データは活用しなければゴミ同然⁉️生かすための3つのステップ
データ、いわゆる「情報」は持ってるだけでも、知ってるだけでも何の意味もありません。
その情報を使って、あるいはデータに沿って、何らかのアクションを起こすためのものです。
つまり行動の元になるものが「生きたデータ」となります。
生きたデータにするにはいくつか関門があります。
第一の関門〜共有
わたしは仕事上、いろんなデータを取り扱っています。
このデータを役に立つようにいろんな角度から集計し直したりします。
10年前はそれも叶いませんでした。同じデータを集めるだけで相当な時間がかかりました。集めるだけで…。
今はデータ集めだけなら一瞬。分析に時間をかけられます。昔と比べると天国のようです。
しかし、分析するだけではいけません。そこからみんなでそのデータを共有しなければなりません。
ここが第一の関門、共有です。
実は、色々データをこねくり回したけれど役に立つ場面が想像できない「データの残骸」が手元に結構あります。
これらはみんなに共有するまでもなく、わたしのPCに眠っています。ハードディスク容量を食うだけの、ただのゴミです。
そうなんです。データは共有しなければただのゴミ、数字の羅列に過ぎません。
何らかの役に立つデータに昇格させ、皆で共有してはじめてれっきとした情報になります。
第二の関門〜興味
しかし話はここで終わりません。共有しただけでは「みんなが知ってる情報」に過ぎないのです。
もしかしたら「あ、はいはい」程度で中身をよく見ない人もいます。
これでは事実上共有の体をなしていますが、本質的には見ていないも同然、やっぱりただのゴミなんです。
なんとか目を向けさせるように、そう、みんなの興味を惹くようにしなければなりません。
これが第二の関門、興味を持ってもらう、です。
なんとなく感や経験で推測できるものを改めてデータとして持ってきても「やっぱりね」となって、むしろ感や経験って裏切らないじゃん!なんてことになります。
もちろん感や経験も大事ですけどね。
「皆さんが知ってる通りなんですけど、実はフタを開けてみると○○なんです!見てください!!」
というと「なになに?」って食いつきます。この「実は〜なんです!」がとっても重要。
そもそもデータは確認であると同時に気づきでもあります。
30代が主な購入層だと思ってたら実は20代だった。お店で買ってくれてると思ったら実はネットの方が多かった…。
確認してみたら想定している状況と違ったという「気づき」が興味を沸き立てます。
第三の関門〜生きたデータにする
今の状況は「興味深いデータをみんなが共有している」ところです。
もうここまできたらあとはカンタン。
気づいた点を実際に役に立てようと行動します。
20代の人たちにアプローチしてみる、ネット販売に力を入れてみる、等々。
もちろんそんな簡単にはいきませんが、みんなで共有しているのだから、向いている方角は同じ。やり方を検討して推し進めてみます。
もうこの段階で第三の関門「生きたデータ」となりました。
あとは結果が出るまで試行錯誤していくのみです。
まとめ
世の中には情報が溢れかえっています。そして、以前よりと簡単に入手することができます。
ところが今も昔も「情報をどう扱うか?」ということがポイントだと思うのです。いかに入手するか?ではなく、どう利用するか?ですね。
わたしもPCのハードディスクの邪魔にならないよう、データを生かしていかなければなりません!!
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