【留学体験・英語学習】日本人のアクセントって素敵!気楽にいきましょ、気楽にね
普段、語学学習や海外の話を記事で発信している私ですが、学生時代までは結構周りから、「ガードの固い人」と思われていました。
例えば、友達でも、サークルの先輩後輩でも、
やけに親しげに接してくる人を察知すると、怪しいと思ってしまい、一歩どころか五歩くらい引いて、「誘わないでオーラ」をだしていました。
そんなに仲良くない人からの誘い、同窓会、大学のサークルの集まりですらも、「また誘われてる。。どうやって断ろうかなぁ。。。」と断る理由ばかり考えていました。(誘ってくれた人に失礼なのは承知です。汗)
なぜかというと、集団で過ごすときに周りの目が気になってしまい、いつも居心地が悪かったのです。大人数で集まるのが苦手でした。
そして、今も大人数がいる場は苦手、なんです。
でも不思議なことに、海外の人たちのグループに混ざっているときは、大人数でも割と平気なのです。
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私が今まで、いろんな国籍・年齢・性別の人とお話ししてきて思ったのは、
・海外の人は細かいことを100%気にしていない
・言わないと伝わらない
・自分が悩んでいることは、実は悩むほどではない
ということです。(あくまで私の思うところですが。)
今でも忘れません。学生時代にイギリスに1年留学したとき、最初の3ヶ月目までは、自分の「声」を失った感じで本当に辛く、大勢のアメリカ人やイギリス人に混ざって発言することが全然できませんでした。
一言発するだけなのに、毎回チャンスを伺っては勇気を振り絞ってやっと言う、という感じでした。
私は中学時代にバレーボール部に入っていたので、留学先でもバレーボール部に入りましたが、試合中のかけ声なら大丈夫でしたが、練習前後のちょっとしたおしゃべりとかが全然できなかったので、チームメイトからは「自分のことをあまり話さない静かな人」と思われていました。
でもだんだん、話すたびにこのようなエネルギーを注がなければならないのが疲れてきました。
こんなペースでは、留学終わる頃になってもこの人たちと気軽に話せないまま終わっちゃうのかな?それは悲しすぎるな、と思い始めました。
なので、大人数の中で話すのはまだ勇気がいったので、まずは一人ずつ話しかけていくことにしました。
相手の母国のことを聞いてみたり、日本の話をしてみたりして、一人ずつクリアしていった感じで。笑
その作戦で、半年後はみんなと不安なく話せるようになりました。
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最初、英語が全然話せない、とか、自分の英語で伝わってるんだろうか、とか自分の英語について相手はどう思いながら聞いているんだろうか、とか思っていたのですが、むしろ、自分の日本人アクセントをアイデンティティというか誇りに感じるようになりました。
特にイギリスなんかは、ヨーロッパのいろんな国から学生が集まっていたので、スペイン系、フランス系、イタリア系など、いろんなアクセントを聞き分けられるようになってきました。
「あ、自分も別に、イギリス人のネイティブ話者の発音に合わせなくてもいいのか」と思いました。
開き直っているわけではなく、日本人アクセントの英語って素敵だと思うのです。ネイティブ話者にはできない、私たちだけのアクセントです。
もちろん、ある程度ネイティブのアクセントを真似していかないと、伝わらなかったりするので、大事ですが、コミュニケーションを問題なくできるレベルなのでしたら、そこからはアクセントにこだわりすぎなくてもいいのではないでしょうか。
気楽に、コミュニケーションを楽しみましょ♩
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