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広島と長崎へ落された爆弾!🧐天変地異 🌪⛈🌬 そして、平和へ 🌏 その他の西山のコメント[2023年~2024年上半期]

 初めに読むこと【noteに投稿する私の記事等の著作物の閲覧・引用及び利用・実践等の注意事項】(2023年5月25日更新)



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 医学博士 永井隆 先生の随筆「長崎の鐘」の序文が 近年 見つかりましたね。古関裕而 先生が作曲した歌謡曲「長崎の鐘」を聴いて感動した永井博士は ❝ 新しき朝 ❞ と題する短歌を詠んで、作曲家の古関裕而 先生・作詞家のサトウハチロー 先生・歌手の藤山一郎 先生に贈りました。短歌を芸術歌曲にする試みは 歌人の若山牧水 先生の作品に作曲した古関裕而 先生の「白鳥の歌」が知られていますが、古関裕而 先生は、この短歌 ❝ 新しき朝 ❞ にも曲を付けて歌曲にしています。歌謡曲としては 藤山一郎 先生が作曲した ❝ 新しき朝 ❞ の 別 Version が 後年、「長崎の鐘」の Coda として歌われることが多いようです。


🦢
白鳥は かなしくないのだろうか?
空の青さにも 海のあおさにも 染まらずに漂う 

🗻
では 行こう 行きて だ見ぬ 山をる   
この 静けさに 君は 耐えられるだろうか?

🌏
どれだけの山河を 越え去って行くなら   
寂しさがてる国なのか? 今日も 旅を続ける

千億祥也 現代語訳 『現代日本語訳聖別詩集』より = 若山牧水 短歌「白鳥の歌」=



[平和]

 永井は『いとし子よ』の中で日本国憲法についてふれ、自分の子供に戦争放棄の条項を守ってほしいと書いている。


私たち日本国民は、憲法において戦争をしないことに決めた。(中略)憲法で決めるだけなら、どんなことでも決められる。憲法はその条文どおり実行しなければならぬから、日本人としてなかなか難しいところがあるのだ。どんなに難しくても、これは善い憲法だから、実行せねばならぬ。自分が実行するだけでなく、これを破ろうとする力を防がねばならぬ。

これこそ、戦争の惨禍に目覚めたほんとうの日本人の声なのだよ。しかし理屈はなんとでもつき、世論はどちらへでもなびくものである。日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から、憲法を改めて戦争放棄の条項を削れ、と叫ぶ者が出ないともかぎらない。そしてその叫びが、いかにももっともらしい理屈をつけて、世論を日本再武装に引きつけるかもしれない。

そのときこそ、…… 誠一よ、カヤノよ、たとい最後の二人となっても、どんなののしりや暴力を受けても、きっぱりと「戦争絶対反対」を叫び続け、叫び通しておくれ! たとい卑怯者とさげすまされ、裏切者とたたかれても「戦争絶対反対」の叫びを守っておくれ!(中略)

 …… 愛されるものは滅ぼされないのだよ。愛で身を固め、愛で国を固め、愛で人類が手を握ってこそ、平和で美しい世界が生まれてくるのだよ。

いとし子よ。

敵も愛しなさい。愛し愛し愛しぬいて、こちらを憎むすきがないほど愛しなさい。愛すれば愛される。愛されたら、滅ぼされない。愛の世界に敵はない。敵がなければ戦争も起らないのだよ。

出典:最終更新 2024年4月28日 (日) 永井隆 (医学博士) - Wikipedia

✽ YouTube の この Upload は「長崎の鐘」の原曲の再録音のようです。追加 Coda ❝ 新しき朝 ❞ は 歌われていません。






 
 西山も 実は二十歳代のはじめに結婚していたことがありましたが、数年でパートナーに先立たれてしまいました。その時は 西山も相手も結婚には消極的だったのですが、交際するようになってから、音楽スタジオ兼自宅の戸建に同居していたので、近所に対する体裁上、結婚しようと云う話になって、お試し結婚でした。結婚生活は想定外に上手く運んで、ついには 西山が妻の臨終をおくるまで一緒に暮らしたのです。西山とは違って、冗談を言わない真面目な妻だったのですが、不治の病に倒れる前から、「私はあなたのためになら、死ねますよ」などと脅されていました。
 また、私には一言も挨拶は無かったのですが、死の一か月程前から知人や親族が見舞いに訪れた時に、「私は結婚して幸せだった」と、今生のいとまいをしていたようです。西山が変わり者なので、皆に対して弁護しておく必要があると感じていたのでしょう。ただ、女心が分からない西山なので、妻にとって西山が「心の底から本気で惚れた男」だったかどうかは不明です。






 
 武満氏の作品は、弧(アーク)と雨の樹を能く聴きます。二十代の頃に中田喜直氏や三善晃氏とは仕事をご一緒させて頂いたことがありますが、武満氏や黛氏とは遂にお会いする機会を得ませんでした。残念です。




 「面白いものは面白いし、つまらないものはつまらない」と云う現実から派生する文学賞不要論は一理あるかな~。昔、『大逆異聞』でサンデー毎日新人賞の佳作を得て乱歩賞を狙っていた志村恭吾と この件について話したことがあります。

「むしろキリスト教的な人間の、この世に聖なるものがなかったら人間は存在する理由がない、という前提が山本周五郎にはある。聖なる心をいだいていながら、汚辱にまみれた世の中で、まるで見えていないものを発掘するんです。だから、観念小説ですね。どこにもリアリズムがない。もうほとんど空想小説といってもいいぐらいでしょう。聖書のように書いているんじゃないかな、物語をね」

歴史読本 2012より 篠田正浩 談


 篠田正浩氏の このような山本周五郎の作品評価に共感している西山です。



 
 🦉梟は不苦労。この頃の東大法学部の連中は賢すぎる人が多いですね。賢いのは良いが、賢すぎるのは良くない。時折、足元を掬うおバカな輩が出現する。中曽根康弘 氏と直接お話する機会を持てずにいた西山ですが、氏の教育における自由化の理念は頓挫したままですね。遠回しにプロジェクトの一翼を担う仕事の依頼がありましたが、家庭のくだらない事情で辞退しました。その顛末が「夏風邪を引く馬鹿」な西山のままなのです。

 
 
 国体の本義を護持する指針の変更ですかね~。誰が煽動しているのかは知りませんが……。日本沈没です。クレンペラーを聴きながら潔く共に沈みますか?










 世界平和を実現させる教育体系の普及は急務ですね。🧐









 『魔笛』の音楽は 魅力的で感動的ですね。西山は 特に第2幕第1場の終わりでザラストロと僧たちが歌う第10曲 ❝ O Isis und Osiris schenket ❞ と Bald prangt, den Morgen zu verkünden, ~と3人の童子たちが歌う同幕第7場フィナーレのはじまり(第21曲の初めの部分)が好きです。魔笛に登場する聖者ザラストロはゾロアスターのことだと音楽評論家の石井宏氏は 解説していますが、伝統YOGAや宗教的な根拠にまでは言及していません。その詳細は西山が担当する領域のようです。(笑)


👇 全曲鑑賞は こちらから



 モーツアルトのオペラ『魔笛』は ハイドンも在籍していたフリーメイソンで編纂されたイシス教の伝統YOGA がテーマになっています。カバラ思想やゾロアスター教などの奥義を含んだエジプトの秘教ですね。日本では、神秘音楽の父 作曲家 千億祥也 詩集『不思議な手紙』の第2部 ❝妖精の詩❞ で一部実践内容が開示されていますが、市販レベルで一般公開されているテキストではありません。ただ、この特別なモーツアルトの作品は、秘密結社の活動に理解のあるマエストロの指揮で、現代においても極めて強い霊力を発動させます。『不思議な手紙』の第2部 ❝妖精の詩❞ の抜粋は 次の記事でお読みいただけます。

                                                                              
 千億祥也氏の詩の解説やクラシック音楽の話や、一部、西山のプライベートなことについては、順次noteに投稿予定です。ご期待ください。




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