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わたしたちはひとりでは生きられない――「選挙」というシステムに安心した話

こんにちは、Mihoです。

大変な事件が起きましたね。
日本社会で銃という暴力を使ってひとりの人の命が白昼堂々奪われたことに、衝撃を受けました。
そのニュースを目にしたときは、思わず耳鳴りがして、めまいがしました。
もう本当に心ここにあらずといった状態でお仕事に行きましたが、家に戻って改めて訃報に接した途端、涙が出ました。

どの政党を支持するかという個人的な意思決定を超えて、日本でこういった暴力がふるわれてしまったこと。
それ自体が民主主義の危機だと感じましたし、わたしたちの「安全」がいとも簡単に脅かされてしまうことを生々しく感じました。
なによりも、どんな人でも、その人の生をまっとうできる社会であってほしかったのです。

今はわたし個人の情緒は落ち着いていますが、本当にこの出来事をどういう風に受け止めていいのか、受け止められているかはわかりません。
もしかしたら、衝撃でちょっと現実逃避的になってしまっているかもしれません。

そんななか、投票日を迎えました。
わたしもさっき、無事に投票を終えることができました。

わたしの投票所は近所の小学校なのですが、とってもかわいい内装をしていて、行くたびにほっとします。
スタッフの方も本当に感じ良くあいさつしてくださいます。

特に今回はこんな事件があった後なので、自分が歩いて投票に行けること、投票がちゃんと行われたこと、投票というシステムを使って自分の意志を社会に示す機会が用意されていることなどがさまざまに心からありがたく、ほっとすることができました。

たくさんの選挙に向かう人、親御さんに連れられたお子さんや、おじいさんおばあさんも見かけて、にぎやかなのが嬉しかったです。

ある種のニヒリズムとして「選挙に行っても何も変わらない」という人もいます。
また、「選挙に行く暇がないから行かない」という人もいらっしゃいます。

個人を責めるつもりはありません。
でも、システムを通じて意思を示すことの大切さについて、今回の事件をきっかけにひとりひとり感じたり考えたのではないでしょうか。

どの政党を支持していても、どんな思想をもっていても、意見が違ってもいいのです。
せっかく用意されているのですから、正しい方法で、意思を示していきましょう。

事情はまったくわかりませんが、犯人にも誰かをあやめる勇気があるなら、助けを求めたり、社会を変える勇気に変えて欲しかったです。

ぜひ、みなさんも投票にいきましょうね。
困っていたら、ひとりで悩み過ぎず、誰かを頼る勇気を出してくださいね。
あなたはひとりではありません。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。


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