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子育て・発達支援の中でのオープンクエスチョンとクローズクエスチョンの話

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皆さんは、オープンクエスチョンと、クローズクエスチョンという言葉は聞いたことがあるでしょうか

コミュニケーションの場ではもちろん、ビジネスの場でも意識されている技術ですね

これは他者とコミュニケーションをとる上で意識すると、相手の気持ちをよりスムーズに、気持ちよく汲むことできる技術ではあります

今回は、私が発達支援の中で経験したこのクエスチョンの活かし方について記述していきたいと思います

オープン・クローズクエスチョンとは


オープンクエスチョン

回答内容が回答者の自由に答えられることから、会話の幅が広がりやすい質問です
「はい」か「いいえ」等の回答は難しい質問とも言えます

例えば

「あなたの良い所なんですか?」

「あなたの趣味は何ですか?」

という問いは、「オープンクエスチョン」であり回答者が自由に話せる、話題を広げられる質問と言えます

クローズドクエスチョン

回答内容が「はい」か「いいえ」、「好き」「嫌い」、「できる」「できない」もしくは、いくつかの選択肢がある等、回答範囲が制限、決められている質問です

例えば

「ご飯は食べましたか?」

「あなたのニンジンが好きですか?嫌いですか?」

「話し合いは水曜日、金曜日どちらが都合がいいですか?」

といった形で、回答に短く、端的に答えられる質問と言えますね

これの究極系で、「Akinator」というアプリが有名ですね。クローズドクエスチョンのみで、あなたが考えていることを的確に当てるもので
大変楽しいです。ぜひやってみてください(´・ω・`)

子育て・発達支援における応用

このオープンクエスチョン・クローズドクエスチョンは、子どもと関わる上でも とても大切な技術だったりします

どちらかというと、オープンクエスチョンよりも、「クローズドクエスチョン」を意識していました

例えば、お子さんによっては玩具がたくさんある環境で、「どれであそびたい?」という質問、投げかけに対して選べないお子さんもいます

そういった時に、「オープン」を「クローズ」にしていく工夫が必要です

お子さんの好みがわかっていれば、「~と~があるけど、どれで遊ぶ?」と質問を変えてみたり

玩具の写真をメニューのようにして「どれで遊ぼうか」と選択肢を視覚的にしてもいいでしょう

「無制限な」質問に「枠組」があることで、お子さんいに途端に分かりやすく、気持ちを表出しやすいように工夫することが大切なのです

今回はクローズの方を優先してしまいましたが、優劣つけずにどっちも大切です


これは私の経験からの話ですが、保育、支援環境が「自由な環境」「設定的な環境」があり、お子さんによって合う、合わないがあります

それはお子さんの性格であったり、特性であったり、認知能力であったりと様々なもので左右されます

お子さんに合わせて「自由」を「設定にする」、「設定」を「自由にする」という関わりの視点が重要です

例えば、

お子さんによっては「自由に制作をする」ことが得意なお子さんがいれば、

絵や文字の説明書通りに作ることに長けたお子さんもいるわけです

これは今回の「オープン」、「クローズ」の関係によく似ているなと感じています

日々のお子さんとの関わりでふっと思い出していただければ幸いです


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以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています

質問等あれば、書き込んでいただければ


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