シェア
ひよこのるる
2019年8月31日 19:20
2018年11月以来発表してきたぼくの訳詩約70編の、作者別の目録です。もし気に入った作品を見つけたら、同じ作者や時代の他の作品も読んでみていただけたらとてもうれしいです。 *作曲家・ミュージシャン別の索引も用意しております。 *以下、作者の生年順に並べています。Marcus Valerius Martialis/マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(ローマ)c.40-c.
2020年2月27日 07:12
Joseph von Eichendorff(1788-1857), Das zerbrochene Ringlein (c.1810)すずしい谷間で水車がまわる、水車小屋に住んでいた愛しいひとはもういない。一生の愛を誓ってぼくに指輪をくれたのに、愛の誓いは破られてぼくの指輪は裂けた。ぼくは歌びとになって広い世界を旅したい、家から家へ巡ってぼくの歌を歌いたい。ぼく
2019年9月6日 07:09
Anonym (c. 1180)あなたはわたしのもの わたしはあなたのものそれはあなたも分かっているはず。わたしの心のなかにあなたは閉じ込められて鍵はどこかへいってしまった。あなたはいつまでも わたしの心のなか。(植田重雄の訳を参考にした。)Dû bist mîn, ich bin dîn.des solt dû gewis sîn.dû bist beslozzeni
2019年8月17日 14:51
Clemens Brentano, Abendständchen (1802)ほら また悲しげに笛が鳴っている冷たい噴水もざわめいている。金色の音たちが降りてくるしずかに! 耳を澄ませよう。つつましい願い 穏やかな望みが世にも甘やかに心に語りかける。わたしを包む夜のかなたから音たちの光がわたしを見つめる。Hör', es klagt die Flöte wieder,Un