『井賀論。』 vol.3 “シャッターで物語を紡げ”
ROUND3 写真の力
24歳の時、独学で写真を始めた。カメラは持っていなかった。写真を撮ったこともなかった。でもプロの写真家になると決めてカメラを買った。最初のうちは友人や近所を撮って満足していた。そうして写真を学んでいった。始めて2年が過ぎた頃、写真家としての自分の顔がないことに気付き、行き詰まった。
何を撮りたいのだ?
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