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使用上の注意をよく読んでください⁉️「ハッタリ」という薬のススメ

ハッタリ。うーん、あまりいい印象の言葉ではありません。意味を調べてみると、

1 相手を威圧するために、大げさな言動をしたり強気な態度をとったりすること。また、その言動。「はったりをかける」「はったりをきかせる」
2 なぐること。また、おどすこと。
goo辞書より

とあります。やはり、まったくいい意味ではありませんね。

ですが、わたしが仕事をしていてこの「ハッタリ」を使ったことがなかったかというとウソになります。

むしろ意外とこの「ハッタリ」で切り抜けてきたことが多いと思っています。実は密かに「ハッタリ推奨派」でもあります。

「こいつヤバい人カモ?」

と思われた方、いえいえ、そんなことはないんですが…。

少なくとも仕事をスムーズに進める上でのカンフル剤と言えますし、もっと使うべきだと思っています。

ただし使い方を間違えると単なる「ウソ」となったり、言葉の意味通り「威圧的な人」と思われかねません。

ハッタリの効果とは?

まずはったりの効果について確認します。

冒頭の意味通り「威圧するために」「強気な言動」となってはなんの効果を生み出せません。

「ハッタリ」を使う効果はズバリ「仕事をスムーズに進める」ことです。

仕事というのはちょっとした手順のミス、見解の違いで滞ることがママあります。それから自分が未熟に見られている場合も当てはまります。

そして仕事が滞るとその次の仕事もうまく進まず、渋滞を起こしてしまうものです。

原因はちょとしたミスや見解の違い、自分の未熟さ加減なんです。むしろそこに目をつむってしまっても問題ないんじゃないか、くらいのことです。

そう判断できる場合、体制に大きな影響が出ないと思う場合に「ハッタリ」の出番となります。

あくまで仕事をスムーズに進める上で「問題なさそう」と判断できる場合です。

「ここは問題なのでは?」

「いや大丈夫です。進めちゃいましょう」

こんな具合です。大丈夫じゃないかもしれないんですよ、ほんとうは。でも、仕事を先に進める方が大事な時ってありますよね。

目的は仕事をスムーズに進めること。ハッタリはそんな効果を生み出してくれます。

さらに自分が未熟だと思われていた場合なら「そうではない」という周りの評価が効果として表れます。

自分が未熟かどうかの評価なんていうものは他人がするものではなく本来自分ですべきものです。

ですが仕事ですから周りからの信用というのも仕事を進める上では必要です。

つまり「見せかけの」評価で構わないのですから、そんなとき「ハッタリ」で切り抜けるのは問題ないと思っています。

わたしは他の人より2〜3年遅れて社会に出ました。最初の1年で仕事を変え、転職先であたかも社会人4〜5年目かのように振る舞ったのがファーストハッタリです。

日本って何年目とかそういうの比較的うるさいじゃないですか。でもこのハッタリのおかげで仕事をスムーズに進めることができ非常に助かりました。

ハッタリをする場面は?

すでに触れてしまいましたが、自分が未熟であると思われている場面です。

もっと言ってしまうと、相手が自分より目上の場合、立場が上の人の場面限定で使います。

間違っても相手が自分より立場的に下の場合は使ってはいけません。

なにせ「ハッタリ」は威圧的な態度という本来の意味があります。上の立場の人はただでさえ威圧的なんです。自分ではそう思っていなくても。

もし自分が下の立場ではったりをかまして失敗しても「ごめんなさい」して後処理すればいいだけです。

ところが上の立場だと結局下の立場の人が後処理します。もう迷惑な話です。

仮に上の人がやるのであれば「責任は全部取るから自由にやりなさい」という一言が欲しいところですね。

さて、下の立場というのは弱い立場ということにもなります。

ある戦国武将は自軍が明らかに不利なとき、村人たちに自軍ののぼり旗を大量に作らせ大軍であるかのように見せかけて、相手が怯んだところを攻めたそうです。

こういうハッタリは正解ですね。

あともう一つ。自分に自信がない場合も効果的です。

「ハッタリをかます自信もない」なんて言わないでください。ちょっと勇気を振り絞って一発かましてみてください。きっと成功します。

うまくことが運べば自信にもつながるし、周りの評価もうなぎのぼり!一挙両得、悪いことは一つもありません。

ハッタリはとにかく立場の上の人に対して使う場合に有効、ということですね。

忘れてはいけないこと

最後に二つ注意事項があります。まず一つは、ハッタリだと相手に悟られないことです。

悟られたら「ウソつき」になります。威勢はいいけどいい加減なこと言うな!となります。

ハッタリの結果、失敗するのは全然OKです。なぜなら、相手はそのハッタリに乗ったのですから、失敗の一因は自分にあると考えます。

その前の段階でバレないようにするということに気をつけましょう。

もう一つは、重要な局面では使わない、ということです。

最終決断場面、例えば契約を結ぶとき、直接金銭が絡むときなどなど。

はったりはごまかしの一種でもありますので、ごまかしが効かないとき、正確無比でなければならないときにはゼッタイに使ってはいけません。

子どもの頃、親戚のおじさんが「世の中はったりでなんとかなる」なんて言っていたのを今でも覚えています。

でもお気づきのように、なんとかなるときもあるし、なんともならないときもあるのです。

ということで、用法容量をお間違いなくご使用ください!

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✨毎日note更新中❗️この投稿は125日目です✨

ダメ人間が語る人生のお薬シリーズ⁉️として、以下もあわせてどうぞ。


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