わが国の経済と産業の現状。
この30年ほどわが国の経済と産業は低迷し、国の借金は膨大に増加した。むろん、この主因は官僚主導による社会主義体制にあるが、官僚が企業を経営しても、成功するはずはない。
口先では革新、自由な発想、ベンチャー精神などを口にするが、実際には規制や制約が多く、企業が独自の方針や発想を発揮する余地は乏しいのが現状である。長年、こういった慣習や悪弊に染まった大から小まで多くの企業は、保守的な思考と態度で覆われ、内部の風通しも悪い。こういった問題は経営者だけでなく、企業内の同調圧力や洗