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熱血ママから卒業したら、子ども達の夢が次々に叶いました!!すべてが最高の結果へと導かれた悟りママへの大転身の方法を大公開します!!②



前回、親がこの子はこういう子と決め付けているイメージをそのまま子どもの潜在意識に深く刻み付けてしまうことの怖さを書きました。


脳は自分の見たいように現実を見せているのですが、見たいようにというのは願望や理想の意味ではなくて、自分が信じている「こうだと思っている」ことに関連した事象をフォーカスして見せています。(前回の記事に詳細を書いています)


実際には、できていることも「ない」や「(実力)不足」にフォーカスされていることしか見えなかったり、あることが実感できずに「今のままでいいと思えない」と現状を否定してしまう思考に繋がっているのです。



親が見るべきは足りないことよりも、こどもがどうなりたいか



親としては、理想に近付くために子どもの弱点を克服していくことが必要なステップだと考える場面もあるでしょう。



私も、娘の弱点(=精神的な弱さ)が克服できれば、もっと選手として活躍できるのに…というもどかしさがあり、このままじゃダメだと常に焦りも感じていました。


・自分から積極的に点を取りにいかない
・目立つことを極端に避けている(ように見える)



娘の弱点はマインドの部分だったので、私がなんとかしてあげられる!!と奔走していましたが、私ができたのは、なぜ娘は積極的に攻めたり目立つ活躍を避けるようにプレーをしているのか?を娘に寄り添って聞くことの方でした。


なんで〇〇しないの?!と高圧的な質問は娘に数えきれないほどしてきたのですが、娘の考えを引き出したり一緒に考える意味での「聞くこと」は、全くできていなかったなと思います。


当時の娘は、なぜ目立つような活躍をしたいと思わないのかを自分で言葉にできる明確な考えや答えがなかったかもしれません。なんとなく目立ちたくないような気がする…だったとしたら、そのなんとなくの部分をもっと聞いてあげたら良かったと思います。


なんとなくが本人の中で明確化すると、無意識が意識に変わります。



無意識の思考の影響は強くても、意識下へ上がってくると自分でコントロールも可能になりますが、無意識にあるうちは得体の知れない不安になってしまうのです。


まずは、ゆっくりと話を聞いていく中で子どもが言語化できるといいのですが、聞いてみても明確な答えが子どもの中にない場合には、あえて深掘りすることよりも、弱点に注目をせずに今の実力や体力や体格は一切考慮せずに、どうなりたいか?(どんな選手になりたいか?)に意識を全振りをする方が早く結果に繋がります。


実在する憧れの選手だったり、理想の選手像でもいいのですが、そんな選手になれたらどんな気持ちになるか、どんな景色を見ているか?を考えてワクワクしちゃうのが大事です。


どうしたら弱点を克服できるのか?と考えると気分が重くなりますが、今の自分とは全く別の次元の環境を思い浮かべてニンマリできたらOKです!


弱点にフォーカスした「ないの視点」のまま、どうなりたいか?を見てしまうと、今のままでそうなれるわけないでしょう?となってしまうので、今の実力も体格も全部取っ払って、どうなりたいか?に意識を持っていくのがポイントです。


しかしそれが、弱点を克服するためにそれを意識しながら努力するよりも、選手としてのポテンシャルを開花できる可能性が高くなるのはなぜだと思いますか?



答えは単純明快で、その方が楽しいからです。



自分にできないことを見続けるのは誰にとってもシンドイことですが、なりたい姿が現実になっていくのを想像してワクワクする方がテンションが上がるのは自然の摂理。



嫌なことでも頑張ってやらなくちゃ!と、努力を自分に強いるのが当たり前でそれが王道な時代もありました。


でも、今はみんな「楽しいが最強!」に気付き始めています。



そう、大谷翔平選手のこれまでの選手としての在り方に大成功の秘訣が集約されていました!!


日本の宝である大谷選手は、強豪校だった高校時代の厳しい練習を楽しそうにやっていたエピソードを聞いたことがあるでしょうか?


チームメイト達が必死にやっていることを、大谷選手は余裕でこなしているように見えたそうです。


そこには、勝ちたいから、強くなりたいからという思いは同じでも、大谷選手の場合は「野球が上手くなることが楽しくて仕方がない!」というマインドだったから、同じ練習量でも心の疲労度が周りの選手とは全く違ったのでしょう。


楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますが、辛くてシンドイと思っていたらそれだけ心理的ストレスという負荷を感じてしまいます。


強くなりたかったら、上手くなりたかったら、シンドイ思いをしても頑張ってやった分だけ成果が出るのかと思ったら、楽しまないでやった分だけ成果が限定的だったとは…!!


もしも、娘が大谷選手のように楽しそうにバスケをする子だったら、いくら熱血ママの私でもガミガミ言わなかったはず…。いや、言わなかったと断言できます!!が、過去の私の思考でした。


そして、熱血ママを卒業して悟りママに大転身をして思うのは、もしも、私が1度もガミガミ言わずに娘を応援していたら、娘だって大谷選手のように楽しくバスケをして、もっと結果を残せる選手になれたのだろうな。ともしもの思考までもガラリと変わりました。


今を基準にしてしまうと、そんなことは到底無理だと簡単に結論付けてしまうのは、これまでの経験を積み重ねていったらの話です。


今までとは、「楽しく」スポーツに向き合えていなかった過程です。辛くシンドイことでも頑張ってやっていたことは努力であり、否定することではないのですが、スポーツを心から楽しんだ先に手にできる結果は、今までの経験を積み重ねた結果とは違う完全に未知なる世界です。



今を基準に考えることは意味がないので、子どもが練習も試合も楽しいマインドで取り組めたらどうなるだろう…とワクワクして未来を待ちましょう。


「子どもが親の想像を超える選手になる未来」



そんな未来を見てみたい…!!と思った方に朗報です。



叱咤激励しながら親があれこれ言うよりも、子どもが楽しくできるように全力サポートするのが大正解!!に気が付いた今、その見たいと思った未来を現実にできるチャンスをすでに手にしてます!



やれといわれてやることが子どものモチベーションを下げる



子どもが自分からやらないから、やらせるしかない。やらないよりはマシ。という心理に共感していただける方も多いのでは?


親「〇〇やったの?もう!言われないとやらないんだから…!!」

子「わかってるよ!今やろうと思ってたのに…!!」


練習以外にも、宿題や部屋の掃除などを入れてみると、どの家庭でもありがちな親子の会話です。


【やれでやるなら、やるでやる】これはある強豪校に試合に行った時に掲げられていた言葉なのですが、これを見た時に「そう!本当それ!!」と私は心を鷲掴みにされ、子育ての神髄だと思いました。


親に言われる前に子どもが自分からやれば、お互いに嫌な思いをせずに済むし、言われてからどうせやるのならば、自分の意志でちゃんとやる!それが自分のためになるからやる!ができたら、どれだけ子ども自身が前向きになれるだろうか。


言われたからやるんじゃないってことが、どれだけ成長の違いとなるかを考えさせられました。


脳科学とアドラー心理学を学んでから思うようになったことは、子どもは「やれと言われたら、やりたくなくなる」ということです。


楽しいからやることと、嫌々やることの成果の違いは言わずもがな。


簡単なことでも、やれと言われると絶対にやりたくなくなる心理




さらに我が家の具体例でお話しましょう。
娘には高校生になってから毎日お弁当を持たせていたのですが、帰ってきてからお弁当箱を出さない日が続きました。



最初は、娘も「あ、ごめん!!今出すね」と素直だったのですが、私がある言葉を言い出してからは自分からは絶対にお弁当箱を出さなくなりました。


その言葉とは、「もう言われないと絶対やらないんだから!なんで出さないの?」でした。



まさに事実だし、そんなに酷い言葉でもないと思うでしょうか?しかし、これが娘のトリガーになりました。



お弁当箱を出さなければ、私にまたそう言われることがわかっていても、娘は私から同じことを何度も言われるよりも、自分からやることの方が嫌だったのです。この心理は当時は本人も気付いていませんでした。



「言われないとやらないんだから。なんで自分からやらないの?」バスケのプレーに関して、私は娘に何度も言ってきたことで、私に言われれば言われるほど、娘は深層心理で自分からやりたくない気持ちを強くしていったのです。


私にダメ出しをされる度に「自分は積極的にできない選手」という自己イメージと共に自分でも気付かずに「積極的にやりたくない」という潜在意識を強固にしていました。親に言われてやることで子どもはモチベーションをどんどん下げて、不本意にも「言われてやる」が定型化されたのです。


最初は目立つことへの薄っすらとした嫌悪感だったはずが、娘はやらなくちゃと思うと同時に潜在意識ではやりたくないとアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態でした。



これは、決して娘も私も望んではいなかったけれど、「言われないとやらない」という私の思考と「絶対に自分からやりたくない」という娘の思考が現実化されていました。


長々と書きましたが、私のこれまでの子育ての中で「いろいろ言うのは逆効果」ってことの十分すぎるエビデンスは幾つもあります。


そんな私でも、現実をひっくり返すことができたことがあなたへのもう一つの朗報です!(笑)


次回は子どもを変えようとする思考を認識しながら、手放していく方法をご紹介しますのでお楽しみに!


この記事が必要とされている方のお役に立てますように。





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