クミン

ちょっと見られたくてちょっと見られたくないようなことを書きます。

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最近の記事

日本人でよかった

最近SNSなどで安易な発言を見かける。この国は働いても税金がたくさん取られるし、少子高齢化でもう終わりだ。海外に移住して働こう、せめて子だけでも海外に行かせよう。 私はそのような人たちに対してなんて考えを持つんだと思う。逃げるように外国に移住する時、あなたは日本の先人が築き上げた信頼によって保証されたパスポートを握りしめて行くのだろう。そして何かあったら日本大使館や日本政府に助けてもらうのだろう。あなたが自由に国外に出られるのはあなたが散々に貶している日本が母国であるおかげ

    • 自分のため

       いつから損得勘定で動く人間になったのだろうか。私は同じ立場なのに自分の方が仕事が多いなどということに不満を抱いてしまう性格だと思う。家の手伝いでさえそうだから。ただ、大抵のコミュニティでは全く同じ役職や係、立ち位置の人はいないため、全ての仕事を平等にというのは不可能だとは理解しているが。  逆の視点もある。自分がやるべきことを他人に任せてしまったという、相手に損をさせてしまった、自分は思いがけず得をしてしまったという状況も落ち込む。  ボランティアをかじってから考えるよう

      • 中学校で排他的だったあの子も今では善人として生まれ変わって?(笑)、または善人の仮面を被って人に囲まれ充実した生活を送ってるんだろうな 他人からしたら私もそう見えてるかもしれないけど

        • 捨てたい気持ちと自分を振り返る資料として残しておいた方がいいかという悩みと

        日本人でよかった

        • 自分のため

        • 中学校で排他的だったあの子も今では善人として生まれ変わって?(笑)、または善人の仮面を被って人に囲まれ充実した生活を送ってるんだろうな 他人からしたら私もそう見えてるかもしれないけど

        • 捨てたい気持ちと自分を振り返る資料として残しておいた方がいいかという悩みと

          ひとりめ

           私の親は厳しい。しかし、親は学ぶ。様々なことにおいて、妹が私と同じ歳になる時には制限が緩んでいることが多い。大学生になった妹の自由さたるや。バイトの種類、外泊のハードル、いわゆる飲みサーへの許容。門限破りのスルー。  ルールが緩くなったことを親に指摘すると、状況は変わるでしょ、昔は昔、今は今だと言う。確かに社会は目まぐるしく変わる。状況の変化に応じたルールになるという法則は理解できる。でも、だ。たった1,2年で、酒を提供するバイトの仕事環境が、社会的にどう変化したのか。大

          ひとりめ

          先輩の器とは

          私が代表をしていた団体を応援できなくなった。 引退してもパソコンに残っていた団体の情報共有アプリを、ある日なんとなく開いてしまった。本当に何気なくだ。季節は夏の終わり。大学といえば秋の学祭に向けていよいよ具体的な準備を始める頃だ。ちょうどその内容が共有されており、見ると今年の学祭は私が去年提案した内容に決定されていた。もちろんそこで初めて知ったのだから、私には事前になにも言われず。 私が提案したものの自分が活動しているうちに実現できなかった原因は、コロナによる大学の制限だ

          先輩の器とは

          皮肉屋

          時として褒め言葉にもなるような言い方で皮肉られた時、そしてなんとなくそれを自分でも自覚している時、どう反応するのが正解なのだろう。 そして「そんなことないですー笑」と返したら「いや、褒めてないです」とさらに返された時、どう反応するのが正解なのだろう。 そしてその相手が、「いや皮肉言わないでくださいよ」などと返したら角が立つような、遠い目上でもないが上の立場である学校の先輩だった時、どう反応するのが正解なのだろう。 こんなこと考えている自分は皮肉屋で、そしてこんな言い方を

          歌詞について

          名誉伝説のラヴィングという曲に出会った。歌詞の意味を考えて何回も繰り返し聴くうちに涙が出てきた。 永遠の愛を誓いたかった相手を亡くし、また再会を願う歌。 自分たちのことをツインレイと表現していることからも、お互いに魂の片割れ、魂の伴侶だと思える相手のことなんだと感じる。しかし魂が再び一つになるためにツインレイには試練が与えられている。その試練が、片方のあまりにも早い「死」だったのだろう。ラヴィングユー!マリーユー!と声をかけてももう返事は返ってこない。だけど君を想い続ける

          歌詞について

          透明な部屋 1

          なぜこんなそれっぽい名前をつけてしまったのか。そして前回序章なんてかっこつけてしまったのか。まさに私がプロフィールに書いた、ちょっと見られたくてちょっと見られたくない内容ではないか。 透明な部屋というのは、私が日々の生活で感じたこと。母は娘の全てをを把握したいのだろうか。妹と共同で部屋を使っていることについては不満はない。勉強机までやってきて、覗き込んでくることがあるのが納得いかない。そこまでなんでも見たいか?監視しないと気が済まないか? 高校生の時はスマホをリビングに置い

          透明な部屋 1

          歩道は誰の道?から危機管理の話

          あれは覚えている中でもかなり気分が悪い出来事だった。 狭い歩道を1人で歩いていたら、後ろから自転車に乗った人が来た。しばらく曲がり角のない、まっすぐな道。あろうことか、ベルを鳴らしながら「気をつけろよ」と言いながら追い抜いてきた。ねえ道交法って知ってる?「気をつけろよはこっちのセリフだ!」と、どれほど言い返したかったことか。 でも、とても嫌な思いをしたのに(というかそもそも危険でしょ)、いざという時に声は出せなかった。きっと人間に備わっている危機管理能力として、相手が話の

          歩道は誰の道?から危機管理の話

          透明な部屋 序章

          私は恵まれている。好きなことをするために応援してくれる家族に囲まれて。今まで色々なところに連れて行ってもらった。貧しいと感じたことはない。家族はよく出かけるほど仲が良く、なるべくみんなが揃ってご飯を食べ、コミュニケーションが絶えない理想的な家庭環境。 私は今までに両親に与えてもらってきたものが多すぎて、感謝せずにはいられない。しかし、なんでも把握し、行動を制限し、子供を管理しようとする親と過ごすのは窮屈で、不自由で、気が休まらない。私はこの2つの感情の狭間で生きてきた。

          透明な部屋 序章

          選挙が近づくたびに思い出すこと

           街頭演説があまり好きではない。小学生の頃、狭い歩道を歩いていたところ、同じ道をすれ違う街頭演説で移動している人にシッシッと手で払うような仕草で追い払われた。そのようなことをしてきたのは候補者本人ではなく関係者だったが、酷い扱いを受けたと強く感じたことは確かだ。  どの候補者の集団かさえも忘れてしまったが、ルールを守って歩く小学生を、集団で広がり歩きをしながら手で追い払うような人たちには投票したくないと幼いながらに強く思った。嫌な思い出だ。  部活動やサークルの新入生の勧誘

          選挙が近づくたびに思い出すこと

          遊ぶ勇気

          思えば人生で家族以外と、学校行事や所属団体でのイベント以外で旅行に行ったことがない。泊まりで遊んでも日帰りで行けるレベルの距離の場所。知らない土地で思いっきり遊んだことがないのだ。 昔から厳しい親に外出の許可を取ろうとすると勉強は大丈夫なの?と聞かれ、挫けてしまっていた。また門限も早いため、大掛かりな計画がしづらかった。 さて、大学生といえば旅行が大切なものに入る人が多い気がする。私も大学生になったら友達とたくさん旅行をして、充実させるつもりでいた。しかし、実際には一度も

          遊ぶ勇気

          泣いたもん勝ち?

          小学生の時、給食のおかわりや係決めで恨みっこなしのじゃんけんをしたのに負けて泣いてしまう子がいたと思います。その一方で、泣いている子を見て思わず譲ってしまう子もいました。 思い通りにならなくて泣くのは、幼い子にとっては自己主張の手段であるし、泣きたいわけではないのに涙が出てくることもある。このことについてはまた別で書きます。今日は思わず給食を譲ってしまった子の話をしましょう。 私は言葉を選ばずに言うとこの泣いたもん勝ちの世界が、小学校では終わっていないように思えるのです。辛

          泣いたもん勝ち?

          コロナと孤独

          コロナが始まった年、私は大学生になったばかりだった。受験を自分なりに頑張り憧れていた分野をこれから専攻できること、新しい友人、サークルなどでの新しいことの挑戦。人生で一番新鮮な時期が待ち構えていると思っていた。 しかし得体の知れないウイルスが蔓延している中で、昔から厳しい私の両親は街に人が出歩くようになってからも私の外出をかなり制限した。大学でみんなが新しいコミュニティを作っていくのをSNSで見たり、遊びに誘ってもらえたのを断らなければならないたびに悲しくなり、家ではずっと

          コロナと孤独

          ゴールテープ

          私はマラソン大会で自分より走るのが得意でない友達と「一緒に走ろうね」という話をしたら、最後まで裏切れない人間だと思う。馬鹿正直に最後まで並走。それだけでなく、1人ずつしか通れないゴール後の順位のカードを配られるところで先を譲ってしまいそう。 これは例えの話で、実際には私は足がかなり遅いのでおそらくこのような場面にはならないが(笑)、今の私はそういう人間になっている。周りからは優しい人だと思ってもらえるが、絶対に自分でゴールテープを切ることはできない。究極には、優勝を掴むこと

          ゴールテープ