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さたらま
2024年8月12日 13:13
時雨のマンションの前戦いを終え、組織の基地から戻ってきた藤と時雨マンションの前でバイクを停め、後ろに乗っていた時雨が降りる藤「未来に戻るまで、まだ時間がある。そうだな… 3時間後にまたここに来るよ」時雨「3時間後?」藤「うん、最後に二人でゆっくり走ろう。少し体を休めてから」時雨「…分かった!オシャレして待ってる」藤「ああ、それじゃ、まだあとで」藤はバイクのハンドルを
2024年8月7日 08:31
組織 基地内 時雨が囚われていた部屋藤「落ち着いた?」藤が来た安心と緊張からの解放で腰が抜けてしまった時雨が落ち着きを取り戻す時雨「…うん、ありがと」藤「それじゃ、そろそろ行こうか」藤が基地からの脱出をするために立ち上がろうとしたその時『あー、あー、聞こえるかね? N』基地のスピーカーから志摩の声が響いた『君の体については調べが済んだ。タイムトラベルについてはまだ分
2024年7月31日 13:53
組織 基地内水仙とライダーの激しい攻防が続く水仙「やだ… 案外やるじゃない… この私がここまで手こずるなんて…」ライダー「時雨を傷つけたお前を絶対に許さない…!」水仙は両手首から植物の弦を出し、ライダーに叩きつけるが、ライダーの周りには常に竜巻のような風が吹いており、弦が届かない水仙「なんなの…!あの風は…!」壊れた研究室から戦いを見守る志摩志摩「『N』は自然の力を受け
2024年7月26日 19:49
現在 時雨のマンション近くの公園時雨「・・・」藤の過去を聞き、言葉が出ない様子藤「これが、俺がこの時間に来た理由だ」時雨「なんて言ったらいいか分からないけど… 大変、だったんだね…」藤「ああ… でも、こうして時雨に会えてよかった」藤「いきなり巻き込んじゃった時は、心臓が止まるかと思ったけど…」時雨「私も怖かった… でも、藤くんが助けてくれたから、大丈夫!」藤「ありが
2024年7月25日 14:29
廃墟の町 はずれライオン怪人が皇と通信を取るライオン怪人「あんたから預かった装置が反応してるぞ」左手に握られたレーダーのような装置がピコピコと反応する皇「そうですか、では、奴らを襲撃してください。殺さずに。」ライオン怪人「いきなり襲うのか?何のために今まで…」皇「行けば分かります。私にはあなたの目を通して全て見えているのですから」ライオン怪人「了解だ。行ってくる」通
2024年7月16日 08:26
廃墟の街怪人とライダーが激しくぶつかる音が響く怪人「威勢よく登場した割には大した事ねえな」怪人と互角の勝負ライダー「こいつ、ハンターと同じくらい強い…!」志摩「藤、聞こえるか?」ヘルメットの無線が入る志摩「そいつはカブトムシ怪人だ。私が改造したときよりも強力になっている。おそらく、再改造でもされたのだろう。」ライダー「弱点とかは?」志摩「私の作品にそんなものある
2024年7月11日 18:52
廃墟の街 高台戸部の家の外、藤は高台から街を見つめていた戸部「ここにいたか」戸部がやってきた戸部「よいしょっと…」藤の横に座る戸部藤「あいつを連れてきたのは間違いでした… 組織を脱出したらすぐに分かれるべきだった」志摩を恨む藤戸部「そうだね、あいつは決して良い人間じゃない。君のことはもちろん、大勢の人生を台無しにしてきた」藤に寄り添う戸部藤「しかも、そのこと
2024年7月10日 17:44
戸部の家聞きなじみのないバイクのエンジン音で目が覚める戸部戸部「なんだ…?」外に出てみると、藤がいるではないか戸部「藤くん…?藤くんか!?」藤「はい… ご心配を…」戸部「よかった…!でも、どうやって…?」志摩「久しぶりだな、戸部」感動の再会に飽きた志摩が入ってくる戸部「あんたは… 志摩か?」志摩「夜通し走って疲れてるんだ、上がってもいいかな?積もる話もある」
2024年7月9日 12:51
組織 研究室大の字で台の上に寝かされるライダーヘルメットのみ外されており、首から下は変身後のままだそんな状態で目を覚ました藤はすぐに状況を理解する藤「ここは…実験室か…」志摩「おはよう、そしておかえり、N」手袋をはめながら志摩がやってきた藤「お前…!」志摩「おっと、そんな怖い顔をするな。さっき手助けしてやったのを忘れたか?」藤「手助け…?」先の戦闘中の通信を
2024年7月7日 18:32
組織 研究室研究員「主任! Nのエネルギー反応が確認されました!」研究室に声が響く志摩「何!? 一体場所はどこだ!?」研究員「T地区です!」志摩「あの女の力を借りるのは癪だが… 部隊に通達しろ! 奴を捕らえる!」水仙とハンターが部隊を率いてNの捕獲に乗り出した戸部の家戸部「この技術… まさかあいつの研究か?」藤「なにか分かったんですか?」一通りの運動能力やベ
2024年7月5日 17:53
男の家男「汚いところだけど、まあ入って」ギリギリ家という体裁を保っているオンボロ小屋に藤を入れる男「まあ、座れっ…て」焦点の合わないうつろな目をして突っ立っている藤の両肩をグッと押し込み無理やり座らせる藤を座らせた後、家の横に併設された巨大なろ過装置から水をコップに汲む男「こう見えて、物いじりが好きでね。ちゃあんとキレイな水になってるんだ」自作の全自動ろ過装置を自慢する
2024年7月3日 19:21
組織が世界侵略を始めて、1年後水仙「絶対に見つけ出すのよ!!」自分が指揮を取る戦闘員部隊に一喝する水仙大勢の戦闘員が敬礼の後、散開するハンター「しかし、どこ行っちまったんだ… 『N』の野郎…」隣にいたハンターがぼやく水仙「あのヘルメットがある限り、洗脳は完璧だって言ってたわよね? 志摩のやつ…」苛立ちを隠せない水仙一方、志摩は…志摩「くそっ! どこに欠陥があった
2024年7月2日 17:08
研究室女「ご苦労様、ハンター」ハンターと呼ばれた謎の男が、気を失った藤を台に乗せるハンター「こんな男が素体で大丈夫なのか?」志摩「いいんだ、若く健康なバイク乗り、それがこの『N』に必要な肉体だ」ハンター「俺の時は、俊敏で屈強な軍人だっけか?」女「おまけにいい男♡」ハンター「水仙… お前ほどじゃねえよ」女を「水仙」と呼び、人差し指でアゴに触れるハンター志摩「おい、
2024年7月1日 14:31
2限の講義が終わり、昼食を食べに行く藤と男友達男友達「あ、あの子…」藤「え? あっ」朝の不審者女子大生を発見藤「ちょっといってくる」拾ったキーホルダーを渡しに行く藤藤「あの…」女子大生「え? あっ…!」こちらを見るなり、手で口を覆う藤「これ、多分、君のだよね?」キーホルダーを渡す女子大生「あっ… あれ?」リュックを確認し、落としていたことに気づく