見出し画像

エンゲージメントカンパニー

今回はエンゲージメントをテーマに本を選んで『エンゲージメント カンパニー 者:広瀬 元義』 を紹介していきます!
 
この本を紹介する前提として、エンゲージメントについて他の似ている言葉と意味が混同してしまいがちなので、次の図で整理しておきます。

出典画像 URLhttps://ourly.jp/engagement-definition-difference/

この図のように、エンゲージメントとは、「個人(社員)」と「会社・仕事」との双方的つながりのことを表しています。
 
またこの本ではエンゲージメントは次の言葉で説明されています。
エンゲージメントとは、「活力や熱意にあふれ、仕事に没頭して取り組んでいる状態」その結果として、組織や会社への貢献度合いも高くなる。としています。この本の内容でここ面白いし、大事だな!と感じたポイントを2つ紹介します。

ポイント① 社員同士の頻繁なコミュニケーションが最良の育成
 1つ目は「上司と部下、社員同士の頻繁なコミュニケーションが最良の社員育成」です。
上司は部下のことも知れる一方で、部下に合わせたコミュニケーションも取れるようになっていきますね。
もとより、これは上司側からの自己開示と相手への信頼の証にも繋がっていきます。
弱さや価値観を見せることで、相手との距離も縮まっていきますね。
これは上司と部下の関係もそうですが、一緒に働く社員みんなにいえることではないのかなと私は思います。働く仲間のことをお互い開示していくことで、コミュニケーションが捗り、エンゲージメントも向上すると考えました。


 
ポイント② 3つの仕事のレベル

この本の中で紹介されていた、とても面白い考え方だなと感じたレンガ職人の話を紹介します。
ある旅人がレンガを積んでいる3人に出会います。
その三人に向かって旅人は尋ねます。
 
「あなたは何をしているのですか?」
1人目の男は、「いやぁ、ただレンガを積んでいるだけだよ」とぶっきらぼうに答えました。
 
2人目にも同じように旅人は尋ねました。
「私は、協会の壁のレンガを積んでいるのさ」と答えました。
 
また、3人目にも尋ねました。
「私は、みんなが幸せに過ごせる場所を作っているのさ」と答えたといいます。


どうですか?3人ともみんな同じ仕事をしているのに、3人の仕事は、それぞれ、
作業レベル、目的レベル、意義レベルで考えていることがわかりますよね。
エンゲージメントカンパニーを作るには意義レベルでの社員を増やすことが重要と述べられています。

ここからは私個人の所感になりますが、それぞれのレベルや仕事に対する価値観は色んなものがあって良いのではないかと思いました。仕事に対する熱量やレベルも価値観の多様性でとても大事なことではないかと。
エンゲージメントという定義も本でそれぞれ解釈が大きく違うので、あくまでのこの本もエンゲージメントの考えかたの1つと思っています。

今回はエンゲージメントというキーワードに本を紹介してみました!
それではまた次回もお楽しみに!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?