眞名井 宿禰(眞名井蒐集堂)

精神世界、超自然、超能力、神秘学、俗信、心霊、幻想文学、空想科学を蒐集して表現活動して…

眞名井 宿禰(眞名井蒐集堂)

精神世界、超自然、超能力、神秘学、俗信、心霊、幻想文学、空想科学を蒐集して表現活動しています。表現者として現代と古典の融合を探求し、自己表現の手段として独自の美学を追求しています。心の奥深くにある感情や哲学を描写し、共感と洞察を与えることを目指しています。

最近の記事

自由詩「魂は超越した」

魂は超越した、世界の喧騒を 深淵の中へと響かせる 星の輝きを纏い、宇宙の彼方へ その旅路は果てしなく続く 物質の牢獄を超え 形を超えた存在として 魂は自由を歌い 時間の枠を超えて舞う 悲しみの闇、喜びの光 すべてを抱擁し、超えてゆく 過去の記憶、未来の夢 魂はその全てを超える 深い森の中を彷徨い 空の果てを目指して 魂は旅を続け、終わりなき道を歩む 限りない自由を求めて 風に舞い、水に踊り 大地の息吹を感じる 魂は生命の鼓動と共鳴し 宇宙の調べに溶け込む 生まれ変わ

    • 超短編小説「深い森へ」

      深い森の中、小さな光が輝いていた。その先には美しい水辺が広がっていた。静かな風がそよぎ、鳥たちが歌い始めた。誰もが知らないこの場所で、彼女は心が満たされるような感覚に包まれた。深呼吸をして、彼女は森の中を歩き始めた。やがて日が暮れ、星が輝き出すと、彼女は美しい夜景に出会う。それはまるで、彼女の心が映し出されたかのようだった。深い森の中で、彼女は自分自身を見つけた。

      • 超短編 怖い話「交通事故」

        其の壱 ある霧深い夜、山道を走っていた男が突然の事故に巻き込まれた。車は崖下に転落し、男は死亡した。しかし、彼の霊は事故現場に取り残された。その男の霊は、毎晩同じ道を徘徊し、通りかかる車を誘導してしまうと言われている。運転手たちは、夜道で不意に現れる男の姿を目撃し、恐怖に駆られる。彼は決して消えることなく、その山道に取り残されたままであると噂されているのだ。 其の弐 ある夜、雨が激しく降る中、ひとりの女性が路上を歩いていた。突然、スピードを落とさずに走る車が現れ、女性は

        • 短編小説「枯れ葉の私」

          その日もまた、風が冷たく吹き抜ける。街は人々で溢れ、車が行き交う。私は一つの枯れ葉だ。孤独な存在。誰もが私を踏みつけて、見向きもしない。ただ、風に揺れ、地面を転がる。それが私の生きる証。季節は移り変わり、私もまたその一部となる。 初夏の陽光が、枝に茂った木々の間から差し込む。私は枯れ葉の中で、その光景を静かに眺める。夏の訪れは、新緑の葉々が風に揺れることで告げられる。私はただ、その美しい風景を見守ることしかできない。私は過去の季節の名残りであり、新しい命の息吹を感じることは

        自由詩「魂は超越した」

          自由詩「雲の来迎」

          雲の来迎、天地の律動 微風に舞い、空を翔ける 太陽の光が、その姿を照らす 彼らは無邪気に、旅を続ける 高みへと昇る、白い雲 まるで夢の中を彷徨うように 遥か彼方へ、果てしなく広がる 空の彼方へ、旅路を続ける 夜が明ければ、星が消え 朝日が顔をのぞかせる 雲たちは輝きを纏い、 新たな旅路へと身を委ねる 時には嵐がやってきても 雲たちはただ流れるだけ 激しさにも、静けさにも その姿は優美に舞う 雲の来迎、季節のめぐり 春の優しさ、夏の蒸し暑さ 秋の静けさ、冬の寒さ その中

          自由詩「魂は還る」

          草原の風に舞う白鳥のように 自由な魂は宇宙へ還る 星屑の輝きに包まれて 永遠の旅路へと続く 夜空に浮かぶ満ち欠ける月 その光が導く先へ 過去と未来の狭間を彷徨い 魂は永遠の命へと至る 生命の輪廻の中で 絡み合う運命の糸 歴史の深みに触れ 魂は深い叡智を得る 大地の息吹に耳を澄ませば 生命の調べが聞こえる 命の喜びと哀しみを共にし 魂は愛と慈しみを学ぶ 大海原に広がる水平線 その向こうに見えるのは 新たなる旅路の始まり 魂は永遠の輝きを求めて 太陽の光が降り注ぐ大地に

          超短編小説「冬の季節は暖かい」

          冬の季節は暖かい。それは、雪が積もり風が冷たくても、心が温かいからだ。隣人と笑い合い、家族と食事を共にし、愛する人と手をつなぐ。寒さを超えて、暖かさを感じる瞬間がある。そして、その暖かさが心を包み込み、幸せを運んでくれる。冬が寒いと感じる人もいるかもしれないが、そんな人々にも、あたたかい季節がやってくる。それは、心の中に秘めた優しさが芽生えるからだ。冬の季節は暖かい。

          超短編小説「冬の季節は暖かい」

          自由詩「冥き迷宮」

          冥き迷宮に囚われし魂よ 闇の淵に漂う影よ 迷い込んだ道をさまよう 星の光も届かぬ地底深く 夢幻の迷路に迷い込み 時の流れを失ったまま 彷徨い歩く、暗黒の果てへ 終わり知らぬ迷宮の彼方へ 深淵の底に潜むは謎 響き渡るは幻の囁き 導かれしは暗黒の手 迷いを煽る、その誘惑 彷徨う者よ、汝の心を 明けぬ闇に堕ちる前に 勇気を抱き、光を求め 迷宮の謎を解き明かさん 果てしなき道、その果てに 希望の光が差し込む 冥き迷宮の迷いを断ち 自らの運命を紡ぎ出さん 迷宮の中に秘められし

          自由詩「雲の城」

          雲の城は夢の中 空に浮かぶ幻の楼 その姿は白銀の光 太陽の輝きを受けて 天空に響くはずみ 風に舞うはるかな歌声 雲の城の住人たち 幸せの響きを奏でる 巨大な城壁がそびえ立ち 雲海にそそり立つ姿 神秘的なる彼方への扉 勇敢な者だけが開く 雲の城の門をくぐれば 魔法のような世界が広がる 幻想的な風景が迎える 心踊る冒険の始まり 雲の城の中庭には 美しい花が咲き乱れ 彩り豊かな庭園が広がり 心を癒す様は誰もが羨む 空中に浮かぶ宮殿 雲の上から景色を望む 眼下に広がる世界

          自由詩「窓辺の日々」

          窓辺には静寂が流れる 時が穏やかに過ぎる 太陽が柔らかな光を注ぎ 心は安らぎに包まれる 日々の喧騒を忘れ 窓辺に身を委ねる 外の世界が遠く感じる 心の奥底で静かな歌が響く 窓辺に立つ影が揺れる 風が優しく触れる 遠くから鳥のさえずりが聞こえ 自然の調べが心を打つ 夜になれば星が瞬く 空には無数の輝きが広がる 遠くの街の明かりが揺らめき 夢の世界へと誘う 窓辺には季節が移ろい 春の花が咲き誇る 夏の風が心地よく吹き 秋の葉が色づき始める 冬の寒さも窓辺には優しい 暖か

          自由詩「窓辺の日々」

          自由詩「君の微笑み」

          君の微笑みは、春の風のように 心を満たし、魂に触れる その優しさは、太陽の光のように 闇を照らし、暗い日々を明るくする 君の微笑みは、海の波のように 静かに包み込み、安らぎをもたらす その美しさは、星空の輝きのように 永遠に輝き、心を奪う 君の微笑みは、山々の風景のように 壮大で美しく、心を打つ その温かさは、炎のように 燃え盛り、私を包み込む 君の微笑みは、夜の静寂の中で 星々の輝きのように輝き そのやさしさは、月の光のように 私を導き、暗闇から救う 君の微笑みは、

          自由詩「君の微笑み」

          自由詩「静寂の世界」

          静寂の世界に足を踏み入れ 深淵なる静寂に包まれる 時の狭間に身を委ね 心の奥底で息を潜める 煌めく星々が見守る 闇夜に溶けるその光 宇宙の謎を紡ぎ出す 静寂の中で響く 夜が明けるその瞬間 静寂はやがて解けていく 朝焼けの色が照らす 新たな一日の始まりを告げ 枝に触れる風のささやき そよぐ草の音もなく ただ静寂が支配する 自然の息吹を感じる 心の奥深くに響く 静かなる存在の調べ 言葉を超えた共鳴が 静寂の世界に漂う 人々の喧騒から離れ 心を静めるその場所 内なる声に耳

          自由詩「静寂の世界」

          自由詩「狼たちの夜」

          闇に舞う狼たちの群れ 黒い影が闇を彩る 月明かりが彼らを照らし 彼らの眼は鋭く光る 夜の息吹が森を包む 深く静かなその声 星が輝く夜の空 狼たちは闇の中に生きる 生命の息吹が森に満ちる 草原に広がるその響き 夜の詩が星空に舞う 狼たちの夜は永遠に続く 彼らは自然と共に生きる 野生の本能がその心を導く 狼たちの眠りは浅く 夜の中で生きる力を蓄える 狼たちの夜は静かな調べ 闇の中で奏でる旋律 夜の狼たちは自由を求め 荒野を駆け抜ける 月が昇るその煌め

          自由詩「狼たちの夜」

          自由詩「霧雨の朝」

          霧雨の朝、静かな世界に包まれて 微かな雨粒が空から舞い降りる 地面にそっと触れ、静かに消える まるで自然が呼吸するように 木々は静かに揺れ、葉が雨を受ける その音色は心地よく、穏やかな朝を告げる 川は静かに流れ、水面には小さな波紋が広がる 霧が湧き上がり、森をやさしく包み込む 鳥たちのさえずりが遠くから聞こえる 一羽、また一羽と朝の歌を奏でる 自然の調べが耳をくすぐり、心を満たす 霧雨の朝、生命の息吹が感じられる 遠くには山々が青く立ち上がり 霧に包まれた頂きが幻想的に

          自由詩「霧の声」

          霧の中に立ち込める静寂の中で 微かに聞こえるのは霧の声 空気を震わせるその囁きが 心の奥深くまで響く 夜の闇に包まれた森の中 霧が優しく包み込む 樹々の影が踊り 鳥たちの囀りが遠くに響く 霧の声は幻想的でありながら 深い哀愁を湛えている 遠い過去の記憶が呼び覚まされ 心の奥底で蠢く ふとした瞬間に感じる 霧の中に隠された存在の気配 見えないけれど存在は確かに 私たちを包み込む 霧の中に浮かぶ幻の光 その輝きが心を導く 迷いながらも進むべき道を 霧の声が教えてくれる

          閲覧ありがとうございます。 OFUSEに作品投稿しています。 ファンレターよろしくお願いします。 https://ofuse.me/d6a244e5

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