大人はそこにいるだけで子どもの刺激物になりえるという話
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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)
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発達支援現場での支援の工夫の一つに
「大人は子どもにとってその場にある刺激物」という認識があります
今回はその認識の大切さについて以下に記述していきます
環境として大人は「刺激物」
発達支援の中で、私たちが注意していることの一つに、「刺激を減らすこと」があります
それは主に
視覚的
聴覚的
なものが多く、
部屋の掲示物であったり…
外から聞こえる物音だったり…
カーテンから漏れる光であったり…
私たちはこれらの物を「お子さんに何らかの影響を与えるもの」として「刺激物」と呼んでいました
特性の強さから自分の取り入れたい刺激を選べないお子さんが、しっかり学びを得られるよう、注意を向けられるように、日々これらの刺激を減らす試みをしているのです
そんな工夫の一つに「大人を刺激物としてみる」こともしていました
例えば、集まりの場面でいうなら
お子さんに注目してもらいたいところは絵本や、スケジュールを伝えるリーダーだったりします。その場面で、
お子さんを補助する周囲の大人がしゃべっていたり、立っていたりすると、それだけで聴覚的、視覚的に目についてしまいます
特性の強いお子さんは、たったこれだけの、少しの刺激だけでも反応してしまい、集中が途切れてしまうことがあるのです
いうなれば、本来学べるはずだったことが、大人の動き一つで学べない環境になってしまうということです
なので、その場合の支援者としての大人の動きとして、お子さんと一緒に座っていたり、できるだけ小声やアイコンタクトで意思疎通を図る等工夫ができます
日々の支援や保育を振り返ってみると、大人同士で大きな声で話していたり、お子さんを呼んでいたりすることもあるかもしれませんが、もしかしたら、誰かの集中や活動を阻害しているかもしれません
そういった視点から自分の支援を見つめなおすのも、技術の向上につながります
以上になります
これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
質問等あれば、書き込んでいただければ
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