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変われない自分に落ち込んで、諦めかけている人に届けたい話

こんにちは!可能性をひらくコーチ、もりまりです。

私は、3年ほどかけて自分自身がすごく「変化」したという実感があります。振り返りの習慣化やコーチングなど、いろんな人が知恵や気づきを授けてくれて、実践してここまできました。

そして最近ようやく、「変化ってこういう感じだな」というのが自分の中で言語化できて解像度が上がったので、noteに書いてみることにしました。
特に、
・やってるんだけど自分が全然変わらないなぁ…と落ち込んでいる人
・すぐにインパクト受けて変わりたいと焦っている人

などに届くといいなぁと思っています。



まず、3年かかった私の変化とは

簡単に言うと、考え方や生き方のベースが変化しました。楽になりました。

<過去のわたし>
・優秀でいなければ自分の価値がないと思って頑張る
・人に頼れず自分で抱え込む
・強みが分からない、けれど何者かになりたい
・NOがうまく言えない、被害者モード
・打たれ弱く、指摘されると凹む
・褒められても、基本的に自信がないのでずっと満たされない
・とにかく「自己成長」が正義で、そのためには自己犠牲は仕方ない

<変化後のわたし>
・自分の強みを活かして働く
・できないこともあって当然。それは誰かの得意なことかもしれない。
・ネガティブな感情もあっていい。「それもわたし」
・まずは自分がハッピーでいい状態でいることを最優先
・やみくもな自己成長ではなく、ありたい自分でいられているかどうか

この中身自体にも、さまざまなストーリーがありますが、今回は「変化」という枠自体のお話なので、泣く泣くまた今度・・


否定のプロセスは必要?

「変化」について考える時に、よく思い出すことがあります。
以前、ビジネススクールの組織論の授業で、講師がこう言いました。

変化とは、Aを否定してBになること。痛みを伴うが、Aの否定がプロセスとして必要。

その時は「なるほどねぇ」と、Aに大きく×をつけたホワイトボードを見ながら妙に納得していました。

でも、3年かけて変化を経験した今、「Aの否定っていらなくない?」と思うのです。少なくともわたしは、過去の自分を否定している間は、いい変化は起きませんでした。
この点は、のちに学んだゲシュタルト療法でも、「変容の逆説的理論」として出てきました。

「人は、自分でない者になろうとする時ではなく、ありのままの自分になる時に変容が起こる」

https://www.japangestalt.org/


変化はグラデーション

では、元の自分を否定せずに変化するプロセスとは何か?

「A⇄Bのグラデーションの中で、気づいたら、Bにいられることが多くなった」

というのが、私の実感です。

Bの状態になりたいなぁ、と思って動いてみる。
だけど、すぐまたAに戻る。そして、「あぁやっぱり変われないんだ・・・」と落ち込む。。

でもそれって当然のこと。何十年と自分に染みついたパターンなので、外科手術のように切り取って終わり!というわけにはいかないものです。

だけど、Aに戻った自分に気づいて、またBを意識して・・・を繰り返すうちに、「あれ?最近のわたし、ほぼBの方にいるな!?」となる。
これです!これが、わたしが感じた人の変化です。
クライアントさんはじめ、他の方を見ていても、パキッとAからBになることはなく、グラデーションでBが濃くなる感じ。

Aにもその人らしさは詰まっているし、パキッとならないことも、わたしたちは現実を生きてるんだなぁ・・・!とリアリティを感じるのです。

向き合っているなら、もう始まっている

だから、「なかなか変われない…」と落ち込んでいる人には「心から大丈夫!!!!」と、いつもセッションでも伝えています。

なぜなら、向き合い続けているなら、もう変化のプロセスは始まっているから。

「早く変わりたい!」と焦っている人は、焦れば焦るほど遠のくから「自分のペースで進もう〜」と、まずは自分自身に伝えてあげてください。

コーチングも継続して受けてほしいのは、こういう背景や気持ちがあるから。もちろん一回でも、まずはプロのコーチに「話す」という行為を選択すれば、何かは変わる。
そこで、継続して受けていけば、さらにダイナミックな変化を起こすのは自然なことですよね。

自分の経験から、変化ってそんな簡単じゃないと知っています。同時に、時間がかかったとしても、向き合い続けていれば前に進めることも知っています。

気づいたら「あれ、わたしここにいるじゃん!」と小躍りできる日はやってきますよ。ぜひ一緒に踊りましょう!


【もりまりのコーチングに興味のある方へ】
「優秀でいなければ自分の価値がないと思って頑張る」

このような精神状態に陥って、自らをすり減らしていませんか?
もし、あなたが「そんな働き方をしているな...」と感じたら、ぜひご相談くださいね。

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