令和だからだめ?いじりコミュニケーションについて考えさせられた日
私にはぽっちゃりボディの友人がいる
名前はみーちゃん
小学生からの長いお付き合いです
面倒見がよく困っている人には迷わず声をかけ助けてあげられることのできる素敵な女性なのです
そんな彼女は見た目通りよく食べる
一緒に食事へ行くとテーブルはいつもパーティ☆状態
パスタはサイドメニュー扱い
あっという間になくなるパスタに疑問を感じたみーちゃんは
20代前後のある日パスタをほぼ噛まずに飲み込んでいるということにやっと気づいたそう
私も食べることがとても好きでたくさん食べる人は大好き
なのでみーちゃんと過ごすのはとても楽しい
みーちゃんにブログを始めたことを何気なく話すと彼女はこういった
「私のことネタにして書きなよ」
ブログのURLも知らない
そして聞きもしない
のになぜか自分をネタにしろと言ってきた
みーちゃんはかまわれるのがとにかく好きなのです
みーちゃんは三姉妹の真ん中っこ
みーちゃんが言うには真ん中っこはアピールしないとみてもらえない
真ん中っこだからこのような性格になったとのことです
みーちゃんは明るくて面白いこ
自慢のぽっちゃりボディエピソードを武器にたくさん楽しませてくれます
私はゲラなのでよく笑います
二人でキャッキャと笑って過ごすことが多いです
ネタにしろと言うことはそういうこと・・・
みーちゃんをいじれ
ってこと
しかし今は令和である
女芸人のブスいじりすらタブー
容姿いじりなんてとんでもないとされている
女性をいじって笑うなんてひどい!という風潮
いじりにくいわ
「今は令和だよー思ったように好きなように書こうとは思ってるけど・・・みーちゃんをネタにするのってなんとなく書きにくい」と私は拒否した
しかしみーちゃんは
「令和だからって過剰すぎる!私はいじられたい!いじられたい人もいるんだ!」
確かに私も過剰すぎる気はしていた
今までテレビやバラエティは激しい言動のものが多く何も考えずに笑っていたけど
そういったテレビのノリなんかで傷ついている人たちはきっといただろうし、それを見直すのはいいんじゃないかな
とも思ったりもしたけど
そもそもテレビでやっているから嫌がる相手に同じことをするのはおかしいし
多少の影響はあるかもしれないけど
いいか悪いか判断するのって結局本人だしね
悪いものを予め排除しすぎるのってどうなのかしら
この辺りのことは色々難しいんだろうからなんとも言えんけど・・・
愛情や関係性があればに限るけど
コミュニケーションのひとつとしてのいじりは確かにいいんじゃないかなって思う
何度か男性なんかにいじられているみーちゃんをみてきたが
いじる側に愛情があることがよくわかる
みーちゃんが楽しそうなのもよくわかる
好きな子いじめちゃうぜ☆みたいなあれね
長い付き合いだからわかるのかもしれないけど
私自身も自分がコンプレックスに思うようなことを愛情持っていじってくれる分には嬉しいと思えるタイプです
たまにノリを間違えた人がいじりに参加してしまうことがあるけど
そういう時ってただただ不愉快
なんにも面白くない
あんたにセンスなんか一つもない
だから結局は関係性なんだよね
見る人が見たら不愉快なこともあるんだろうけど
楽しんでいる中に入ってきて正義感を振り撒く人の方がよっぽど傷つけてる
「大丈夫だった?可哀想・・・」とか言われるのしんどい
自分はなんとも思っていなかったのにこの一言で楽しい気持ちは一気になくなり
私は可哀想なやつになってしまう
一番否定しているのはこの守ってくれている風の人だもんね
自覚あるのかないのか知らんけど
自分らの考えがただ古いだけなのかねーとかみんなで話し合ってみたけど
過剰に意識しすぎて令和なんだからダメでしょ!っていうのも
気持ち悪いかなと思った出来事でした
過剰な気遣いは逆に失礼だし傷つく
自分が大丈夫なことでも大丈夫じゃない人もいる
相手をよくみて思いやり持って行動できてたらいいんじゃないかと改めて思った
今は令和
いろんな美しさがあって素敵な時代になったとも思う
みんなが個性的にのびのびできたらいいね
長くなっちゃったけどまたみーちゃんのエピソードも書いていけたらいいな
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