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#393 だいぶ疲れに強くなってきた気がするような・・・?

どうも,こんにちは。

古田博大(ふるたひろまさ)です。

このブログを初めてご覧になる方は,はじめまして。

いつもご覧くださっている皆様,いつもアクセスありがとうございます。

僕は,1990年生まれで現在30歳。2017年1月から弁護士として働き始め,ちょうど2年半が経過した2019年7月10日にうつ病を発症し,それから今日までずっと休職しています。

うつ病発症からしばらくは,眠ったり食べたりすることもままならず,生きることそのものが苦しい時期が続きましたが,長い時間をかけて少しずつ回復することができました。今は,週2日の休みをはさんで毎日出勤練習(慣らし勤務)を繰り返しながら,復職への準備を進めています。

今年(2020年)の12月1日から,少しずつ業務にも携わるようになりました。具体的には,理論的な調査や簡単な法律相談を担当するようになりました。今のところ,仕事を理由に大きく調子を崩してはいません。

うつ病をきっかけに「自分も何か行動したい!」と思い,2019年12月から,この毎日ブログを始めました。とはいえ,このブログでは,うつ病に関することだけでなく,日々考えたことを自由気ままに書いています。

書きたいことがたくさんあって,文章が長くなってしまうことも多いですが,ブログの負担が大きくなりすぎてうつ病に悪い影響を与えないよう,書き始めてから1時間程度でアップロードすることにしています(#ほぼ毎日時間オーバーしていることはナイショです

「書きたいがたくさんある」と「1時間でアップする」は両立が難しく,そのため,文章がつながっていなかったり,文章自体がわかりにくかったりと,弊害も多々あるんですが,どうしても「毎日ブログ」を続けたいので,毎日綱渡り状態ですが,アクセスしてくださる皆様のおかげで,今日までなんとか続けることができています(;^_^A

(ちなみに,「、」ではなく「,」を使っているのは,判決など裁判所の公式文書は全て「,」が使われていて,僕も仕事上それに合わせているからです。詳しくはこちら

僕のうつ病の経過については↓でまとめています。

それでは,今日も書いてきます!

さて,先ほど書いたとおり,僕は昨年(2019年)の7月にうつ病を発症したのですが,それから1年3か月ほど経った今年(2020年)の9月になってやっと,疲労がうつ病の症状を引き起こしていることに気づきました(#遅すぎ)。

僕のうつ病の場合,主な症状は不眠(寝つきが悪い・中途覚醒(=夜中に目が覚めて寝つけない)・必要以上に朝早く目が覚めてしまう)で,他にも,疲労感や意欲低下も出ますが,基本的には不眠に苦しんでいます。

僕は,ぐっすり眠れていれば,基本的に快調です。

寝つき良く,朝遅くまで眠れて熟睡感があれば,僕は大丈夫なんです。

寝つきが悪かったり,中途覚醒したり,朝早く目が覚めてしまったりして,充分に疲労を回復できずに朝を迎えた場合が不調です。

僕の場合,不眠の症状が自分の調子良い・悪いに直結しちゃってます。

しかし,そもそも,よく眠れなかったせいで疲労回復できずに朝を迎えるなんて,現代人にはよくあることなのかもしれません。

よく眠れないまま朝を迎えて仕事をしている人が,世の中にはたくさいらっしゃるのに,僕は,不眠の症状でヘコタレてしまっています。

「気合が足りない」なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが,そんな方に言いたいのは,僕は高校は皆勤賞でしたし,大学とロースクールを通して単位を1つたりとも落とさず卒業し,そのまま25歳で司法試験に一発合格くらいには,勉強する根性を備えています。なおかつ,社会人になってたった2年半の間に,独り暮らししながらも700万円を貯蓄するくらいだけの根性もあります。

だから,僕はどうあがいても「根性なし」ではありません。

それくらいぶっとい根性を備えながらも,不眠の症状に抗えなかったということは,それくらい,不眠の症状がひどかったということだと思ってほしいです。

ま,うつ病になった僕が考えなきゃいけないのは,僕自身が,うつ病になりやすい性質を持っているということです。

うつ病になりやすいことを前提に生きていく必要があるんです,僕は。

根性が足りなかったとか,もっと気合を入れなきゃいけないとか,そういった方向は間違っていると思います。

そして,うつ病になりやすいからといって,仕事や人生を諦める必要はないとも思います。

うつ病になりやすい性質というのは,遺伝的な素質(遺伝子の影響)なので,変えようがありません。だから,この性質は諦めるしかないんですが,ただ,この性質を自分自身で理解し対処すれば,充分に人生は楽しめるはずです。

僕のうつ病の場合,持って生まれた↑の性質に「身体疲労」が加わって症状が出ます。

あくまで「身体疲労」が直接の原因で,ストレスやメンタルは間接的な原因に過ぎないと思っています。

確かに,ストレスや精神疲労をためやすい性質もあるんでしょうけど,それが,うつ病に直接繋がっているとは思っていません。

ストレスや精神疲労は,身体疲労として蓄積します。ストレスや精神的な原因で,肩や腰の筋肉が硬直し,凝り固まるのは,僕があえて言うまでもありません。

こういった形で,メンタル面から蓄積した身体疲労と,身体に直接ダメージが加えられた身体疲労(姿勢が悪いままのデスクワークや,食生活の乱れ,睡眠不足)がシナジー効果(悪い意味のシナジー効果)を生み出し,その身体疲労が,不眠の症状などを引き起こすみたいなんです。僕の場合は。

だから,僕がフォーカスを当てるべきなのは,ストレスや精神疲労じゃありません。

直接の原因である,身体疲労を取り除くことを最も優先しなきゃいけない。

そのことが,今年の9月にはっきりしました。

身体の疲労が回復すると,如実に調子がよくなることを実感したからです。

もう僕は,ストレスなどの精神疲労は諦めました。

考え方や性格に問題があることは承知しています。

特に,出勤練習を始めて,実際に仕事に携わってみると,性格や考え方を変えたほうがいいと思う場面にたくさん直面します。

自分の仕事にだけ集中しなきゃいけないのに,耳に入ってくる同僚の仕事が気になったり,必要以上に他の人に肩入れしてしまったり。

こういった性格を変えられたら,そのほうが自分自身を守れるんでしょうけど,とりあえずは諦めました。

性格は,時間が経てば結構変わると思いますが,すぐに変えるのは難しいです。だから,性格を変えてうつ病に立ち向かうのは効率が悪いような気がします。

だから,僕は,性格アプローチではなくて,身体疲労を解消するアプローチ(フィジカルアプローチ)をとろうと思っています。

それには,整体に行ったりすることも大事ですが,毎日きちんと疲労回復する時間を確保することが何よりも肝要です。

仕事を終えて夜眠るまでゆっくりと休養をとる時間,そして,8時間以上の充分な睡眠時間。

この2つの時間が,何よりも大切な「フィジカルアプローチ」です。

この「フィジカルアプローチ」については,何度かこのブログで話していますが,最近,だいぶ僕のフィジカルが強くなってきた気がします。

今年の9月以降,疲労回復に重点を置くようにはなりましたが,当初は,疲れが溜まっている日ほど,不眠の症状が出てしまうというパラドックスにさいなまれていました。

これは非常に苦しく,今も続いているんですが,ただ,最近は,疲れがたまっていても,眠りへの影響が小さくなってきた気がします。

確かに,疲れが溜まっている感じがする日は,寝つきが悪くなったり,朝早く目が覚めてしまったりして,不眠の症状が出るんですが,ただ,以前のように,ひどくはなくなりました。

寝つきが悪くても,いつの間にか寝ついていたり,早く目が覚めてしまっても,疲労感はそれほど残っていなかったり。

フィジカルが強くなってきたからこそ,少し疲労が蓄積していても,充分な睡眠がとれるようになってきました。

これからも油断大敵ですが,回復を喜びながら,ぼちぼちやっていこうと思います。

【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら

まだまだ僕のうつ病は治っていないので,毎日うつ病の経過を記録しています。

今日までに経過した期間↓

・うつ病発症(2019年7月10日~):538日(1年5か月と19日)

・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):459日(1年3か月と2日)

・午前中の散歩(2019年11月7日~):418日(1年と1か月と22日)

・毎日ブログ(2019年12月3日~):392日(1年と26日)

・出勤練習(2020年3月30日~):274日(8か月と29日)

今日で,出勤練習を始めて8か月と29日です。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,約8か月間出勤練習を積み重ねてきました。

そして,今年(2020年)の12月1日から少しずつ業務に携わるようになりました。

具体的には,理論上の問題を調査したり,簡単な法律相談を担当したりするようになりました。

裁判所への出頭はまだですが,これから少しずつ,やっていけたらいいなと思います。

さて,今日は休みでした。1月3日まで休みです!

今日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),午後11時35分~朝7時30分までの睡眠が記録されています。昨晩は,めちゃくちゃ眠かったので,早めに布団に入ることができました。

ただ,朝は早く目が覚めてしまい,睡眠時間の割にあまり熟睡感もありませんでした。睡眠時間は8時間と充分でしたが,SleepCycle独自の睡眠品質は78%/100%とあまり良くありません。

(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)

今日も早めに布団に入って,ゆっくりと休養したいと思います!

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!・・・↓

昨日のブログ↓

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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから1時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。

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