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Look Back 2021

2021年の【観たり聴いたり】のベストとか記録していたことなどヒト、モノ、コト、なんかをいつか振り返れるように振り返ってみます。
すごく長くなってしまったので2022は1項目ずつで記事作るぞ!

観たり聴いたり

なるべく続けようと思って続けてた日記の中で記録してた観たり聴いたりしたものをジャンル別に振り返ります。

Movie

映画130本

成瀬巳喜男 3本
増村保造 2本
ジョン・フォード 6本
草野なつか 2本
ジャン・ルノワール 2本
小津安二郎 8本
真利子哲也 3本
杉田協士 2本
ルネ・クレール 3本
マルセル・カルネ 3本
ジャンピエールメルヴィル 3本
ロベールブレッソン 3本
ジャンコクトー 3本
アルフレッドヒッチコック 8本
濱口竜介 3本
堀禎一 5本
ケリーライカート 2本
小森はるか 3本
エリックロメール 4本
ジャン=リュック・ゴダール 6本
PFF作品 4本

こうしてまとめてみると、映画をもう一度学びそして捉え直そうとゴダール、ヒッチコック、フォード、小津安二郎を観ていたことがよくわかる。そういう年だった。
同時にケリーライカートの作品と出会えたこと、ロメールの作品ともしっかり出会えたことはすごく大きい。小森はるかさん、草野なつかさん、杉田協士さんなどの日本のインディペンデント作家もしっかり見ていて、濱口竜介監督や真利子哲也監督の過去作を観れた。
来年こそは新作映画でベストを作れるくらいは映画を観たい〜。

Music

1,225人のアーティスト、263枚のアルバム

国内アルバムベスト

  1. 折坂悠太「心理」

  2. CHAI「WINK」

  3. ROTH BART BARON「無限のHAKU」

  4. 月ノ美兎「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」

  5. んoon「Jargon」EP

  6. わがつま「第一集」

  7. 冬にわかれて「ダンデム」

  8. Sweet William「Beat Theme」

  9. Daichi Yamamoto「WHITECUBE」

  10. 坂東祐大「Towako's Dialy」

①は2018に、②は2017に、③は2019に、それぞれ年間ベスト級のアルバムを既に発表していて、その3組が揃って最高傑作と呼べる作品を出した2021年という年は異常であるということがよくわかる。
④はソングライティングはしていないが、一歩間違えれば作曲陣だけの作品になるところを彼女の声によって全て彼女の作品と化けており、20年以降の女声J-POPの可能性をみた。きゃりーも相対性理論も超えていってほしい。
⑤⑥は今年初聴きのアーティストでしたが、とても良く、今後の動向に目が離せない。
⑧⑨は以前から界隈のアーティストにフィーチャーされていたりして名前とその作家性の高さは知っていました。お二人とも今回のアルバムで存在感を強く示したなと感じました。とても良かった。個人的に⑧のアルバムはサウナ後の時間に合います。
⑩はドラマを観ていたこともありますが、音楽としてとても好きでした。ドライブマイカーのサントラアルバムよりアルバムひとつの作品として聴けるようになっていたのでこちらを選びました。

海外アルバムベスト

  1. Silk Sonic「An Evening With Silk Sonic」

  2. Clairo「Sling」

  3. ハイエイタス・カイヨーテ「Mood Valiant」

  4. Japanese Breakfast「Jubilee」

  5. Cleo Sol「Mother」

  6. The Whether Station「Ignorance」

  7. オリヴィア・ロドリゴ「SOUR」

①のコラボにはほんと胸が高鳴りシングルで終わりかと思っていたのでアルバムが出た時はそれに驚き、聴いてさらに驚きました。
②はZinniasという曲に引き込まれました。
③はフライング・ロータスのレーベルから新作が発表されると聞いたとき喜びと楽しみが湧き上がり、その期待を余裕で超えてくれた。
④はかわいい。⑤は自分が小さい子供を育てていることもありその中での創作に強く感銘を受けた。

Theater

  1. NODA・MAP「The Bee」

  2. ・橋本ロマンス「PAN」

  3. ・チェルフィッチュ「未練の幽霊と怪物ー『挫波』『敦賀』ー」

①は野田秀樹が若い人に是非観にきてほしいとコメントを出していたので、観た。そして圧巻でした。小さなステージで最小単位のモノ・ヒト・コトでここまでのことを起こすのはさすがだなと思いました。うん、ほんとに。驚いたな。今年この演劇を観れなかった人は戯曲を呼んで次の再演まで楽しみにしていてほしい。阿部サダヲも川平慈英も長澤まさみもみんなとても良かった。
②はダンス公演。現代的でダンサー、役者というよりモデルというふうに舞台に立つ表現者を捉え直して、映画的にシーンを展開していく手法は現代舞踏という名称の前で固まってしまう人にもすごく開かれたものだった。橋本ロマンスさんの今後の活動に注目していきたい。
③は昨年この作品のプレ上演をオンラインで見て楽しみにしていて、今年鑑賞することができたのでとても良かった。
このほかにもロロ等オンラインでの舞台は見ていたのですが、とりあげるのはここまでです。小田尚稔の演劇やヌトミックを見逃したのがもったいなかった。

Book/Comic

小説10冊
宇佐見りん、遠野遥の文藝リニューアル後の文藝賞受賞作家かつ芥川賞作家の2人の作品を読むことができたのでそれは良かった。乗代雄介さん「旅する練習」はほんとうに傑作だったし三島由紀夫賞受賞がめでたい、千葉雅也さんの「オーバーヒート」と「マジックミラー」も面白く読みました。
その他3冊も読みましたが、もっと読めたし映画や戯曲に関する本を読めていないので2022年には少しでもそういったものを読みたい。

Sauna

サウナシュラン2021にて2年連続で3位となった池袋かるまるに2022年こそは行きたい!そして豊島園庭の湯にはもう少し行ってあげたい。
しかし2021年にリニューアルした東中野松本湯のサウナはほんとうにすごい。ほんとに毎週ひとりで通いたい。(家族に悪いのでやらない)
サウナ体験としては黄金湯にてサウナのイベントに参加したのは楽しかった。黄金湯にはなかなかいける機会もないので、そういったイベントごと逃さないようにしていたい。
豊島園庭の湯、タイムズスパレスタ、スパラクーアなどスーパー銭湯のサウナも経験できて楽しかったし、さらに行きたいサウナが増えました。
ただ銭湯サウナーとしての自覚を大切にして、サ活していきたいと思います。

Drama

2021年鑑賞34本
「大豆田とわ子と3人の元夫」「コントがはじまる」「今ここにある危機とぼくの好感度について」と4月クールのドラマの並びはとても豪華だった。それと同時に脚本家で過去のドラマを見返した年でもあった。坂元裕二さん、野木亜紀子さん、渡辺あやさん、バカリズムさん、と観ました。宮藤官九郎さんのドラマも観れればよかったがそれは叶わなかった。「最愛」というドラマを見逃してしまったのでそれは心残りでした。
「オリバーな犬〜」「岸辺露伴は動かない」「阿佐ヶ谷姉妹の〜」「今ここにある〜」」とNHKのドラマは秀作が多かった印象。「生きるとか死ぬとか父親とか」「サ道2021」「お耳に合いましたら」「東京放置食堂」とテレビ東京のドラマも豊作な印象で、あるフォーマットに30分のドラマを落とし込むこと、新進気鋭の映画作家陣と組むことですごく上手く行っていた。
同時にYouTubeでは「惑星サザーランドへようこそ」「水曜日22時だけの彼」のような1話10分のドラマの毎週配信がありそれも試みをおもしろく観た。

Animation

2021年鑑賞3本
ODD TAXYは友達に紹介したくなる傑作。
SONNY BOYはまた見返したい傑作。
アニメはあまりチェックしきれていないが、最低限観れたと思っています。

TV Entertainment

  1. キングオブコント2021

  2. あちこちオードリー ゲスト:星野源

  3. キングオブコントの会

  4. 水曜日のダウンタウン「おぼんこぼんthe final」

  5. トゲありトゲなしトゲトゲ

空気階段の優勝で幕を閉じた。キングオブコント2021は歴代の中でもレベルが高くて、松本人志が「レベルの高い今年の優勝には価値がある」と言い締めた。以前からラジオリスナーだったため空気階段をどうしても応援していたのですが、メガトンパンチマンが現れた時は「いけー!そのままいけー!」と頭の中で叫んでしまった。
②は春にイエローマガジンへ若林が出たことによりに今年急接近をした2人の生きづらさスター。新垣結衣結婚へのラジオでの若林のコメント、クミさんと春日が歌ったFamily Song、激レアさんでの共演とコラボ?を続けて、最後に星野源のANNへ若林様が出演してPOP VIRUSにラップをつけるコラボはほんとうに見事にカッコよかった。
③では松本人志が何年ぶりかのテレビコントを披露しており、その中でも小峠と玄関のドア越しにやりとりをするネタは最高潮におもしろくて、笑いを作った男は健在だと見せしめた。ほんとに芸人全員が松本人志のコントを楽しみにしているという高すぎるハードルがある中でそれを余裕で飛び越えてそのハードルの緊張感をも笑いに使用してしまう強靭さがすごい。これが本当の「松本、動きます。」だと思いました。
④はギャラクシー賞を受賞した通りだと思うんですが、ほんとうに見事でした。
⑤はテレビ朝日が、若手ディレクターの育成とお笑い枠の確保を目的に作られたバラバラ大作戦という企画のひとつ。Aマッソ加納、3時ヒロイン福田、ラランドサーヤの3人がビーズクッションに腰掛けボケツッコミの応酬を繰り広げる番組ですごく好き。普通に3年後ゴールデンMC級3人だと思うので、日曜日の朝とかに移動してでも続けていって欲しい。年末にサーヤのラジオに3人で集まった放送がすごく面白かった。

Other

オンライン配信「明日のたりないふたり」

万平蒸祭in黄金湯

空気階段の踊り場

神田伯山「東玉と伯圓」

ヒト・モノ・コト

ヒト

大谷翔平

とにかく大谷翔平はすごかった。毎朝起きるとホームランを打ったニュースが入ってきていて、すごく幸せだった。また来年の活躍も応援します。

モグライダー

何年か前にマセキ事務所ライブに通っていた時代があったんですが、その頃からモグライダーは別格だった。この人たちすぐ売れると思っていたけどどうにも世の中には出てこれていなかった。
そんな彼らがM1ファイナルでトップバッターとして出てきて全体の平均点を底上げする活躍を見せたことは大いに感動した。M1優勝はしなくていいから早く売れてほしい、芝さんがゴールデンで剛腕振るってるところがみたい。

濱口竜介

今年の映画界は濱口竜介の年だった。
3大映画祭で1年のうちにここまで活躍した監督っているのでしょうか。大きな現場でも小さな現場でも世界から評価されるおもしろい作品を作るってほんとうに素晴らしい。
日本映画の現状は暗い、けれど濱口竜介が引っ張っていってくれたらなにか大きく変わる気がする。
日本映画が死ぬか、復活の兆しを見せるかその瀬戸際の時代にいるんだと痛感した年でもあった。
しかし濱口竜介さんベルリン、カンヌとお疲れ様でした。また新作が観れることがほんとうに楽しみで仕方がない。

モノ

モルック

サウナから始まり、フィンランドの人は湖のほとりでサウナに入って湖で水風呂して、バーベキューしてビールを飲んでみんなでモルックをするって文化を知ってしまい、購入。まだフィンランドの人のような会はできていないが、公園とかで友人を誘って数回行いました。すごく簡単なんだけど少し頭を使う必要があるゲームなのが肝ですね。木のおもちゃといった感じで所有欲も出るので、一家にひとつあっていいと思います。

サウナハット

OverRideという帽子専門店で購入しました。
そちらでは頻繁にサウナイキタイのポップアップをしていて、以前からサウナに入る時にサウナハットが欲しいと思っていたので購入できてよかったです。こちらの見た目も素材もカッコいいのですが、松本湯や庭の湯でもオリジナルサウナハットを販売していて、いろいろなサウナハットを集めたい気持ちが湧いてきます。。こちらも所有欲がそそられる〜。

コト

Podcast

昨年、佐久間宣行さんが審査員をしていることで
Podcastアワードというのを知り、2021年はよくPodcastを聴いていました。世間的にも音声メディアの時代が来ているらしく、様々な出版社や人がPodcastで自分たちの番組を作っていて「追いすぎずに軽く気づいたときに聴く」みたいな感覚で聴いていて丁度よかった。「ゆとりっ娘たちのたわごと」という番組はすごく好きで、本編は逃さず聴くようにしています。

銭湯お遍路

2年かけてようやく26浴場達成!
今後も続けてまずは88浴場目指します!


ポタリング

家族でポタリングをするのがすごく楽しくて、できる範囲でたくさん
お出かけしました!ポタリングで良い道を探すのが習慣になっていて都内全網羅した地図を購入して、そこに書き込みながら楽しんでます。また来年もたくさんポタリングして新しく良い道を開拓していきたい!


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