横浜国立大学都市社会××学科のブログ

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都市社会××学科とは何か 前編 ~怒涛の"都社共"批判!!!!~

登場人物紹介A君……横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の学生。高校生の頃、「グローバルに活躍できる人材」になろうと志したが、最近はグローバルに活躍できる人材になることの価値に懐疑心を抱き始めた。 都市社会××学科学科長(学科長なので、本文ではGと表記)……一年前に都市社会××学科を創設した人。グローバルに活躍する人材にだけは死んでもなりたくない。  A君は、ひょんなことから都市社会××学科の学科長G君と知り合った。以下は、そんなA君とG君との間で交わされる会話である…

    • 怒ってばかりでたらふく食べたい🔥

       栗原康さん、白石嘉治さんを呼んだ東北大学現代思想研究会主催のトークイベントに参加してきて、その反省として以下の文章を書きました🔥  現代思想に火を点けろ🔥  それと、11月上旬に文学フリマというイベントで発売されていた雑誌『新紀要』に二万字程の文章を友人と寄稿しました🔥私は学科長名義で参加しています🔥(寄稿を依頼してくれた人と私との間の伝達ミスで、タイトルが「左翼・哲学・文フリ」になっていますが、原題は「文フリに火を点けろ」です)  自分の文章を売ってくれるイベント自体

      • 6/13(火)18:30~ 第三回講義兼今更新歓『学生に賃金を』開催のお知らせ

        学生に賃金をという主張の大筋は、私も参加している以下の記事から見てください。 前置き 学科長です。 これまでは、ただ真面目にやっても既に"左翼界隈""思想界隈"の奴しか見てくれないということで、それ以外からの注目を浴びるためにあの手この手を考えていましたが、それはそれで注目を浴びても所詮"学生文化"として、面白かったり面白くなかったりする"文化"の一つにカウントされてしまう問題に気付きました。"第二期"からは"左翼界隈"に響くような古き良き何かへの憧憬を回避して不愉快な対

        • 「学生メーデーを超えて」座談会に参加しました

             18000字ある本文の大体半分くらいは、当学科の学科長=Gが書いてる、というか話してます。フツーに体制批判をしつつ、"「体制批判」批判"をしています。  主な論点は、 0. 前置きを超えて――学生メーデーに寄せず 1. 古典的な大学観を超えて――「大学はもはや就職予備校ですらない」 2. 「消費者」を超えて――「普遍性」の構築 3. 「学問」と「経済」の二項対立を超えて――「大学の小学校化」 4. 「タテカン」を超えて――「京大進歩史観」 5. 「理性的主

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        都市社会××学科とは何か 前編 ~怒涛の"都社共"批判!!!!~

          "第一期"終焉

           『完全学科長マニュアル』をwebにあげることにした。  『完全学科長マニュアル』は滅茶苦茶名作だと思う。名作過ぎて、なんとなくwebにあげるのがもったいなく思っていて、印刷した冊子でしか読めないようにしていた。今、35人くらいの手に『マニュアル』がある計算だ。しかし、このご時世、やっぱり紙媒体だけだと、広がりに限界がある。こんな名作が多くの人に読まれないまま死んでいくのはもったいないので、会った人に印刷した冊子を150円くらいで売っていくことも継続しながら、webにも上げ

          『完全学科長マニュアル』 解説 ~"学生運動"が終わって、"学科長運動"が始まる~

          本文の続き ↓序文はこちら 解説 "学生運動"が終わって、"学科長運動"が始まる執筆者:学科長氏の最大の理解者・B君 1、始めに  横浜国立大学都市社会××学科(都社破)の創設者、通称・"学科長"氏は、ここ半年ほどで、賛否両論を伴いながらもじわじわとその存在感を広げている。しかし、彼の提示するスタイル、思想の運動史的な革新性と比較すれば、未だにその評価及び存在感は、不当なほどに小さいと言わざるを得ない。  それも、いわれのないことではない。学科長氏は、生来の虚弱体質と

          『完全学科長マニュアル』 解説 ~"学生運動"が終わって、"学科長運動"が始まる~

          『完全学科長マニュアル』 本文

          都市社会××学科がそもそも何なのか、"学科長"とは何のことなのかさっぱりわからない人は、以下のリンクを。 『完全学科長マニュアル』全文のPDF版はこちら↓ 序文はこちら↓ 学科長の最大の理解者にして、普段noteに出てくるA君の双子の弟のB君が執筆した"解説"はこちら↓ 『マニュアル』は、2022年9月頃に執筆しました。 以下より、本文が始まります。無茶苦茶長いです。2万文字です。 完全学科長マニュアル 前置き 2022年6月、「横浜国立大学都市社会共生学科」(

          『完全学科長マニュアル』 本文

          『完全学科長マニュアル』 二つの序文

          全文のPDFデータはこちら 本文はこちら↓ 解説はこちら↓ 以下は序文です。 改訂版にあたっての序文2023年1月8日執筆  この度、『完全学科長マニュアル(仮)』の在庫が切れて、増刷することになった。そのついでに、「改定版」と称して新しく解説を付け加えた(のと、おしゃれでカッコいい引用を巻頭に付け加えた)。  そもそも『完全学科長マニュアル』は、九月の大阪文フリ向けて書いたものだった。文フリなんていう、都市社会××学科に相応しくない良くも悪くもカルチャーで文化っぽ

          『完全学科長マニュアル』 二つの序文

          近況報告と、"御用哲学者"による第二回講義「〈唯一者〉とは何か」の告知

          登場人物紹介 A君 ……横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の学生。高校生の頃、「グローバル人材」になろうと志したが、最近はグローバル人材になることの価値を信じられなくなってきた。 都市社会××学科・学科長(学科長の頭文字をとって、Gと表記) ……都市社会××学科を創設した人。グローバル人材にだけは死んでもなりたくない。実は、文理融合や共生社会の建設にマジメにいそしんでいた時期がかつてあった。 都市社会××学科という学科の存在を知らなかった人は、以下のリンクへ。 ※

          近況報告と、"御用哲学者"による第二回講義「〈唯一者〉とは何か」の告知

          9月上旬の学科葬が学議決定 ~学科指定の「偉人」の活躍に胸をアツくしろ!!~

            登場人物紹介 G(学科長だからG)……都市社会××学科の学科長。 K(記者だからK)……新キャラ。知る人ぞ知る名新聞・『都市社会新聞』の記者。都市社会××学科の腐敗を主に取材してきた。 前置き 8月上旬、『都市社会新聞』の記者Kは、とある情報筋からスクープを掴んだ。どうやら、都市社会××学科が、チェ・ゲバラ等の「学科葬」を9月上旬に開催することを、「学議決定」したらしい。  近代学科民主主義の根幹を踏みにじる決定に憤慨したKは、その真偽を確かめるべく、学科長への突

          9月上旬の学科葬が学議決定 ~学科指定の「偉人」の活躍に胸をアツくしろ!!~

          お得意様の宣伝シリーズ① 旧東北大アナーキズム研究会、現〈焼き畑〉コースのDさん 後編

          前編の続き 登場人物紹介 G……横浜国立大学都市社会××学科の学科長。 D……東北大アナーキズム研究会の独裁者。(現東北大学教養学部焼き畑コースコース長) R……都市社会××学科のリアル学生。 何故か慶応大学入学式に出張 D:そんなこんなで年度は変わり……。 G:えぇ、もう年度変わっちゃうのか。 R:今のところ冬におでん配って受験相談して冷笑系とレスバして、アナーキズム研究で微妙に人が集まって、拡大を狙ってフーコーアガンベンでガチ滑りしただけだね。 D:酷い

          お得意様の宣伝シリーズ① 旧東北大アナーキズム研究会、現〈焼き畑〉コースのDさん 後編

          お得意様の宣伝シリーズ① 旧東北大アナーキズム研究会、現〈焼き畑〉コースのDさん 前編

            noteのネタが尽きてきたので、当学科と協力関係にある人を勝手に宣伝する「お得意様の宣伝」というシリーズを始める。  第一号の「お得意様」は、「東北大アナーキズム研究会の独裁者D」で、話を聞き、せっせと文字起こしをしていたら、いつの間にか「東北大学アナーキズム研究会」は発展的に解消され、「東北大学教養学部〈焼き畑〉コース」という訳の分からぬ名前に変わっていた。  自分が全然アナーキストじゃないことに今更気付いたらしい。   ということで、今回のnoteは、Dが「アナーキ

          お得意様の宣伝シリーズ① 旧東北大アナーキズム研究会、現〈焼き畑〉コースのDさん 前編

          何が「学生主体の大学」じゃボケ!! 

          学科長補足:  G君とA君がここで喋っている時期は、七月中旬です。やる気が出なさ過ぎて、書くだけ書いて、というか喋るだけ喋ってnote化をサボってました。  当時は、××学科の創設当初の直接の目的を「初回講義」で一旦終えてしまって途方に暮れて居たり、暑すぎてイライラしていたりしていて、このnoteも八つ当たりみたいな感じの内容になってますが、八月中旬現在は、やる気を取り戻してます。 登場人物紹介 A君 ……横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の学生。高校生の頃、「グロー

          何が「学生主体の大学」じゃボケ!! 

          "伝説"で"待望"の初回講義記録 ~驚愕の講義内容が明らかに?!~

           横浜国立大学都市社会××学科は、横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の成立過程を批判することを目的としてできた新設の学科。詳しくはこちら。 登場人物紹介 A君 ……横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の学生。高校生の頃、「グローバル人材」になろうと志したが、最近はグローバルに活躍できる人材になることの価値を信じられなくなってきた。 都市社会××学科学科長(学科長の頭文字をとって、Gと表記) ……一年前に都市社会××学科を創設した人。グローバル人材にだけは死んでもな

          "伝説"で"待望"の初回講義記録 ~驚愕の講義内容が明らかに?!~

          "共生社会の実現"とか言ってちゃダメな理由 ~排除アートこそが"共生社会"を実現する⁈~ 

          登場人物紹介A君 ……横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の学生。高校生の頃、「グローバル人材」になろうと志したが、最近は「グローバル人材」になることの価値を疑い始めた。 都市社会××学科学科長(学科長の頭文字をとって、Gと表記) ……一年前に都市社会××学科を創設した人。グローバル人材にだけは死んでもなりたくない。  都市社会××学科は、横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の成立過程を批判することを目的としてできた新設の学科。詳しくはこちら。 この記事の三つのポイ

          "共生社会の実現"とか言ってちゃダメな理由 ~排除アートこそが"共生社会"を実現する⁈~ 

          都市社会××学科とは何か 後編 ~創設までの感動(?)秘話(?)~

          前編からの続き 登場人物紹介A君……横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の学生。高校生の頃、「グローバルに活躍できる人材」になろうと志したが、最近はグローバルに活躍できる人材になることの価値に懐疑心を抱き始めた。 都市社会××学科学科長(本文ではGと表記)……半年前に都市社会××学科を創設した人。グローバルに活躍する人材にだけは死んでもなりたくない。  A君は、ひょんなことから都市社会××学科の学科長G君と知り合った。以下は、そんなA君とG君との間で交わされる会話であ

          都市社会××学科とは何か 後編 ~創設までの感動(?)秘話(?)~