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【臨時の転職活動記】無職→教員免許取得・採用試験合格の間、お世話になった職場

私は29歳の頃、新卒から働いた職場を突然辞めることになりました。その後、小学校教諭の教員免許を取得&採用試験を受けようと決心しました。

教員免許を取得するには、最短で2年かかります。
その間に、臨時で仕事をすることにしました。

「さあ、どんな職場で働こう?」

ここで巡り合った職場では、本当に、本当にお世話になりました。

この臨時の職場で採用してもらう時から、働いている間、大切にしていた事があります。
それは、「正直に、誠実に、信頼関係を築く」という事です。

その経緯を振り返りたいと思います。

〇 社会人になってから、教員免許を取得する方法

私は元々、大学の頃に教員免許を取得していませんでした。社会人になってから教員免許を取得するには、通信制大学の教員免許取得課程で学んで取得する方法もあります。

通信制の大学であれば、大学に通う日数は僅かで、ほぼ自宅での学習になるので、日中は職場で仕事をすることができます。

その課程で教員免許を取得するには、最短で2年かかります。
その2年間の間に、教育に関する授業の単位を取得し、教育実習に1か月行き、介護等体験に7日間行き、教員採用試験(公務員試験)も受ける事になります。

〇 どの雇用形態に転職するか

私は、教員免許を取得する間、「臨時」の雇用形態で募集している仕事に応募しようと決めました。

ストレートで全てが順調にいけば、教員採用試験に合格することになるので、2年後には教員に転職しています。
もし教員採用試験が不合格だったとしても、2年後には教員免許は取得予定です。なので、教員免許を取得した後は、臨時の教員に転職することも可能です。

なので、今は「臨時」で働くことがベストだと思いました。

〇 ハローワークで、求人票を探す

前職を辞めてから数か月間、インターネットでハローワークなどの求人票を見ていました。でも、その時は「次にどんな仕事をするか」が決まっていなかったので、求人票を見てもピンとくるものがありませんでした。

しかし、一度目標が決まると、入ってくる情報も、ちょうどいいタイミングでやってきてくれるものだと思いました。

「よし、将来は教員になる。今は臨時で働ける場所を探そう。」

そう決めて、インターネットでハローワークの求人票を見てみました。

すると、『新着』の文字。
『大学の臨時事務職員の募集』

なにか、ビビビッときて、自分の夢に向かって行けそうな運命を感じました。
ハローワークに求人票をもらいに行き、応募することにしました。

〇 エントリーシートは、正直に誠実に書いた

この転職は、教員になるという夢に向かう過程にある仕事です。
エントリーシートには、今の自分の状況を、正直に誠実に書こうと思いました。

「教員免許を取得するため、通信制の学校で2年間勉強する予定」
「教育実習・介護等体験に行く予定がある」
「2年後、教員採用試験に合格したら、教員に転職する」

私にとっても、職場の方にとっても、お互いにキャリアの状況が分かったほうが仕事がしやすいだろうと思いました。

エントリーシートに正直に書いて、もし面接に進めなかったら、それも運命だろうと思いました。

〇 職場の面接に行く

応募した職場の、面接に行けることになりました。
とても嬉しかったです。

面接で意識したことは、
「正直に、誠実に、信頼関係を築く」
という事です。

私は「臨時で仕事をしたい」と希望していました。
職場も、常設の部署ではなく、臨時の部署を立ち上げていたので、臨時の職員を求人したそうです。
なので、お互いに「臨時で働く」ことについて合致しており、話が進みやすかったです。

〇 懸念事項は聞いておく

私は、この職場に採用してもらうにあたり、懸念事項が2つあったので、採用の段階で聞きました。

①新卒から6年間販売職。事務職は初めてだが大丈夫か。
②教育実習で、約1か月間仕事を休まなければならない。

①事務職は初めてだが大丈夫か

仕事の内容は、「事務補助」で、補助的なものなので、事務職が初めてでも大丈夫と回答をいただきました。
実際に、行っていた業務は、資料のコピーや出席簿の管理、メール、ワードで手紙を作るなど、補助的なものだったので、事務職が初めてでも大丈夫でした。

②教育実習に行くので1か月休まなければならない

これは、働きながら教員免許を取得する方にとって、大きな懸念事項だと思います。
職場で、1か月休みをもらえるのか・・

職場によっては、1か月も休むのは無理、という状況の所もあるかもしれません。

採用の時点で今の自分の状況を全てお話しし、信頼関係を築いておきたいと思ってので、「教育実習の1か月間は、休むことになる」と相談しました。

この旨を相談するのは、本当に緊張しました。
職場によっては、「1か月も休むの!?」となるかもしれませんし、教育実習の前まで働いて、一旦仕事を辞めることもありうるかもしれない、と覚悟しました。

面接で職場の方からは、「教育実習の時期は、職場で大きな行事も無いですし、休んでもも大丈夫でしょう。」
とお答えいただきました。本当にありがたかったです。

※働きながら、教育実習の1か月の休みはどうするか・・。は、大きな懸念事項ですね。私の場合、ありがたい方向で了承していただきました。これは運もあるかもしれませんし、了承していただけるかどうか何とも言えませんが・・。
これから社会人以降に教員免許を取得する方が、職場で1か月の休みが順調にとれるよう、願っています☺

〇 自分のキャリアの状況を、正直に話して良かった

はじめの段階で「教員を目指している」と伝えた後に採用していただいたので、本当に心おきなく仕事をすることができました。
「もうすぐ採用試験ですね✨」など、暖かい応援の言葉もかけていただけました。
プライベートでも、心おきなく教員免許・教員採用試験に関する勉強を進めました。

予定通り、この2年の間に順調に教員免許を取得し、採用試験に合格し、教員として転職しました。

職場の方々に合格をご報告すると、とても喜んでいただけました。

〇 おわりに

臨時の転職先では、「正直に、誠実に、信頼関係を築く」を心がけました。

自分が正直に物事に取り組むことで、周りの皆様も応援してくださっているのを肌で感じました。

本当にお世話になりました!

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