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結婚後の気づき。奥さんとの「共通語」を増やす大事さ

結婚して二カ月。変わったことはほとんどない、と思っていた。

結婚後すぐに届いたハンドメイド指輪の感覚に手が慣れてないくらいで、変わりなくやっていると感じていた。

ただ、それは肌ざわりの良い「実生活において」の話であった。私にとっての「家族観」はグルグルと目まぐるしく変化していた。

今日は私の中に起きた結婚後のパラダイムシフトとパートナーシップのお話。


結婚して二カ月、変わったことは?

妻が「小東」姓になり、妻や将来の子供を養う覚悟が、(恥ずかしながら)全然追い付いていなかった。

妻宛ての郵便物が届くたびにちょっと驚く。


もし来年、再来年、子供が生まれたら? 
収入はどれほど必要? 自分や妻が大病した場合は??
キャリアアップや転職時に取れるリスクってどうなる???


これが結婚後のリアルか……! 私は子供過ぎた。

完全に、事前シミュレーションとインプット不足だった。気持ちが滅入る。

この二カ月、ファイナンシャルプランナーや先輩既婚者、社外のメンターさんに「ご相談」に伺う日々だった。


自分の将来の「無責任な部分」と向き合う

7月に結婚してから「結局、将来どんな姿になりたいんだっけ?」という内省を繰り返していた。

取りあえず【ウェブマーケティングの仕事に精出して、大好きな「革靴活動」なんかも頑張っちゃって、ゆるゆると社会貢献する】つもりだった。

ただ、前述の「結婚後のリアル」を垣間見て、あまりに明確化されて無さすぎる目標を私は無責任に感じてきた。

そこで下記のライフミッションを作りなおして、行動指針においた。


・仕事も趣味も、優勝する
・自分が追求したいことをトコトン楽しむ、格好良いお父さんになる


要は、家族で楽しめる趣味を増やしつつキャリアアップも積極的に図って、ライフワークバランスを取れる大人のロールモデルになりたい、と思った(これらは多くの人に相談することで、やっとひねり出せた)。


家族との「共通語」を増やす努力を始める

ライフミッションである「仕事と趣味も、優勝」するには、仕事だけでもダメだし趣味だけでもダメ。

もともと私は凝り性で、趣味が少なく、ハマりだしたら狭く深く極めるタイプだ。ひとりで取り組める「読書」や「ブログ」、「靴磨き」が好きだった。

仕事も実家にいたときは、帰宅してもずーとやっていた(生産性とか知ったこっちゃなかった)。

ただ昨年同棲を始めたときから「もっと家族の時間を増やした方が良いな」と思い始め、土日の片方は予定を空けて一緒に時間を使うようにした。

結婚後に目標を改めてから、パートナーシップについて深く考える機会がなかったので社外のメンターさんに相談してみることに。

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「パートナーと一緒の時間を過ごすこと、共通の趣味を探すことは「手段」ですよ。本当は小東さんが、どういう状態になりたいか、奥さんをどういう状態にしたいか、を考えた方が良いですね。」


先日、社外のメンターさんにそう言われて、ハっとした。

私は「格好良いお父さん」像を追い求めるあまり、妻との遊びが半ば義務化していた。

そこで、どういう状態になりたいか、この休日に紙に書いて言語化してみることにした。


・【KGI】お互いの「共通語」が増えて、その後の生活でも継続して話題になったり活動したくなる状態
・【KPI】一緒にすごした時間(定量)×喜んでもらった体験の質(定性)×私からの提案数


これには、えらくシックリした。これを思いついたのには背景がある。

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先週、奥さんの高校の友達4名(全員女性)を招いてBBQをしたとき。そこで、私の知らない奥さんの話をいろいろ聞けた。

高校時代なりゆきでバンドを組んだ話、体育祭をみんなでサボった話、私が居ない飲みの場で奥さんが私を褒めまくっていた話(ほんと?)……

そこには、私の知らない、彼女らの「共通語」「共通トピック」がたくさんあって、それはそれは楽しそうだった。

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一緒に過ごした時間量とか何するかとか、それは「共通語」を作る過程の話。

「共通語」を作る。つまり、あとでまた語りたくなるような、また体験したくなるような良い思い出をたくさん作って行きたい。

そのためには、趣味のバリエーションや習熟度を追究したいし、遊べる分の収入や社会的地位もある程度必要になり、両立するには随分努力しなきゃいけない。

でも、そういうの全部ひっくるめて前向きに人生を進めていると感じる今が一番楽しい。まずはキャンプかな、魚釣りかな、それともカメラかな……?

とにかく、私は、結婚して良かった。


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■私が過去に書いたnote

■ゆるく、ランチ・お茶できれば


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