夏から秋へ

肌をつたう風が
見上げた空の雲の形が
秋の空気へと移ろったのを感じた昨日、
母が福井へと帰っていった。

シンプルに「終わった」の一言。

前の私だったら
寂しいな、とか
もっと一緒にいたいな、とか…

母と離れることがものすごく辛いと感じていただろう。

だけど1mmもそんな気持ちにならなくて
それよりも開放感というか、
やっと静かに自分の時間を持てることへの
嬉しさの方が勝っていた。

薄情な娘だと自分のことを思いつつ、
やっと母離れしやっと母からの愛情を
もらう必要がなくなったのかなと感じた。

自分で自分を満たせるように。

帰省した10日間。
母が遊びに来た4日間。

怒涛の毎日で、
いかに他人と暮らすことが大変かを
改めて思い知らされた。

自分でいたいのに自分じゃいられない。

他人をコントロールしたくなる自分。
感謝や謙虚さを忘れ傲慢になる自分。
こんなに頑張ってるのだと承認を求め驕り高ぶる自分。

ドロドロとした自分の姿ばかりを垣間見て
自分はまだまだなのだと痛感した。

だけどそんな中
ひとつ、とても大きな気付きがあって、、

それは何かというと
"いつだってフォーカスを変えれば望む世界に繋がれる"
ということだ。

エゴや感情に飲み込まれずに。
どんなにドロドロな姿であっても
自分を感じ、自分に気付き、自分を眺めれば
光の世界を見出すことが出来る。

ただそれをすぐさま肉体に落とし込み
自分の行動として実行するには
訓練が必要だなと感じた。

そのくらい私の中にはまだまだたくさんの
「分かって欲しかった自分」と
こうすべきと抑え込まれてきて悲しみきっていない
「置いてけぼりの自分」がいる。

今胸に感じているこの重みを
これから少しずつ言語化して手放していこうと思う。

9月はいよいよ本格的に
新しい時代に向けての手放し期間だ。

厳格な乙女座の新月と
宇宙と深く結びつく魚座の満月が待っている。

そしてどちらも私の守護星座でもある。

重たいエネルギーを手放して軽やかに。
ひっくり返った世界で魂を輝かせるために。

自分の中のドロドロは魂の学び。
味わいきって昇華させていこう。

lovemyself🌹