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“サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい” 人生100年時代の個人M&A入門/三戸正和【読書メモ】

安易な起業に対して警鐘を鳴らしながら、むしろそれより、個人M&A(企業買収)の方ががリスクが少なくて良いとお勧めしてる本です。
自分は会社が欲しいなんて1秒も思ったことはなかったけど、タイトルに惹かれてなんとなく読んでみました。そしたら、思ったより夢物語じゃなくて現実的な事が書かれていて、結構驚きました。

ルース的おもろかったとこ3選

①0を1にする起業は天才しかできない

→日本では、企業から5年後に生き残っている会社は43%。10年後となるとわずか23%。「0⇒1」の企業は、ごくごく限られた天才にしかできない離れ業。我々一般人は、最初の10年を生き抜いて安定飛行を始めた会社を買い「10⇒100」を目指す方が現実的。

②飲食店の経営をなめてはいけない

→飲食業の経験がない人が、趣味の延長で飲食店経営に手を出すのは危険。目に見える接客やPRなんて業務のごく一部で、仕入れ、原価管理(廃棄率)、調理、回転率、人件費管理など、その全ての業務をやり、さらにコスト削減をしなければいけない。素人には無理

③多くの会社で後継者を探している

→以前なら、会社の売却情報なんてトップシークレットだったけど、今や「M&A 案件」とググれば無数に仲介会社が見つかる。例えばその一つ、『バトンズ』というサイトの「譲渡希望金額100万円未満の事業承継・M&A売り案件一覧」にはこんなに! まるで不動産か転職サイトのようで、地域など条件で検索できるんです。さすがに予算100万円だと限られますが、見てるだけでも面白いです。

こんな人におすす

危うく脱サラしてラーメン屋でも始めようかと思ってた人
何をするか未定だけどなんか起業に憧れる

(2021年4月7日読了)

“※僕の読書メモは本の”要約”ではなく、僕が個人的に『珍しい表現だ!メモしとこ~』と思ったことベスト3を挙げています。"要約"ではないため、全然ネタバレできていません(いいんだか悪いんだか 笑)

あ、kindleに無料お試し版もありました!


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