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霊韻抄 流麗

清き流れに光映ゆ
静寂の中、音は消ゆ
川面に舞うは白き鷺
月影照らし、夢幻の如く

花の香り、風に乗り
水面に咲くは蓮の花
古の時、忘れぬ景色
絹の如く滑らかな風

星空輝き、夜は更け
銀河の川、光の帯
時の流れに身を委ね
無常の世、夢と共に

葉の露玉、朝陽に溶け
生命の息吹、新たな朝
森の囁き、鳥の歌
自然の調べ、心に響く

緑の山々、遠く霞み
悠久の時、物語る
命の連鎖、絶え間なく
流麗なる、この大地

静かなる湖、波一つ無く
鏡の如く、空を映し
雲の行方、風に任せ
悠然たる、その姿

風の声、木々を揺らし
幾千の葉、囁き合う
自然の歌、耳に残り
心を包む、温もりの音

夜露に濡れし、草の道
歩むごとに、冷たさ感じ
心に刻む、自然の声
流麗なる、この瞬間

秋の紅葉、鮮やかに染まり
季節の巡り、色を変え
時の移ろい、美しき
流麗の詩、この世界

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