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#324 完璧に疲労回復しようと思わないほうがいい

さて,↓のブログでも書いていますが,僕は現在,自分の身体を使って絶賛実験中です。

どんな実験かというと,疲労回復が追いつくかどうかの実験です。

僕の場合,回復が追いつかないまま疲労が蓄積され,その量がある一定ラインを超えた結果,うつ病を発症し,強い不眠症状や意欲低下,不安や恐怖といった症状が発現しました。

(※疲労の原因は主に仕事だと思いますが,とはいえ,仕事や職場の人間関係だけが悪いとは思っていません。物事の見方・考え方や,生き方そのものがうつ病の発症には大きく影響を与えていると僕は思っています)

疲労回復が追いつかなかったせいでうつ病を発症したわけですから,僕は,復職するまでの間に,疲労回復を追いつかせる練習を積む必要があるわけです。

その「疲労回復」の練習をしながら,同時に「どれくらい出勤したら疲労回復が追いつかなくなるのか」「疲労回復が追いつく限界は何連勤なのか」というのも,実際に午前9時~午後6時(定時)までの出勤練習を繰り返しながら,確かめている最中です。

先週は,3連勤したら,その晩に寝つきが悪くなりました。つまり,3連勤したら疲労回復が追いつかないほどの疲労が蓄積してしまったわけで,それはつまり,今の僕にとって,疲労回復が追いつく限界が3連勤であることが,先週の実験で示されたわけです。

で,今週の実験が,2日間の休日をはさんで今日から始まったわけですが,今週の実験はあまり幸先が良くありません。さっそく今朝から出鼻をくじかれています。

というのも,今朝は午前5時に目が覚めてしまったんです。出勤するために午前5時に起床する必要はありませんから,これは完全に「中途覚醒」というやつです。

まあ,昨日の昼間から調子を崩す兆候はありました。昨日は,午前中に歯医者に行ったり,リサイクルショップに行ったりして,帰りは冷たい雨に降られ,帰ってきたら結構疲れていました。

疲れていたにもかかわらず,部屋が寒かったのでこたつを出そうと思い,こたつ布団をセッティングしました。この作業を終えた頃にはへとへとになっていました。午後3時頃には作業を終えていたので,それから休息をとるため昼寝しようとしましたが,結局昼寝できず,その結果,昨日は充分な疲労回復ができませんでした。

そんな感じで,充分な疲労回復が図れないまま昨晩は眠りについたわけです。充分な疲労回復ができていない場合,かなり高い確率で僕は寝つきが悪くなるんですが,昨晩は幸運にも寝つきは非常に良かったです。

しかし,その反面,朝5時に目が覚めてしまい,良好な睡眠とは評価できない結果となってしまいました。

話はもう少し続きます。

午前5時に目が覚めてしまった僕は,もう少し眠っていたかったので,目は覚めていたものの,ベッドに横になっていました。とはいえ,眠りにつくことはできず,いったんベッドから起き上がりました。おしっこを済ませ,少し喉が渇いていたので水分補給してベッドに戻った後,僕が寝つきを促すためにいつもやっている方法(首にマッサージ機を当てて耳栓を装着する)を使いました。

そうしたところ,いつの間にか深い眠りに入っていて,朝7時30分のアラームが鳴るまでぐっすり眠っていました。

朝5時に目覚めたときは,これだと疲労回復が充分じゃないから,疲労回復を図るため,今日は午後1時で帰ろうと思っていました。

昨晩から今朝にかけて,僕は,昨日の疲労が悪影響を及ぼして睡眠を妨げ,その結果,疲労回復が不十分となってしまったのです。

この現象は,「疲労蓄積→睡眠妨害→より一層疲労が回復されない」というスパイラルです。まあ,昨晩から今朝にかけてのやつは,だいぶ軽い部類でしたけど。

こういう感じで,今日は,疲労回復が追いつくかどうかの実験をスタートするはずだったのに,そもそも休み明け1日目から疲労回復ができていないという現実に直面するハメになりました。

こんな場合どうしたもんかなあと,今朝から考えていました。

午前5時に目を覚ました時点では,疲労回復を図るため,午後1時に早退しようと思っていたんですが,その後7時30分までぐっすり眠れたので,まあ,定時まで滞在してもいいかなあと考えを改めました。

昨日までは「今週は疲労回復が何日追いつくか?」というテーマで実験しようと思っていましたが,今朝このテーマを変更して,「休日に充分な疲労回復ができないまま出勤した場合,何日間フルタイム出勤できるか?」というテーマで実験することにしました。

だから,とりあえず今日は午後6時(定時)まで滞在します。

今の身体の状態から察するに,おそらく,今晩は寝つきが悪くなりそうです(笑)。疲労感があるので,この疲労感によって,身体が命の危機と勘違いしてしまい,眠気を奪ってしまいそうです(笑)。

ちょっと昨晩の話をしますが,昨晩は結構いろいろと頭に浮かんできました。「○○だったら,○○しよう」とか,いろいろと考える必要もないことを考えまくってしまっていました。

けれど,そういった頭の中のグルグルを昨晩は自分で無理せず抑え込むことができ,そのおかげで寝つきは良かったんです。

でも,あれだけいろいろと考えあぐんでしまったのは,やっぱり疲労の蓄積があって,それが悪影響を及ぼしていたからだと思います。

既に書きましたが,昨日は,結構朝から活動が多めで,午後には疲れを感じていました。にもかかわらず,昼寝もできなかったので,疲労回復が十分でない感じがありました。

疲労回復が充分ではなかったにせよ,昼間にできなかった疲労回復が夜にできればいいなと思い,眠りにつきました。幸いにも寝つきは良かったので,夜の疲労回復は順調に進むはずでした。

しかし,朝5時に目が覚めてしまい,充分な疲労回復は図れませんでした。

でも,その後,耳栓をハメて首にマッサージ機をあてたら,二度寝できました。7時30分のアラームで目を覚ましましたが,その際は汗びっしょりになるほど熟睡していました。

だから,二度寝したおかげで結構疲労回復が図れたように思います(寝汗は熟睡のサインだと僕は思っているので)。だから,完璧ではないにせよ,それなりに疲労回復が図れているので,今日は定時(午後6時)まで滞在して,「休日に疲労回復が充分できないまま出勤した場合に」疲労回復が追いつくかどうか,何日目で限界を迎えるか,を人体実験して確かめてみようと思います。

というか,そもそも,完璧に疲労回復できている日って,どれくらいあるんでしょうね(笑)。

いくら好きな仕事だとはいえ,「他人からお金をもらう」という,あらゆる仕事に共通する性質上,必ず人間関係は必要ですし,人間関係でストレスがゼロということはあり得ません。

仕事をするということは,様々なストレスにさらされ,疲労を蓄積させながらも,その疲労を回復させながら前に進むことのはずです。

だとしたら,完璧な疲労回復なんて,そうそうない。

仕事をしている人は皆,疲労を「そこそこ」回復させながら,日々走り続けているんです。

だとすると,僕も,そういった「完璧な疲労回復」がない中で,なんとか疲労回復を追いつかせる練習・実験をするべきでしょう。

僕は,うつ病を発症するまで,疲労回復をないがしろにしていました。ないがしろにしていても,表面上は疲労回復が追い付いていました。2年半だけは(笑)。

うつ病発症前のやり方では2年半で行き詰ってしまったので,これからは,疲労回復を怠らず,2年半で限界にならないような,永続可能なペースで仕事をしていかなきゃいけません。

もうイヤですからね,2年半で離脱するのは。うつ病はとにかく苦しくてツラいので,もう一生患いたくありません(笑)。

しかし,「疲労回復を怠らない」といっても,先ほど書いたように,完璧に疲労が回復されるなんてことは滅多にない。

ということは,ちょっとくらい疲労が残っている状態には,慣れておかなきゃいけないことになります。「ちょっとくらい疲労が残っている状態」をキープしながら走り続けられればいいんですが,僕には,その状態をキープできずにうつ病を発症してしまったという前科があるので,「キープ」なんて生ぬるいことは言わずに,誠心誠意,疲労回復を怠らず,可能な限り疲労回復に努めたいと思っています。

ただ,大事なのは,疲労回復の完璧さにこだわらないことです。

僕は,うつ病者特有の完璧主義者なんですが,そんな完璧主義者は,疲労回復の度合いすら,完璧にこだわろうとします。

でも,疲労回復を完璧にしようと思ったら,いつまでも働けません(笑)。

既に書いたように,「働く」って,疲労がある程度残った状態でずっと走り続けることですから。

ちょっとバランスを崩したら,ズドーンと調子を崩してしまう僕みたいな人は,完璧に疲労回復できないからこそ,より一層疲労回復を怠らないのが大事なんです。

疲労が少しくらい残っていてもいいんだけど,疲労の蓄積量がちょっと増えるとバランスを崩してしまうから,そのバランスを崩さないよう,極力疲労回復に努める。

疲労回復に充分注意するんだけど,同時に,完璧に疲労が回復されることはない,ということも心得ておく。

そんな感じで,今日からまた実験していきます。

「疲労回復が追いつくかどうか」「何日間なら疲労回復が追いつくのか」を知るため,今日も今日とて,午前9時~午後6時(定時)まで滞在します。

今晩の寝つきが悪いなら,今週は1日しかもたなかった(疲労回復が追いつかなかった)ということが判明しますから,それはそれでいいです(笑)。

そうなったら,明日は午前中で早退するなりしてゆっくり休養し,明後日からまた実験を始めればいいですからね。

まだまだ,時間は充分にありますから,実験を繰り返していきます。

【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら

今日までに経過した期間↓

・うつ病発症(2019年7月10日~):469日(1年3か月と11日)

・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):390日(1年と24日)

・午前中の散歩(2019年11月7日~):349日(11か月と14日)

・毎日ブログ(2019年12月3日~):323日(10か月と18日)

・出勤練習(2020年3月30日~):205日(6か月と21日)

今日で,出勤練習を始めて6か月と21日目になります。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,約6か月間勤練習を積み重ねてきました。

既に書いているように,今日は出勤しました。午前9時~午後6時(定時)まで滞在予定です。

そんな今日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),昨晩は午後11時25分に布団に入りました。先ほど説明したように寝つきは良かったのですが,朝5時に目が覚めてしまいました。しかし,首にマッサージ機をあてて耳栓を装着したら再び深い眠りに入ることができました。そのおかげで,結局のところ,睡眠時間は約8時間,SleepCycle独自の睡眠品質も81%/100%と悪くありません。

(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)

午前5時に目が覚めたときは疲労回復できなかったなあと,少しだけ落ち込みましたが,ふたを開けてみたら結構眠れたのでよかったです。とはいえ,眠りが絶好調なわけではないので,疲労の蓄積や眠りの質を注視していきたいと思います。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!・・・↓

昨日のブログ↓


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