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Audibleから、人生は楽しいかい? 3

ゲオルギー・システマスキー (著), 北川貴英 (監修)
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4906790227

指令11
力む
重要な局面では、リラックスすることが大事とよく言われるが、リラックスできないことが多い。力を抜くことは難しいが、力を入れることは、思っているよりも楽にできるので、まずは、全身の筋肉に力を入れて体すべてに感覚がいっていることを意識する。その後、力を抜くことで、リラックスすることができる。2回くらいするとすごくリラックスできる。寝る前にやると、熟睡間違いなし!?

指令12
成功体験を忘れる。
 企業や年齢を重ねた人は、成功体験が多くあり、この成功体験を真似ることで生存の可能性を高めることができると思っている。これは、間違いではないが、社会が変化していく中では危険である。自然の中で生きていくのであれば、自然の摂理は一つかもしれないが、社会は技術等により変化していく。生存本能である成功体験が逆に自分を苦しめることになる。成功体験はすべてを真似るのでは、根本を見極めることが大事!

指令13
相手を観察する。
 社会では、交渉という対人スキルが必要になる。この場合、相手も緊張していることを知っておくことが重要である。平然としている雰囲気でも、呼吸をみると、話しているときに早くなっていたり、声が上ずっていたり、腕が震えていたり、不安が表にでていることもある。この状態を知っておくことで、落ち着いて交渉もできるし、相手に寄り添った話もできる。

指令14
 衝突をコントロールする。
 指令13ともつながるが、対人であれば、相手の考え方と衝突することもある。相手の考えている内容とこちらの内容が異なれば、衝突することは当然のことである。自分を優先しようとすると、衝突するが、相手の考えに協調することで、分かちあえることもある。一度では、言いにくいこともあるかもしれないが、何度か合うことで、更に知ることができるかも!?自分をコントロールできれば、協調することができるはず!?

指令15
任せる。
みなさんもよく経験があると思いますが、命令しても人は動かないってこと。動かないから、指示を更に細かくだすことがありませんか?すると、相手は更に考えないので、責任を持たなくなるようです。指示は「誰に」、「何を」、「どうしてもらいたい」だけで十分。自分で判断する余地を残すことが大事なのです。事細かに指示するとやる気がなくなるから。けど、できる人ほど、管理したくなり、指示が細かくなっていくので、難しいですよね。

この題材では、これくらいが重要かなと思いました。不思議なもので改めて考えると単純なことじゃんって思うけど、あたりまえほど難しいことはないってことを実感しますね。


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