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みんな、頑張ってる。

私はスーパーでアルバイトをしているのですが、それにまつわる話を今回書き留めようと思います。

私は未だ将来のことで色々と悩んでいますが、その選択肢の一つに農業系がありました。

ただ、どんな仕事も大変なことは沢山あると思いますが、農業は農業なりの大変さがありますよね。

そうして農業という職業について考えながら、アルバイトの仕事をこなしている時のことでした。

私は青果を担当していますが、最近は段々とさつま芋の袋詰めをする機会が増えてきました。

その日もさつま芋を詰めていました。

重いなぁ、と思いながら段ボールを持ち上げ、蓋を開くと、さつま芋が沢山詰まっている中にペラリと一枚の紙がありました。

時々こうやって説明の紙が入っていたりすることもありますが、特に取っておく必要はないので、ゴミ箱にポイと捨ててしまいました。

ふと、作業をしながらあの紙には何が書いてあったのだろうと思い、ゴミ箱から拾って読んでみることに。

その説明文の中に「農薬を最小限にしています」と書いてある一文を読んだ時、ふと農家の方々の農作業をしている姿が浮かびました。

というのも、以前有機農業をしている方が、農薬をあまり使わない分多くの草が生えてくるため、その処理をしているのを見たことがあるからです。

ここで言いたいのは、「農薬をあまり使わないから作業が大変になり、こうして作ってくれたことが有難いと感じる」という訳ではありません。

農薬を使うことが良い悪いという話ではなく、全ての農家の方々の努力が有難いなと感じたのです。

私は今まで忘れていた、「農家の方が苦労して農作物を作ってくれた」、その次に「仲介者の方やトラック運転手の方がここまで送ってきてくれた」、それから「自分達が袋詰めをして、お客さんに届けている」というこの過程が、身に染みて感じられたような思いがしました。

私の家の近くでも、農業をしている方がいます。

私はただ通りすがりで見るだけでしたが、暑くても寒くても作業をして、地道な努力をしてこうして届けてくれているんだということが、とても有難いことだなぁと今は感じます。


こう思えたのも、私がスーパーでアルバイトをしていたから。

そうでなかったら、私は当たり前にスーパーに並ぶ野菜や果物を、単にそのものとしか見ていなかったと思います。

けれど、スーパーに入って目に入るレタスやキャベツ、じゃがいも、さつま芋…(チョイスが謎ですが)、あらゆる物の生まれた背景には、これを育ててくれた人の手があると考えたらどうでしょう。

例えばその野菜を切るとき、これを農家の方が手に取ってくれた瞬間があるからあるんだなぁと思いながら野菜を切るだけでも、心が温まると思いませんか。

自分が気づいていないだけで、影に沢山の人の努力がある事柄が、世の中にもっとあると思います。

これからの人生の中で、もっと沢山知っていきたいです。


では!


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