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その考えや気持ち、単にストレス反応かも!?
こんにちは、Mihoです。
来月の発表に向けてごりごり(当社比)英語の論文を読んでいます。
わたしは3歳くらいから英語を勉強し続けているのですが、本当に分かった気がしない!!
よっぽど向いてないんだと思います😂
さて、ご相談を受けるというお仕事をしていると
学校を仕事を止めたい
パートナーと別れたい
一言ガツンといってやりたい
もう死んでしまいたい
などなど、さまざまな重大な決断について打ち明けられます。
お話はできる限り真摯に伺うのですが
「ぜひそうしましょう!」とその場で背中を押すことはまずないです。
実際、精神科などの臨床現場でも、
調子が悪いときには重大な決定は避けるようにすすめるのが基本です。
クライアントの方からしたら真剣に悩んで打ち明けたのに……。
何故でしょう?
それは「調子が悪いときの考えや気持ち」というのは
そのときだけ(一過性)の可能性が非常に高いからです。
たとえば。
あなたはここ数週間仕事が忙しく、ろくに眠れていないし、ご飯も食べていない。
やることは山積みなのに、財布を落としてしまい、頼れる人もいないので重い身体を引きずって歩いて帰らないといけなくなりました。
そのとき、人が電話をしながら自分にぶつかってきました。
「ふざけるな!!!」とあなたのなかで怒りが渦巻くのを感じます。
たとえば。
あなたは自分の仕事を楽しんでおり、しっかり休んで、良い食事をとって自分の生活をコントロールできていると感じています。
たまたま財布を落としてしまったけれど、これから交番に寄るつもりです。
もし財布が見つからなければ、親切な友だちがいるので電車賃を借りて帰るつもりです。
そのとき、人が電話をしながら自分にぶつかってきました。
あなたは驚くけれど、かえって損だから気にせずその場を後にしました。
要は、同じ出来事に遭遇しても、どう受け止めるかはその人の状態次第ということ。
だから、今もしあなたが、仕事や、人間関係や、自分の人生についてどう感じていたとしても、それは今のあなたの状態だとそう感じられるというだけで、これからもずっと変わらずにそうであるというわけではないのです。
そして、物事を良く/悪く考えすぎるのはストレスを感じている証拠であり
「〇〇さえ変われば」という動機で起こす行動は、単なるストレス反応であることがほとんどです。
とても具合が悪いときに、反射的にした決断や行動が
人生に対して長い影響を与えることはもったいないことだと思います。
「こんなはずでは……」とがっかりしないためにも
大切な決断ほどその人が心身ともに元気で
ゆっくりと自分の気持ちを確かめて考えられるときにすることが大切です。
もしなにか「どうしても〇〇しなくては」と焦りの気持ちを感じたら
まずは深呼吸でもして、心と身体のストレスを和らげてあげてください。
ストレスが和らぐと、気持ちや考えも変わるかもしれませんよ😊
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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