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緋月 燈
2016年7月15日 09:00
心が感情に彩られてゆくスポンジのようなものなら人の心とは、案外美しくはないのかもしれないねいろんな絵の具を吸って時に混ざりあい時を重ねるほどに染みてゆく色々みずみずしく濡れゆく心はいつも涙を湛えているかのようでもそのうるおいは美しい乾ききってどんな色にも染まされないよう押し潰しきったスポンジは哀れだ息を止めたら、けっきょく、苦しいだけだもの。使ってなかった
2016年3月13日 18:45
臆病なままでも世界に触れる怖がりな冬を眠ってすごしたくなる時折訪れる春の陽気に少しだけ誘われてもみる一日一日が四季一時一時が季節心が揺れ動くままに雨が降り夜より昏い夕立が降る抜け殻より軽い中身の身体が風に飛ばされても石より重い心が陽射しに安らげなくても一日一日が四季一時一時が季節心が揺れ動くままに夜を思い月の光だけがやさしさになる燈火でありたい何を見失って
2016年3月11日 03:14
自分の足で立つことそれがなければ言葉を紡ぐことすらできないのかもしれないでも それでも心が苦しいままあなたを縛り続ける道を行かなくてもいいきっと守りたいもの大切にしたいものたくさんあって守るために大切にするために苦しくてもなお進む人もいるだろうだからこそ、頑張りすぎないでほしい辛いなら立ち止まって休んだっていいあなたを駆り立てるその衝動があなた以外の思いである