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おはなしのレシピ

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小説執筆の過程や創作に関する所感などについて語っています。しっかりと熟成したコクのあるおはなしを、あるいはまったりと芳醇な味わいのあるおはなしを書ける、ストーリーテラーという名の… もっと読む
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執筆中の小説、20万字突破! 400字詰め原稿用紙換算500枚ほどですが、改行等考慮するともっとあるはず。進行状況は後編の序盤くらい。推敲や描写など細かい修正も含め四周する予定の二周めなので、文章の完成度はまだまだ。覚悟を決めたはいいものの、一体どこまでいくのやら…(*´-`)

「それ、どんな話?」

「それ、どんな話?」

言ってもらいたいけどなかなか言ってもらえない言葉です(笑)
「実は小説を書いてまして…」というカムアウトをした際、友人や知人のリアクションと私のテンションは以下の通りです。

・へー、すごいね(次の話題へ移行)→(´・ω・`)
・芥川賞とか送ってるの?→(・∀・)
・ジャンルは何系? どんな話?→(*´∀`)
・えー! 読ませてー!→(*≧∀≦*)

「物語がないと生きていけない! 執筆こそが人生

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長編書き? 短編書き?

長編書き? 短編書き?

同じ陸上選手でもマラソンランナーとスプリンターがいるように、チーターとひぐまでは得意な走り方が違うように(ひぐまも相当足速いけど・笑)小説書きさんにも「長編書き」「短編書き」がいるような気がします。「長編もいいけど、この人は短編が断然うまいなあ」とか、「長編を書かせたら、この人を超える人はちょっといないなあ」とか、作家さんによってよりその魅力が発揮される傾向があることをお感じになる方、けっこういら

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Frammenti di amore(恋愛ショートショート)のレシピ

Frammenti di amore(恋愛ショートショート)のレシピ

現在連載(?)中の「Frammenti di amore」は、かなり昔(2009~11年)に書いた恋愛ファンタジー小説の断片です。ちょっとした魔法みたいなものが使える騎士・ミケーレと、彼と敵対する組織のスパイである戦術家・都が、うっかり恋に落ちて仲良くなってしまう…という筋でした。オリジナルにするには設定が練りきれず、さりとて闇に葬る踏ん切りもつかず、描写・表現が気に入っている部分だけを抜き出して

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私のおはなしづくり=パズル

料理をつくるとき、まず「食材」を決めるのか、「ジャンル」(中華、もしくはイタリアン。あるいは和食)を決めるのか、はたまた「献立」を決めるのかは、人によって千差万別かなーと思いますが…

おはなしをつくるのも同じです。

もしもあなたが、「おはなしをつくってくださいっ」とオファーを受けたら、まず何を決めることから取りかかりますか?

テーマ?

登場人物?

ストーリー?

これもクリエイターさんに

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