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【食の話】紅茶のススメ

山形県のフィットネストレーナー・るかです。

山形の内陸部は、9月にはいってから秋の気配が色濃くなり、朝晩は肌寒さを感じるほどになってきました。

それから、とにかくコスモスがきれい……!見て!↓

秋の空も好きなんですよねぇ。

皆さんのお住いのところではどうでしょうか?


さて、季節の変わり目というと、体調から衣類・食事に生活リズムまで多少なりとも変化があるかと思います。

わたしはというと、季節の移ろいを感じたらまず「飲み物」を変えるんです。

そこで今回は、夏から秋へと変わりゆくこの時期からオススメしたい「紅茶」についてつらつらとご紹介してみようと思います。


秋冬には紅茶がオススメ

結論から書いちゃうのですが、今くらいの秋めく時期から春にかけて、特に冬には「紅茶」がオススメです。

というのも、「紅茶」にはこんな効能があるのです。

  • 身体をあたためる

  • 心を落ち着かせる

  • 老廃物を出しやすくする

  • 疲労回復の一助になる

  • 渇きを潤す

東洋医学の観点も含めると、ざっくばらんな効果はこんな感じ。

中でも「身体をあたためる」という効果が、特に冷えを感じやすい女性にオススメしたい理由です。

乾燥を感じやすい秋口は喉がいがいがしやすくなりますが、あれれ風邪ひきそうかも……?というタイミングに紅茶を飲むのもオススメです。


薬膳の観点からみる「紅茶」

東洋医学の考え方では、食材は大きく3種類に分けることができます。

その3種類とは、「温性」「涼性」「平性」。

かんたんに書いてしまうとそれぞれ、身体をあたためる・冷ます・そのどちらでもない、というような分け方です。

この点でいうと、「紅茶」は「温性」の飲み物です。

紅茶は茶葉の発酵度が高く、季節の変わり目にありがちな渇きを潤しつつ、心のゆらぎを落ち着け、身体を内側からあたためてくれるのです。


ちなみに、真夏には「緑茶」がオススメです。

薬膳の観点では「緑茶」は「涼性」の飲み物。

紅茶よりも茶葉の発酵度の浅い緑茶は、体内にこもる熱を冷まして、余分な水分を外に出したり、過剰な炎症を落ち着かせてくれます。

ですので夏の厳しい暑さには、「緑茶」がオススメです。


ついでに、他の飲み物についてもご紹介しておきますね。

温性の飲み物

  • 紅茶

  • ほうじ茶

  • プーアル茶

  • 日本酒

  • ワイン(熱性)

  • ウイスキー(熱性)

涼性の飲み物

  • 緑茶

  • 麦茶

  • ジャスミン茶

  • ルイボスティー

  • ビール

平性の飲み物

  • コーヒー(温性という見方もあり)

  • ウーロン茶

  • 玄米茶

  • 黒豆茶

あくまで東洋医学の考え方なのと、「身体を冷やすからダメ!」というようなものでもないので、ひとつのものの見方としてご参考になさってください。


たのしいティータイムを

まあ、単に紅茶が好きなので飲んでるだけ、というのもわたしの場合はあるんですけどね。

紅茶、おいしいですよね~。

疲れ気味のときはレモンを多めに入れたり、もうひと頑張りしたいときにはたっぷりの砂糖やハチミツをいれたり、気が向いたらミルクティーにしたり。

スイーツなんかがあるとより一層おいしくなっちゃってもう大変。

いろんなフレーバーの紅茶や、ちょっといい紅茶を飲み比べてみるのもたのしいですよね。

あとはティーカップに凝ってみるのもなかなかに沼です。

そんな感じで、まずはたのしむのを第一に、冷えや不調を感じるなどしたらぜひ紅茶を選択肢に入れてみてください。

今回ご紹介した内容はあくまでご参考までに、ぜひたのしいティータイムを♪


次回は、「運動とコーヒー」の話をしようかなと思っています。

ご感想や、「こんな話ききたい!」などリクエストがありましたら、ぜひコメントに書いてみてくださいね(匿名でぜんぜん大丈夫です)。

では、今回はこのへんで。

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