はゴミ扱いされ迷惑という向きもあるが)
しばし舗装路と並走する。
この日は放牧の牛もけっこういるゾーン。
移動販売車のみの村。
この村は仙人みたいなおじさんが一人で住んでるらしい。
尾根道をずーっと行く。
テンション高すぎて走る。
でかわんこ。
けっこう大きいが風情のあるきれいな村、アセボ。
この2人は3日前の部屋が一緒だった。あいそがわるいと思ったが、
後に、二人ともイタリア人でほとんど英語が話せないということを知る。
この辺りの家はこのせり出したベランダが特徴のよう。
この家もせり出しベランダ。
ここもそう。
雨が降る地域だからか。
そうしてせっせこ下山。下山中に休憩するアルフォンソを抜いたが、それが彼との最後になってしまった。
意外に有名な町で観光の人もけっこういた。
そして、日本からの石碑。
デカトロンの山ブランドQuechua。
日本のユニクロ、あるいはモンベルの比ではなく、ヨーロッパの人でこのブランドのものを1つも身につけていない人はほとんどいないくらい。
くりだ。
気づけば秋になっていたことを知る。
あの風車のあたりから歩いて来たので、だいぶ下ったことになる。
そうこうしているうちにこの日の目的地、ポンフェラーダ。
この日のアルベルゲは最高すぎた。
キレイで近代的。ロッカーも大きくて使いやすい。
町に繰り出す。自転車巡礼のおじさんたち。
このために歩いてる。
町のシンボルな時計台。
謎のおじさん。
町をぶっとい川が貫いているのですが、その熱海感たるや。
どうも自転車をディスプレイするのが流行っているらしい。
ここも
ここも
ここも。その他にも多数。
クッパ上のようなポンフェラーダ城。
定休日で中に入られなかったのは痛恨。
フロンターレユニフォームはエンブレムが取れる。
アルベルゲは食堂スペースもきれいでおしゃれ。
本を読んで、ハイボールを飲んで、夕飯に出撃。
市庁舎だろうか。
スペイン人の子供は全員サッカーがうまそうに見える。
そこまで大きくない町だが、マンガショップ。
まだ18時過ぎだったので夕飯を食べられるようなところがどこもやってない!
そんなときはこれ。本当に優秀。
こちらが今回のアルベルゲ。超おすすめ。
ここのケバブもおいしかった。
この日は750mくらい下ったらしい。後に「転げるように降りていった」と言われる。
25日目、終了。

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