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ゴールテープ

私はマラソン大会で自分より走るのが得意でない友達と「一緒に走ろうね」という話をしたら、最後まで裏切れない人間だと思う。馬鹿正直に最後まで並走。それだけでなく、1人ずつしか通れないゴール後の順位のカードを配られるところで先を譲ってしまいそう。

これは例えの話で、実際には私は足がかなり遅いのでおそらくこのような場面にはならないが(笑)、今の私はそういう人間になっている。周りからは優しい人だと思ってもらえるが、絶対に自分でゴールテープを切ることはできない。究極には、優勝を掴むことができないということだ。

周りに気を遣い、ペースを合わせたくなってしまい、自分のするべきことに集中できない。そして、気づけば自分が一番後ろになって置いて行かれているということもある。

誰だって自分が一番大事だ。最後に自分を前進させることができるのは他の誰でもない自分のみ。人を裏切る人間にはなりたくないが、お人好しになりすぎず、もっと自分のやるべきことを大事にできるようになりたい。将来の夢があまりにも遠く大きなものになってしまわないうちに、自分を変えたい。

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