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99%はものの順序を決めれば終わり‼️残り1%は…〇〇⁉️
ものには順序があります。
電車に乗るときも、まずは降りる人が先、それから乗り込む。
出てから入る。だから「出入口」って言うんですね。
食事のときは手を洗ってから着席し、いただきますと言ってから汁物に手をつける。
これを、おかずをつまんでから着席し、手を洗いながらいただきますって言ったらおかしいですよね?
ここではマナーについて語ろうとは思っていません。ものの順序、順番がいかに大切かと言うことについて触れます。
目的を見極めて順序を決める
どんなことでも必ず最適な順序というのがあります。最適とは目的に適った、という意味です。
例えば取引先との会食でしたら、まず先方の予定を聞いてからお店を予約。
取引先様をご接待差し上げるわけですから、先方の都合が第一優先です。
一方仲間うちで「あの予約の取りにくい焼肉屋さんに行きたい」ということであれば、先にお店の予約を取ってから、となります。
予約の取りにくい焼肉屋さんに行くのが目的ですから、予約日時に都合をあわせる。
「店を予約する」という同じタスクでも、目的によって順序が違うのです。
仕事上でも「今日は早く帰りたい」場合、「じっくり分析したい」場合では同じ作業でも手順、順序が異なって当然です。
まずは目的を見定めるところが肝要です。
「これからやろうとしていることは、一体何の目的で何が優先されるのか?」
ということをまず確認し、順序を決めてから作業に入りましょう。
マルチタスクも順序に次第
マルチタスクという言葉があります。
マルチタスクとはある時間内に複数のタスクをこなすこと。例えば音楽を聴きながら仕事をする、ながら仕事ですね。
音楽を聴きながら〜というのはいい効果が期待されているようですが、大抵の場合マルチタスクは非効率、弊害と言われているようです。
でももっと長いスパンで見れば、わたしたちはマルチタスクをしながら生きています。
子育てをしながら仕事をし、家事をしながら育児をし、介護をしながら余暇を楽しむ。
悩みを抱えながら顔を上げて前進する。これを非効率とは誰も言いません。
わたしが思うには、これも手順、順序の整理で日々解決しています。
時間を細切れにして、順序を決めていく。朝食の支度の手を止めて、子供を起こす。出勤の支度をして、また子供を起こす。
ながらではなく、これをしたら次にあれをする、とやっていませんか?
99%は順序で決まり!
プレゼンをするときも、子供を叱るときも、どんなときも「ものの順序」を自ずと考えています。
あれもこれもこなさなきゃって思うと気が滅入ってしまいますが、何の目的か見定め、どの順番で話そうか、どの手順で仕事をこなそうか、ということを入念にチェックするのが最も大切です。
うまくいかなかったらどうしよう、時間内に終わらなかったらどうしよう、と思い悩む前に順序をチェックしてみてはいかがでしょう?
順序さえ決めておけばあとは実行するのみ。思い悩むことなくひたすら作業。
未知のトラブルや難しい仕事は順序さえもわからないけど、いろいろ試行錯誤して順序を整理しさえすれば少しは気が楽になるはず。
用意周到。ものごとは準備の段階で95%終わっている。残りの4%は実行、1%は幸運です!
幸運を招くには順序がない!ただただ願うばかりですね。
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