詩像　豊穣

豊かなる大地よ、我が目に映えしは
黄金に輝く稲穂の波、風に揺れて
農夫の手によりて、耕されし地は
豊かな実りをもたらし給う

春の訪れと共に、種をまく者は
大地に希望の光を灯し
夏の日差し、暑くも穂は茂り
緑の絨毯を大地に敷き詰め

秋風に吹かれて、稲穂は黄金に
実りの季節、喜びの歌を奏で
農夫の手によりて、収穫は始まり
豊かな恵みを大地に謳う

秋の宴には、酒盛り花盛り
豊穣の恵みに感謝し
神々の加護を讃えて、歌は響く
大地の恵みに満ちたる賛歌を

果実の実る木々もまた歌い
谷間に満ちる川の流れも
豊かなる大地は恵みを与え
我らが生命を育む根源なり

時の流れに翻弄されても
大地はその恵みを惜しみなく
季節は巡り、命は生まれ
豊穣の祝福を我らに与えん

啓示を与えし神々の庇護を
農作の神々に祈りを捧げ
豊かなる大地に感謝を捧ぐ
種をまき、収穫を讃えん

豊穣の大地よ、我らの歌は
永遠に響け、栄光を讃えん
神々の加護を受け、守りし大地に
豊かなる恵みを讃えん

古より伝わるるこの歌は
大地の恵みを称えるもの
農夫の手によりて、育てしものは
豊穣の実り、天地に謳う

世に変わりゆく時代の中で
大地の恵みは絶えず続き
種をまく手と農夫の労苦に
豊穣の歌は永遠に響く

讃えよ、豊かなる大地よ
我らが栄光を、恵みを
春夏秋冬、その時が来るまで
豊穣の歌は絶えることなし