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【SDGs】人や国の不平等をなくそう

こんばんは!まなてぃーです🧜‍♀️

今日は世界の不平等問題について見ていきます。
個人的に17のゴールの中でとても関心が高い問題なので熱めになっていますがご了承ください🔥笑

残念ながら世界は不平等だらけです。
肌の色や性別等様々な理由による差別が原因です。
一体どんな差別があるのでしょうか?

1.世界の不平等問題

人種
黒人は劣っているとされ、かつては奴隷として働かされたり白人にバスの席を譲らなければなりませんでした。
南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)は1991年に終了しましたが、偏見は未だ根強く残っています。

性別
女性は身体的差等から男性よりも劣っているとされ、今でも教育を受ける必要はないと考えられたり早くに結婚させられたりする国や地域があります。
日本では男女平等政策が進められていますが、女性の社会進出は依然大きな課題となっています。
LGBTQの人たちにとってはまだまだ生きにくい世の中です。

障害
世界にいる6億5,000万人の障害を持つ人のうち80%が途上国に住んでいます。
そこでは彼等の権利を守る社会は整っていません。
うち1億2,000-5,000万人は子どもや若者ですが、学校に通っている子どもの割合は僅か2%以下です。

出自
カースト制は職業や生活をバラバラに分け紛争を避ける為の仕組みです。
もともとはヒンドゥー教の教えですが、インドをはじめネパールやバングラデシュ、スリランカ等
南アジアの国々に支配的な身分・職業区分制度として残っています。
イギリスにもアッパー・ミドル・ワーキングクラスから成る階級意識が浸透しています。

民族
ロマ等少数民族に対する偏見は何百年も続いています。
言語を強制的に変えさせられたり土地を追い出されたり排除されることもあります。

移民
難民含む移民が自国民の仕事を奪っている等の考え方から受け入れが制限されています。
移民が母国に送金する際の手数料は7.5%-10%と非常に高くなっています。

宗教
宗教信仰の違いが治安悪化や争いを招いています。

収入
経済成長によって生まれた富のほとんどは平等に分配されていません。
お金をつくることのできる人だけがどんどん豊かになる仕組みになっており、貧しい人は貧困から抜け出せずにいます。


様々な理由で住む家を持たない人がいますが、ホームレスの人たちには仕事に就く機会すらなかなか与えられません。
仕事に就けない為家を借りることもできず、悪循環に陥っています。

この他にも年齢や住む場所、価値観、服装、料理等様々な違いから差別が生じています。
文化の多様性が偏見や差別や争いを生み出していることも事実です。
とても悲しいことです。
元を辿れば人類はみんな兄弟なのに。
自分や多くの人と違うからと言う理由だけで人としての尊厳が奪われて良いはずがありません。

2.対応

そもそも差別は国際規約で禁じられています。
問題への対応として度々法の整備を挙げてきましたが、
人権についても世界人権宣言を受けて2つの基本的な条約が作られました。

①市民的及び政治的権利に関する国際規約
生命、身体の安全、思想や表現の自由や選挙権等【自由権】に関する
②経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約
労働の権利、教育を受ける権利、健康を享受する権利等【社会権】に関する

その後も
・人種差別撤廃条約
・女子差別撤廃条約
・子どもの権利条約
・障害者権利条約等の条約が作られています。

途上国においては経済成長・貧困脱却の為、
貿易ルール義務の免除や緩和も行われています。

低賃金で過酷な労働を強いられている生産者に対し適切な賃金が渡るようにする取り組みをフェアトレードと言いますが、
毎年5月の第2土曜日を世界フェアトレードデーとし各国でイベントやキャンペーンを同時開催しています。

オリンピック・W杯・世界選手権等の国際的なスポーツ大会には貧しさ等関係なく様々な国が参加しています。
出場選手も女性や障害を持つ人等多様です。
キューバではインクルーシブなサッカー大会が開かれています。

インクルーシブとはみんな一緒に・仲間外れにしないと言う意味がありますが、
様々な立場の人に配慮したLLブックにも同じような想いが込められています。
知的障害のある人や母語を異にする人等本の内容を理解することが苦手な人の為に、
やさしい言葉やピクトグラム等を使って書かれた本です。

手話副音声の活用も同様ですね。

社会を大きく変えたIT化は彼等にとっても
大きな利便をもたらしましたが、
タッチパネルや電子マネーの使いにくさ等課題も残しています。

また、障害を持つ人に限らず同じコミュニティーで集まったりイベントやカフェを立ち上げる動きも活発になっています。
人はグループを作ることで一人より何倍も大きなことができるようになりますね!

3.できること

生産者に配慮した商品を買う
アダプテッド(誰もが参加できる)スポーツに参加する
・弱い立場の人を支援する政策に賛同する
コミュニティーを作る
等具体的なアクションを起こすことの他、マインドの観点からも考えてみます。

知ること
こちらも今まで散々述べてきたことですが、知ることはできることの第一歩です。
人間が今日まで様々な過ちを冒してきたことは事実ですが、歴史の価値はそこから学ぶことにあると思います。
様々な不平等だけでなく、それに打ち勝とうと道を開いた人たちについても学ぶことができます。
宗教をこえた愛を世界に広めたマザー・テレサや非暴力で黒人差別撤廃に挑んだキング牧師の思想は少なからず私に影響しています。
I have a dream. の演説は何度聞いてもシビレちゃいます😭❤️‍🔥

脱線しますが、
彼等のような道を開いた偉人だけでなく、
勇気と強い意志を持ってその道を歩いた一人ひとりが、自らその手で自由を掴んだんだなあと思います…!

共感する
最近はやたら自己肯定感を高めようみたいな風潮があるけれど、人との共感力を高めることもとても大切なことだと思います。
自分とは違う(意見を持つ)人に柔軟になることは、共生において不可欠です。
相手の気持ちに寄り添うことは、心を通わせ信頼関係を深めることにも繋がるでしょう。
多文化を知って親しみを持つことも共感のひとつですね。

想像する・思いやる
お互いが理解し合わないところから健全な社会が生まれるはずはありません。
相手をよりよく理解しようと言う気持ちを持つには想像力が必要ですが、想像力を鍛えるトレーニングには読書が一番だと思います。
想像することができれば人の苦しみにも敏感になり、思いやることができるはずです。

発信する
再三言っていますが声を上げ行動を起こすことはとても大切です。
知っていてもアウトプットしなければ意味はありません。
私もnoteの公開や自らの言動で姿勢を示すことで微力ながら発信し続けていきます。

I have a dream.
世界平和を実現すること
🌏🕊

SDGsの基本理念にはだれひとり取り残さないと言う文言があります。
自らが差別をしない・全員参加の機会を与えられる人になり、
まずは周りからだれひとり取り残さない平等な社会を実現していきましょう!

See you soon. 👋

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