まゆ@複雑性PTSDとトラウマ

2022年11月から、自我状態療法を使った、複雑性PTSDの治療を受けています。被虐待…

まゆ@複雑性PTSDとトラウマ

2022年11月から、自我状態療法を使った、複雑性PTSDの治療を受けています。被虐待などトラウマ多数あり。発達性トラウマ。愛着障害。 夫とネコ2匹とで生活しています。 Instagramで毎朝ゆるラジオ配信中→ @mayu_2439

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わたしの経歴など。

●現状(2023.10現在) ・2022.11より、自我状態療法でトラウマ治療中 ・精神科通院 ・社会的ひきこもり ●病歴● ・複雑性PTSD ・うつ病 ・持続性抑うつ障害(気分変調性障害) ・パニック発作 ・愛着障害 ●経歴● ・転院 計6回 ・入院 1回 ・自殺未遂 3回 ・休職 ・復職(現在は無職) ・自立支援医療制度 ・精神障害者手帳 ●おすすめ本● ・『本気でトラウマを解消したいあなたへ』 藤原ちえこ 著 ●試した治療やセラピー● ・自我状態療法 ・ソマティ

    • 3歳、葵ちゃんのはなし。

      (自我状態療法っていう治療法は、ふつうの頭でいうと『夢:Night dream』みたいな感じで進みます) 昨日の治療はわたしにとって、ブレイクスルーな回だった。 簡単に言うと、わたしの中の、母から虐待を受けていたパーツ「葵ちゃん」が救われたのだ。 感情的に暴力を振るわれる経験というのは、子どもの発育を大きく左右する。体も心も、感覚も感情も、すべての面において害悪でしかない。 傷ついた幼い葵ちゃんと、傷つけた母親。 『謝られる側』と『謝る側』の構図で、当然、葵ちゃんと

      • トラウマ完治までの期限。

        トラウマ治療を始めて11か月、来月で丸1年になる。 治療できることになった転機は、去年の今ごろ受けたセカンドオピニオンだったから、複雑性PTSDと診断してくれた専門医には、本当に感謝してる。当時まったく眼中になかった『自我状態療法』というセラピーも紹介してくれた。 だけど、腹立つんよ。 「おそらく1年ぐらいで楽になると思いますよ」とわたしに言った言葉に。 「1年で」って期限を明言しないで欲しかった。だってトラウマなんて人それぞれ、治療にかかる期間も人それぞれ。そんなこ

        • 28歳、スナのはなし。

          (トラウマ治療で行っている、自我状態療法の1セッションのことを綴っています) この日のテーマは【屈辱感】だった。 屈辱感をイメージしたとき、場面が4つ連なって現れた。 1つめは高校3年生の「紫」。 2つめは中学1年生の「ミー子」。 3つめは28歳の「スナ」。 4つめは41歳 の「亜子」。 ※自我状態療法では、自分自身の傷ついた過去を、ひとつのパートとして、便宜上、名前をつけます 今日は28歳の「スナ」のエピソードを書き残そうと思う。 * 前の夫と同棲していた頃の

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        わたしの経歴など。

          【包み込みのワークのやり方】

          【包み込みのワーク】 包み込みのワーク/コンテイナーテクニックのやり方を書いたよ。 心理士の先生がトラウマ治療の中で教えてくれた、安全なワークです。 ひとりでできるので、ちょっと疲れたな〜、しんどいな...…と感じるとき、安全な場所を確保して、ぜひやってみてね! * * * * * * * * * 1)リラックスできる安全な場所で、リラックスした姿勢になり、目を閉じる。 2)深呼吸をして、身体に意識を向ける 3)身体の感覚や感情、考えや映像など、今ちょっと不快だな

          【包み込みのワークのやり方】

          ポリヴェーガル理論を語ってみる。

          小難しいタイトルーっ(汗)て感じなんやけど。 トラウマを勉強してると自律神経系のシステムである、 【ポリヴェーガル理論】にたどりついたのね。 で、それが本ッ当に!しっくり来て、 今まで苦しかったことの仕組みがこれで説明がついた。 なので、今回は『ポリヴェーガル理論って何?』を 独学かつ、サバイバー目線で語ろうと思う。 生き苦しさを抱える人もそうでない人も、 興味のある方はぜひ最後まで読んでってください。 * 自律神経って聞くとみんなが知ってるのは、 ●交感神経

          ポリヴェーガル理論を語ってみる。

          高校2年生、ミサのはなし。

          (わたしが受けている、自我状態療法の1セッションのことを書いています) 母が家出をしたのはわたしが高校2年生のころだった。 父がむりやり母を連れ帰ったあと、母が2階で泣き叫んでいる。カーテンのしまった薄暗い部屋で、ソファーにふせながら。 あの頃のわたしはついこの間まで(50歳が見えるなあ)、ドア前に立って凍りついていた。 この場面が何度もフラッシュバックしていた。 当時のわたしは『母をなんとか助けてあげなきゃ』と思いながら、途方に暮れていたんだと思う。そして、母を救

          高校2年生、ミサのはなし。

          複雑性PTSDと診断された。

          トラウマ専門の病院でセカンドオピニオンを依頼して、【複雑性PTSD】と診断された。 -------------------- 複雑性PTSD(C-PTSDまたはDESNOS)とは、 組織的暴行、性的虐待、家庭内暴力、児童虐待、拷問及び戦争のような長期の対人関係の長期反復的なトラウマ体験の後にしばしば見られる、感情などの調整困難を伴う心的外傷後ストレス障害(PTSD)である。 その症状としては感情調整の障害、解離症状、身体愁訴、無力感、恥、絶望、希望のなさ、永久に傷を受

          複雑性PTSDと診断された。

          セカンドオピニオンを受けて。

          セカンドオピニオンでのことを箇条書きにまとめた。 ●まとめていったリスト● 困りごとリストとトラウマリストを書いていった。A4用紙3枚。これを書いていったのもあって診察は1回で済んだ(これがなかったらゼロから聞き取りになるから、2~3回かかったと思う)。セカンドオピニオンは自費診療なので回数ごとにお金がかかる。 ●なぜセカンドオピニオンか● 行ったのはトラウマ・PTSD専門の病院。かかりつけ医も賛成で、紹介状を書いてくれた。転院目的ではなく、複雑性PTSD(児童期の虐待な

          セカンドオピニオンを受けて。

          心の傷に気づくこと。

          自分が深く傷ついていることに気づいていない人は案外多いんじゃないかと思う。 実際、わたし自身も虐待やいじめ、度重なる転居や、大事な人との別れが原因で、感情調整ができなかったり、驚愕反応が起きていると分かるまで、何十年もかかったし、未だに気づいていない部分もきっと多いんだろうなと思う。 疲労感や身体の痛みがまさかトラウマと関係してるなんて、思いつきもしなかったよ。 もしよかったら、下の一節も読んでみてね。精神科医の水島広子さんの本から抜粋しています。 *** *** *

          心の傷に気づくこと。