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17.会いたい人がいる(Black Sabbath/Heaven and Hell)今さら翻訳。自宅待機日記。

皆さんは、雲の上に行ってしまった偉人を1度目にしてみたいと思ったことはありませんか?

5月2日はX Japanのhideさんの命日でした。

hideさんの音楽は私の節々で必ず力をくれました。

私の部屋には今でもフィギュアが置いてあります。

しかし、hideさんは私が産まれたとほぼ同じ時に、亡くなってしまいました。

ですので、恥ずかしながらhideさんのお姿をリアルタイムで拝見したことはありません。

実は、そのように、私たちとは、向こうの世界にいるスターに憧れを抱いたことは何度もあります。

その中でも、私は格別に尊敬を抱く人物がいます。

(Black Sabbath/Heaven and Hell)

彼の名はロニー・ジェイムス・ディオ。

1942年7月10日、アメリカはニューハンプシャー州で生まれたシンガーソングライターです。

先日、ご紹介した、Rainbowの母体となった、Elfというバンドや、あのBlack Sabbath、自身が中心となったDioのフロントマンとしても活躍しました。

華々しい経歴や、晩年になっても精力的に活動した姿から、メタル界のゴッドファーザーと称されました。

今回は、その中でもBlack Sabbath時代の象徴となるアルバムであり、筆頭となった「Heaven and Hell」という曲を取り上げたいと思います。

(歌詞:

Sing me a song, you're a singer
Do me a wrong, you're a bringer of evil
The Devil is never a maker
The less that you give, you're a taker
So it's on and on and on, it's Heaven and Hell, oh well

The lover of life's not a sinner
The ending is just a beginner
The closer you get to the meaning
The sooner you'll know that you're dreaming
So it's on and on and on, oh it's on and on and on
It goes on and on and on, Heaven and Hell
I can tell, fool, fool!

Well if it seems to be real, it's illusion
For every moment of truth, there's confusion in life
Love can be seen as the answer, but nobody bleeds for the dancer

And it's on and on, on and on and on....

They say that life's a carousel
Spinning fast, you've got to ride it well
The world is full of Kings and Queens
Who blind your eyes and steal your dreams
It's Heaven and Hell, oh well

And they'll tell you black is really white
The moon is just the sun at night
And when you walk in golden halls
You get to keep the gold that falls
It's Heaven and Hell, oh no!
Fool, fool!
You've got to bleed for the dancer!
Fool, fool!
Look for the answer!
Fool, fool, fool! )

(和訳:

俺に歌を歌え、お前はシンガーだ
俺に罪を犯せ、お前は悪をもたらす者だ
悪魔は決して創造者ではない
お前が与えるモノは少なく、お前は受け手だ
よって、ずっと天国と地獄は続くのだ、まあいいさ

人生の伴侶は罪人ではない
終局はただの創始者である
答えが近づくほど
次第に夢を見ているのだと知る
だからいつまでもいつまでも、そう幾度と
天国と地獄は続いていく
俺は何回でも言えるさ、愚か者、愚か者が!

まぁ、それが本当だと思うなら、幻想だ
真実のひとつひとつ、錯覚があるのだ
愛は答えに見えるが、誰も踊り子に犠牲を払わない

だから、いつまでもいつまでも...

人生はメリゴーラウンドだと彼らは言う
目まぐるしく回るが、お前は上手く乗れたな
世界は王と女王で溢れている
誰がお前を盲目にし、お前の夢を盗むのか
天国と地獄さ、まあいいさ

そして、彼らはお前に黒が白だと言うだろう
月は夜の太陽だとも
それから、お前が黄金の広間を歩く時
お前は落ちる金を手にし続けるさ
それが天国と地獄さ、まったく!

愚か者、愚か者が!
お前は踊り子に犠牲を払ったのだ!
愚か者、愚か者が!
答えを探せ!
愚か者、愚か者よ!愚か者が! )

いかがでしょうか?

とても抽象的といいますか、何だかぼんやりしながらも強いメッセージを歌詞から感じました。

こうした、まるで哲学も垣間見える歌詞が、ディオ氏の曲には多く、このような歌詞は後世のメタル業界には多く影響を与えました。

さて、話を戻して、ディオ氏の命日まで、あと2週間に迫りました。

私はディオ氏がステージで活躍した時代に、音楽とは巡り合うことができませんでしたが、彼の歌を、彼の声を、彼の姿を確かに知っています。

私は普段、旅をしていますが、いままでは、東側諸国の雰囲気や文化が好きで、アメリカ合衆国に行くことは何となく敬遠していました。

今回、新型コロナウイルスの影響で、旅は中断してしまいまっておりますが、渡航ができる日が来たなら、私はディオ氏の墓に手を合わせに行こうと思います。

私の記憶に確かに残る、あの日の彼に。

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ではでは。


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