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海外への発送方法~どうやって海外へ発送するの~

こんにちは!まつのきです。

私は現在ebay輸出で生計を立てています。

世界の方々から喜ばれるebay輸出の良さを、
より多くの日本の方に知ってもらいたいと思い発信しています。

プロフィールはこちらになります。

今回は海外への発送方法を紹介していきます。

・海外への発送方法ってどんなのがある?
・日本郵便とクーリエそれぞれの特徴は?
・遠隔地へ発送する場合の手数料はどうするの?

こんな疑問にお答えします。

■海外への発送方法ってどんなのがある?

まず初めにクーリエについて簡単に説明すると、クーリエとは日本でいうところの民間の配送会社(クロネコヤマトや佐川急便など)のことです。

一方で日本郵便は完全な民営というわけではありません。

この他にも、クーリエと日本郵便では自社の航空機を持っているかどうかや、適用される法律の違いなどがあります。

つまり大きく分けると

・日本郵便
・クーリエ(FedEx・DHL・UPSなど)

となります。


■日本郵便とクーリエ(FedEx・DHL・UPS)の特徴

【日本郵便の特徴】

日本郵便のメリットは、特に契約せず日本中で使えると言うことと、100〜500gの低重量で価格が安いことです。
すべて重さで計算されるのも特徴の1つです。

デメリットは、届くのが遅い、紛失しやすい、高重量だと料金が高くなることがあげられます。
特にコロナ渦のような不安定な時期では日本郵便が突然使えなくなるなんてことも。

ですので、こういった弱点を補うためにも複数の配送会社を使っていくのが良さそうです。


【DHLの特徴】

DHLはドイツに本拠地を構えるクーリエ業者です。
DHLのメリットは、低重量の料金が安い、到着までの日数が早い、自社便を所有しているので発送が安定していることです。

また、コロナ禍のような状況でも平常時と変わらず安定して、
スピーディーな配送ができるのは大きなメリットですね。

対してDHLのデメリットは、日本郵便とは逆で超重量(5kg〜)での料金が高いこと。

そして一番の難関は(クーリエ全体に言えますが)契約が必要と言うことです。ただ、DHLの場合は【eBayセラー割】と言うものがあり、FedExと違って最低使用制限が基本的にありません。

梱包資材を無料で提供してもらえるサービスなどもあるので、海外発送用に資材をストックしていない事業者にもおすすめです。


【FedExの特徴】

FedEx(フェデックス)は、アメリカに本社を置くクーリエ業者です。
FedExはどの重量でも比較的安く発送でき、重量帯はFedExが一番安いです。到着までの日数はDHL同様早いことがメリット。

しかし難点もあり、契約で月間の最低発送量が必要になり、月あたりの発送量が最低発送量を下回った場合に契約を打ち切られる可能性があることがデメリットと言えるでしょう。

最低発送量は各都道府県の管轄によって異なりますが、eBayでの発送で毎月約10万円以上の送料を使う場合は、FedExを積極的に使うのが良さそうです。

他の業者と比べて荷物の扱いが、少々荒い一面もあるので、壊れ物を送る際は注意しましょう。


【UPSの特徴】

FedExと同じくアメリカに本拠地を置くクーリエ業者です。
UPSは輸出の料金はクーリエの中でも比較的高めですが、契約プランが豊富でプランによっては、アメリカ宛の5~10kgはUPSを使った方が安くなることもあります。

目的地に最短で荷物を届ける場合は「UPSワールドワイド・エクスプレス・プラス」を選ぶことになります。
最短1~3営業日の午前8:00に届けられるので、DHLやFedExよりも速い時間指定が可能です。

UPSはヤマト運輸と業務提携を結んでおり、ヤマト運輸の国際宅急便で発送された荷物は、日本から出るとUPSに引き継がれます。

あまり使っている方が多くない印象のUPSですが、アメリカ宛の荷物に関しては一番安定して届けてもらえるので、個人的にはおすすめのクーリエ業者です。

■遠隔地へ発送する場合の手数料について

クーリエの配達圏外の地域のことで、1件3,000円ほどの手数料が追加されます。

FedExでは日本の離島や沿岸部などから発送する場合も、追加でこの手数料がかかっていましたが、
2022年3月24日以降、沖縄県全域を除く、北海道から九州(離島を含む)からの出荷で、地域外集荷料金が撤廃されています。

遠隔地のあるなしは国や地域によって違い、遠隔地にあたると利益が取れる商品でも逆転し赤字になることもあるので注意が必要です。

遠隔地の場合の対処法として

・送料を余分にとる
・商品価格に組み込む
・請求しないで負担する
・あとからバイヤーに請求する

などの方法があります。

コロナ禍で日本郵便が使えなくなり、日本郵便の価格設定で後からクーリエの少量を請求する手段が一時問題になりましたが、遠隔地手数料の請求は必要な手段です。

仮にバイヤーが拒否をして取引がキャンセルになっても、バイヤー都合のキャンセル扱いになるようなので、遠隔地の場合は迷わずバイヤーに請求しましょう。


■まとめ

特にコロナ禍ではクーリエがおすすめです。

現在、社会情勢が不安定で石油の値段が高騰しています。
どの配送会社の配送料も吊られて上がってきています。
コロナ前とコロナ後では海外へ発送する手段も値段もがらりと変わってしまいました。

料金や契約形態の違いもあるので、自分に合ったクーリエと契約しましょう。

eBay初心者さんは発送代行をやられている会社さんもいくつかあるので、個人でクーリエの契約が難しい場合、そういうところにも頼むのもありですね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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