病院経営に光!? その先の未来

令和6年、地域を担う総合病院が倒産したり、病床数を減らしたりと大騒ぎです。これらの地域に住む方たちにとっては、死活問題でしょう。

病院財政改善方法を編み出すのは、病院としても国としても急務ではないでしょうか?

お隣韓国で成功例があるので、それを日本にも取り入れるのは有効な手段ではないでしょうか?

一方、日本独特のハードルもあるかもしれません。

日本の病院で看護師さんは坊主が禁止されているところもあると、最近読みました。(ビックリ仰天!)

理由としては、僧侶を連想する人がいるからだそうです…… 

〘坊主に関してもう少し〙

けれども、実は坊主の男性看護師さんが勤務する病院もあるそう。国境を跨げば、幅広い医療職に坊主がある程度ポピュラーだったりもする。(特に、男性ハゲでカテーテル治療や無菌室での治療に従事する場合、衛生面でも坊主は合理的。)
新型コロナと命名される前の新型感染症時代、武漢ではスタッフ全員が坊主になって一丸となって頑張ったこともあったそう。

番号札の番号が「42」の時に、激しくスタッフにクレームを入れてる患者さんも見かけたこともあります。色々大変ですよね。

患者さんの気持ちに配慮してスタッフの髪型まで縛る病院もある日本ですが、お隣の韓国では、病院に葬儀場が隣接しているそうです。しかも、病院の一番の収入源が葬儀場だと読んだことがあります。

医療による収益は3位以下だったかと思います。(病院や年、ソースによっても若干異なるかもしれません。)

スタッフの髪型や番号札の数字にまで配慮するおもてなし精神旺盛な日本では、少なくとも最初に導入する病院は叩かれそうです。

けれども、医療費以外の収入源の確保は、消費税増額で病院の医療物資すら高騰化する昨今には、病院存続のための急務かもしれません。

ただし、日本の文化を尊重するならば、病院の敷地内に国内初の葬儀場を設置するのは、よろしくないかと思います。

けれども、家族が遠方に住んでいたり、家族と疎遠だったりするご家庭は増えているのではないでしょうか?

正直、患者家族としては当然家族に生きて欲しいです。(患者本人としても生きたいです。)

けれども、どうしても救えない命があるのもまた事実なんですよね。とっても残念でなりません。

焼却や葬儀施設は病院の敷地内に設けずとも、既存の葬儀屋と契約・同盟を結び、やむを得ず亡くなってしまった患者さんのご遺族が直ぐに色々手配できない時に限って、ご家族の負担を減らすために病院が葬儀の手配を肩代わりするサービスなんてものはどうでしょう?

葬儀って、想像以上に大変だから、ぶっちゃけ家族が亡くなって悲しくて何も考えられないし、動くのもしんどい時だからこそ、葬儀の手配を代行してもらえたら、随分と助かるという方もおられるとは思います。

多分、こういうご時世でも、どんなに疎遠でも家族が亡くなった直後に病院に葬儀のことを話題にされたら激情するご遺族もおられるとは思います…… (私も「お悔やみ申し上げます。ところでうちと提携している葬儀屋のラインナップは〜」なんてワンセンテンスで言われたら、キレるかもしれません。けど、言い方によっては、失意のどん底の救いの手にも感じると思います。)

日本の病院に赤字のところが多いのも事実です。大きな地域を担う病院が倒産されたり、病床数を減らしたりしているのも事実です。病院が医療費から儲けを出そうとしたら、それを支える国の財源が今後減少していくのも事実です。

必要な医療の提供を制限しかねない医療政策よりも、別の確実に儲けが出て、誰の命も脅かさない「マーケット」を病院と融合する方が、救われる人が増えると思うのは、私だけでしょうか?

病院がなければ、苦しむのは私達一般人(患者や家族)です。

ここは、発想を切り替えて、誰も苦しまない方法で韓国の成功を真似するのも良いと思います。

当然、これはやむを得ず亡くなってしまった方とその家族の支援でもあり、病院が医療以外のところから財源を入手することで、医療費削減の支援ともなるための案です。

当然、病院ですから、そして今も超奉仕的勤務体制で身を粉にして患者を助けてくれている場所ですからね。葬儀屋と契約して、収入欲しさに命を左右することなど、起きないと考えて良いのではないでしょうか?

むしろ、病院の財政が豊かになって救われるのは、患者とスタッフ、強いてはいつ何時急病や怪我で病院のお世話になるかも分からない、健康な人々です。

今を大切に生きよう!


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