ジェンダーギャップついて私なりの考えの話
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最近よくジェンダーについてのつぶやきが見受けられます
特に大きく焦点を当てられているのは、「ジェンダーギャップ」 つまり
「男性や女性らしさなど、社会的・文化的に作り出された性差によって生まれる不平等や格差」
だと思っています
これについては、大学時代でもクラスメイトやゼミ生の間でディスカッションをしたことをよく覚えています
結論として、
日本の「社会」は男性ベースで構造が作られているケースが多く、女性が行動しずらい、行動意欲を削ぐ構造がある
という考えを持っています もちろん日本だけではないかもしれませんが…
例えば、働く女性の「産休」に対して
「まだ一年目なのに、すぐに妊娠してやめるのはおかしい」
「妊娠すれば仕事を辞められる」
という意見が出たりしまします
確かに業務に穴が開くのは困ったことですが、そういった可能性を考慮しない職場環境自体が「妊娠をしない男性」をベースに構築されているのです
こんな言葉を浴びせられる、内心では思われている女性の立場とは何なのでしょうか
いやいや、女性でもその意見には同意する という方もいると思います。
しかし、
女性ベースの「妊娠」「出産」というものが職場環境の前提にあれば、「働くこと」「出産すること」に対してなんの「負い目」なく選択ができるでしょう
ジェンダーギャップの問題を他に挙げるとするなら
・来客時の受付対応
・来客時のお茶の提供
・女性が男性側の苗字に変える
・女性にだけ任される育児
等などですかね
昔からの慣習が残っているものが多いのではないでしょうか
全部男性側がしてもいいことばかりだと思いませんか
でもそうならないのは、今までの歴史、慣習などに縛られ、疑問すら抱くことも許されなかったからではないでしょうか
こういった話をすると必ず湧き出てくるのは
「それでも女性ばかりが優遇されているよね 不公平だよね」
「優遇されているのに、それでもまだ要求するのはずるいよね」
という言葉です
こういった言葉は「障害を持つ人」「子ども」といった属性の方の議論でもよく出ます
でも「不公平ではない」のです
なぜならこれは「今まで奪われてきた、虐げられてきた、考えられもしなかった、ベースを、元に戻す工程」だからです
そもそも、今いる環境が「自分たちが生活しやすい、合理的配慮が揃っている環境であること」の自覚なく、「ずるい」、「不公平」というのは
あまりにも状況理解が足りません
そういった人は無意識に見下しているのではないでしょうか
「あの属性の人はこうあるべきである」と…
こういった状況を変えるために声をあげることは私は積極的に行う必要があると思っています
中には、「話し合い、妥協点を見つけることが必要」という方もいますし、それが理想です
しかし、福祉の歴史を紐解けば、当たり前の権利を勝ち取り、そこに市民権が生まれる時には必ず「闘争」があります
戦わなければ勝ち取れないことも、福祉の歴史が証明しているのです
そういったことも理解し、もう一度、社会のベースを見直す機会をみんなが持てると良いですね
以上になります
これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
質問等あれば、書き込んでいただければ
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