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名ピアニストの言葉を贈ります


〈トリルは
ただきれいなだけでいい
というもんじゃありません

トリルは
それが入っているフレーズと
その周辺の中に
あるべきものなのです〉



クラウディオ・アラウ
チリ(1903〜1991)

ショパンやドイツ音楽を得意とする
20世紀の巨匠ピアニストのひとり



トリルをどう演奏するかについての
この言葉を
どのように感じるでしょうか。


✴︎——————————✴︎
みなさま ごきげんよう💫
ピアノ教室フェリチタ 所沢市

心技体を高めて芸術を創造する
ピアノ奏者のための美奏メソッド
矢崎幸子です
✴︎——————————✴︎


わたしが思ったのは
トリルはつい、


指が速く動くかな
音の粒がそろうかな
この拍の中におさめられるかな
実音が活きるかな


ばかり考えやすいな、ということでした。


そこだけにフォーカスしている、
ということに気付かされたんです。



トリルが入っているフレーズと
その周辺にあるべきもの



もっと俯瞰する目線(鳥の目ですね!)が
必要で


音は単体であるわけではなく
流れの波にのって(あ、魚の目!)
絶え間なく流れていく、その感覚。


フレーズの中でキラリと煌めいたり
シルクのようなツヤやかさだったり
ふんわりした色味を添えたり


周辺のなかで
なぜここにトリルがあるのか?
どうしたら全体が魅力的になるのか?


そんなふうにトリルを見つめてみたい
と思いました。


それにはトリル自体が
精度高いコントロールで奏でたい
のもありますよね。


〈拍が乱れる〉ではなく
〈絶妙なゆれ〉も心がけたいし


トリルひとつとっても
やり始めたら深い探求になりそうです。


このトリルがはいることで
より美しくなるように
奏でてみたいですね✨



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