高齢者の交通事故と自動運転車の導入について。
近年、わが国では高齢者の交通事故が増加している一方、自動運転車の開発や導入が進んでいる。とくに75歳以上の運転免許保有者が増え、昨年末で約728万人となり、5年間で約164.5万人も増加した。この増加は高齢社会が進行する中で、運転免許の自主返納のペースを上回っている。
2024年3月7日の警察庁の発表によると、車側が過失の割合が重い交通死亡事故は減少傾向にある。しかし、運転手が75歳以上の割合は増加の傾向で、10年前の11.9%から昨年は16.4%と増加した。自動ブレーキ