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薬味って、魔法みたいね

noteチャレンジ9日目。

そばやうどんに冷ややっこ。
彼らには薬味がかかせない。

葱に大葉にみょうが、生姜、七味唐辛子。
ワサビに和辛子。

何を隠そう、私は薬味が苦手だった。
食わず嫌いに近かったと思う。
唯一好んで食べたのは大葉くらいだ。

大学生になってから、友人と食事をする機会が増えた。
辛いものが大の苦手で、”ピリ辛”でさえ口にすることができなかった。

そのうち、「大学生にもなって辛いものが食べられないなんて、子どもっぽくて嫌だ!!みんなと一緒に辛いもの、私も楽しみたい!」と思うように。

薬味の葱なんて、今思えば辛くもないのに頑なに入れてこなかった。

今まで甘口しか食べられなかったカレーは、バイト先の賄いのおかげで中辛レベルまで克服。
自分で作るときも中辛の方を好んで選ぶように。

そして、薬味のネギ。
冷ややっこと納豆を毎日食べていた私は、それまで毎回入れていた冷凍の刻みオクラに加え、刻んで水にさらしたネギをいれるように。

そばやうどんには、七味を入れるように。

目を見張るほどの成長ぶりである。

ちなみに、七味は我が県の宝物、八幡屋礒五郎の七味である。


今まで薬味を蔑ろにしていたことを、後悔しているほどだ。


そして何より薬味は、味だけではない魔法を持っている。

乗せるだけで、よりおいしく見えちゃう魔法。

キラキラ輝く薬味たち。
まるでお姫様をより美しくしてくれるティアラのよう。

おうち時間、薬味に拘ってみるのもいいかも。

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